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人間界の宗教について

どうも、カッパです。
今日は、人間界の宗教について考えていく。先に言っておくが、カッパ界には宗教なるものは存在しない。存在しないのだが、人間のように例えば神や、昔生きていたとされる偉人とされる者を崇拝しているということは無く、もっと合理的なものである。人間界の言葉で言うと、真理というのが最も近い言葉に感じるが、、、。まあ、日本では小学校時代に道徳という教科で学ぶような内容である。こういうことは悪いのだとか、こういう場合どうするべきかとか、そんなような内容である。人間の世界では、その軸が分裂し、各々好きなものを信仰している、または何も信仰していない者と別れる。実に興味深い。
なぜなら、カッパの世界では、真理の教えを皆共通に学ぶからだ。そしてその真理については日夜研究され、更新され続けている。

 人間界で言う宗教は何百、もしかするともっとかもしれないが、数えきれないほどの数が存在するらしい。各々、神であったり、他界した人であったり、あるいは実際に存在する人の教えを盲目的に信じているらしい。人間によっては宗教との出会いが人生を変えたと言う者や、宗教同士の争いがあることもあるという。誰が何を信じようがどうだっていいのだが、、、、、。私としては盲目的に信じて流されてしまう人間にホトホト呆れてしまう。なぜかって?まるでカッパを神のように思っている人間がいる様で私の実家の前におにぎりを供えていく者がいるからだ。分からぬか?おにぎりは腐るのだ。じつに迷惑である。私はその人間に問いたいのだが、今までにカッパがあなたの助けをしたり人生を導いたりしたことがあるのだろうか。昔から言い伝えられている、親が信仰している、などの理由で宗教を信仰している者は即刻辞めた方がいい。人から言われたことを盲目的に信じ、さらには他の者に迷惑をかけながら信仰していることに気付け。

 実をいうと、カッパである私は人間界にこっそりと人間として暮らしている。(本当はイケナイ事なので内緒にしてほしい)人間界の私の住まいにも、宗教を信仰していると思われる人間が訪れ、話しをしてくることがある。もう我慢の限界である。私はその時ドラマを見ていた。一週間待ちに待ったドラマである。宗教に信仰するのは勝手だが、私の時間を奪っていくのは勘弁してほしい。そんな迷惑をかけておきながら、自分は世界平和のために良いことをしていると思い込んでいるのだから呆れてものも言えない。

 私たちカッパからすれば、人間界で宗教を一つに統一していただきたい。そして全員その宗教に加入。その後の信仰の度合いについては自由にしてくれ。そうすれば、宗教同士の争いもなくなる。これは不可能なのだろうか。、、、、、、人間界の宗教について少々調べたが、不可能に近いな。
人間界は難しいものだ。