2019年12月11日（水）
at 恵比寿リキッドルーム
「DESTROY THE UNIVERSE↔︎宇宙ヲ破壊致シ候」
MASS OF THE FERMENTING DREGS
×SuiseiNoboAz

夢のような日だった。師走の忙しさに心も身体もやられてけど、この日のために全てを捧げてきた甲斐があった。

僕はSuiseiNoboAzが大好きだ。どんな説明も言葉では追いつかない。心底好きだ。

もしかしたら、ボアズのメンバーにとっても恵比寿LIQUIDROOMでライブすることは大きな目標だったかもしれない。
でも、「ボアズを大きな会場で見たい」というのは僕にとってもずっと夢だった。ファンになって何年も経つがその想いは年月を経てより大きくなっていった。

会場の大きさとかっこよさは比例しない。そんなことはわかっている。
でも、ボアズの、小さなライブハウスが壊れそうなあの爆音が大きな会場で鳴り響いたら絶対に凄いことになると確信していたし、
リキッドルームやスタジオコーストで他のバンドを見ている時も、心の中では「ボアズならもっとかっこいいはず..」いつもそう思っていた。

そしてついに、恵比寿LIQUIDROOMでのライブが決まった。発表された日から、本当に毎日指折りこの日を待っていた。

そして夢の日はあっという間に終わってしまった。陳腐な感想で汚したくないから詳細は書かない。
ワンマンがいいなあとか当初思ってたけど、マスドレとステージに並んで交互に、最後は一緒に演奏した光景は圧巻だった。推しのバンドがどっちかという概念は消えてマスドレも死ぬほどかっこよかった。僕の大好きな高野さんが笑顔だったのが印象的だった。きっといろいろなものを乗り越えてきたんだろうなあ

生きていくことはとても辛いことだ。泥のように眠り朝を迎えるだけでやっとだ。
だが、そんな日々の中にボアズの音楽やライブがあるのは自分にとっての救い。こいつ言い過ぎと言われるかもしれないけど、自分が大切にしているものや人に対する気持ちは簡単に壊れない。

別に人生に絶望したわけでもないし、将来の夢や希望もある。語るほど大それたものじゃないだけ。仮に自分に何もなくても、その時は自分が好きなものや人達を大切にしていけばいいだけ。好きな漫画のワンシーンをおもむろに貼る。

リキッドルームのボアズは自分が頭の中でずっと想像してきたとおり、いやずっとかっこよかった。願わくは今後も大きな舞台で見たい。
今のボアズが最高で、次のライブはそれを超えてくる。いつかは想像を超える日がくる。またそれを見に行くだけだ。これからも。

#MASSOFTHEFERMENTINGDREGS #SuiseiNoboAz