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センチメンタル過剰

結婚式の前日である。
最近、準備の最中、ふと人生を振り返ってみたりしてた。あ、この日記恐ろしく長いよ。

別に結婚してもしなくても幸せになれたりなれなかったりするし、ぼくはたまたま結婚をして、結婚式をする選択をしただけ。

自分が結婚式をするなんて想像もしてなかった。奥さんがしたいと言ったから、2つ返事でやると決めただけ..と思ってたけど、やるからにはと、けっこう張り切ってしまい、本気で楽しみだし、やると決めて本当によかったと思っている。

最近、今までお世話になった人に感謝の気持ちが溢れてでて。自分みたいな奴に、何でこんなにも温かくしてくれるのだろうかとか本当に小首を傾げている。でも、本当は、自分が気づかないだけで、今までも本当にみんなが優しくしてくれていたんだなあ。今さらきづく。
結婚、結婚式に至る過程で再確認できたし、いろんな人の優しさを明確に覚えている。

忘れない。
結婚挨拶の菓子折りには大好きな百塔珈琲のコーヒーを持っていった。緊張したけど、心の支えだった。買いに行った時、しば田さんが優しくれたこと、くろ君がラッピングに100均まで走りましょうか?と言ってくれたこと。

つくばロックで、 tasparkのettieさんが素敵な写真を撮る為に一生懸命になってくれたこと。
ナツナツナさんに祝福いただいたこと。
何より、SuiseiNoboAzに祝福いただいたこと。
人生で最高の瞬間の一つ。
勝手に高野さんとの2ショットを飾るつもり。万が一これを読んでたら、無許可すみません。

勇気を出して数年ぶりに連絡した友人が即答で絶対行くと言ってくれたこと。

コーヒーの競技会(SBC)の主催者が、式場との打ち合わせと重なり、本当は参加できない日程だったのに、無理して審査をしてくれたこと。

会社の副社長がビジネス抜きに本気で喜んでくれたこと。何か月も前からスピーチを考えてくれたこと。みんなが体調を気遣ってくれたこと。

17年間も髪を切ってくれている美容師さんが、自分にできる最高の仕事をすると言って切ってくれたこと。

60過ぎた片親の母親が、心身削ってパートで稼いだお金でお祝いをくれたこと。帰り道、涙が本当に止まらなかった。

他にも数えきれないぐらいの愛を感じた。
自分には大して誇れるものがない分、自分が好きなものには執着して愛し続けてきてよかったと思っている。

父親のこととか、いろいろ悩んだ時は、いつもボアズの音楽が、コーヒーが寄り添ってくれた。

結婚式は自主企画だし、所詮自己満に過ぎないんだけど、ほんのわずかでも、来てくれる人に感謝が伝えられて、笑ってもらえたらいいな。

こんな機会を与えてくれた奥さんありがとう。
大好きなお菓子をやめ、糖質制限して、夜は走りに行ってた。あなたの努力にも感動した。
終わったら、好きなものを食べよう。
一緒におれも頑張った。高野さんの、選びに選び抜いた糖質は間違いないという言葉にも何度か助けられた。

日が近づくにつれて、奥さんはうまくいくか不安が増していった。でも、大丈夫。
もう結婚式は成功した。自分達が愛する人たちがこんなにも祝福してくれている。もう成功してる。たぶん、おれは挨拶とかをどっかで間違えるだろう。でも、もう成功してるから大丈夫。今日は寝る前にこの話しをしよう。

準備は整った。
ウェルカムボードはnatunatunaさんに描いてもらった。言うまでもなく最高だ。大好きなバンドのサインも飾る。2人の好きを凝縮した。

明日はボアズが山形でライブなのか。こっちも石原さんがpikaの時に言うMCみたいに輝くような日になればいいなあ。




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