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ショート動画戦国時代の幕開け

2022年12月22日(木)に双葉社より「ショート動画戦国時代」と題した書籍を出版させて頂きました。
(※双葉社さんはクレヨンしんちゃんの出版社でして、私もクレヨンしんちゃんと同じ埼玉県春日部市出身なので勝手に運命を感じてます)

背景など

私は約4〜5年前にTikTokを扱ったビジネスをスタートしてから現在に至るで様々な経験をしてきました。その間にYouTubeショート、Instagramリール、LINE VOOMなどのサービスもスタートし、ショート動画市場は急激な成長を遂げています。
そして一過性のブームではなく、今最もビジネスチャンスのあるプラットフォームへと進化している中で、私の経験やノウハウが更なる市場の活性化に繋がればという思いで出版させて頂きました。

本書は自身の見解だけではなく、クリエイターとビジネスやクリエイティブを共創してきた私の強みを生かし、様々なジャンルで成功を収めているトップクリエイター、マーケティング活用に成功した企業担当者様との対談にボリュームを割きました。
現状TikTokはじめショート動画において、1人の見解だけでは補いきれない膨大な情報があふれているかつ、アルゴリズムの変化やアップデートが日々進んでいます。
それゆえ、私ひとりの見解よりも多数の成功事例に触れることこそ重要であると考えこの形にしました。

今回、Buzz Magician Shinさん、修一朗さん、ながの社長さん、ごっこ倶楽部さん、ローカルカンピオーネさん、やみちゃんさん、東京グルメさん、しんのすけ映画感想さん、そしてドミノ・ピザさん、I-neさん、ユニバーサル ミュージックさんという、名だたるトップクリエイター・企業様にご参加頂きました。
ここまで最前線で活躍する多くのクリエイターや企業様が参加している書籍は他を探しても見当たらないと思います。

お忙しい中ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。

より詳しく、どういった内容なのか分かるよう"はじめに"を公開しますので、興味のある方は是非一読お願いします。


はじめに

ショート動画、「TikTok」と聞いて存在自体は知っている、もしくは、すで に活用しているという方も多いことでしょう。2021年頃からは、TikTokがきっかけでヒットする楽曲や商品が続々と登場し、『日経トレンディ』が発表した2021年ヒット商品ベストで「TikTok売れ」が1位となり、大きな話題になりました。
TikTokに対する世間の認識も、ダンスやリップシンクを中心とした〝若者の 間で流行っているショート動画プラットフォーム〞というイメージから、多様化したコンテンツで消費を動かす〝幅広い年齢層のユーザーが利用するショート動画プラッ トフォーム〞に変化。今最もビジネスチャンスのあるプラットフォームへと進化を遂げました。

こうしたTikTokの盛り上がりに牽引される形で、ショート動画のプラットフ ォームは現在、多様化しています。既存の巨大SNSもこぞってショート動画の機能を実装し、「YouTubeショート」、「Instagramリール」、「LINE V OOM」として展開。ショート動画市場は一過性のブームではなく、今後もさらなる発展が見込まれているのです。

私が取締役COO(最高執行責任者)を務める『株式会社スターミュージック・エンタテインメント』は、創業時から音楽・インフルエンサーマーケティングを軸に事業展開し、2018年からTikTokのビジネスをスタートしました。 TikTokをきっかけに国内最大規模のMCN(マルチチャンネルネットワーク)の運営をはじめ、SNSマーケティング支援や動画・楽曲制作など幅広く事業を展開するようになり、クリエイターと共に日々成長しています。 
当初は前談にもある通り、新規メディアかつ〝若年層の中で流行っているSNS〞 というイメージが強かったため、提案しても、新規メディアへの感度が高い一部の企業にしか、TikTokを活用してもらうことができませんでした。そうした中で、TikTokやショート動画市場は大きく成長し、〝TikTok売れ〞が多発。TikTokをはじめショート動画をいかにビジネスに活用するのか、どうしたらショート動画でヒットを作れるのかといったクライアントからの相談も年々増え、ウェビナーなどでショート動画ビジネスについて講演する機会も増えていきました。ユーザ ー数の増加とともに、注目度を増すショート動画市場ですが、今後ますますビジネス の中心となっていくことでしょう。

では、どうすればショート動画でビジネスチャンスを掴めるのか。TikTokを はじめショート動画に挑戦してみたい、挑戦してみたが結果が出なかったという方も多いことでしょう。絶対的な正解はありませんが、ショート動画でバズっているトッ プクリエイターや、いち早く先行した企業の成功事例の中に、限りなく正解に近い答えがあると思います。

そこで本書は、自身の見解だけではなく、クリエイターとビジネスやクリエイティブを共創してきた私の強みを生かして、様々なジャンルで成功を収めているトップクリエイター、マーケティング活用に成功した企業担当者との対談にボリュームを割いています。また、彼らの意見から、ショート動画で成功するための共通点や〝即実践〞できるノウハウを導き出しました。 
現状、TikTokはじめショート動画においては、1人の見解だけでは補いきれ ない膨大な情報があふれ、AI・アルゴリズムの変化、アップデートが日々進んでいます。それゆえ、私の見解だけではなく、幅広いジャンルのトップクリエイターを網羅し、多数の成功事例に触れることこそ、重要であると考えました。
本書を読むだけで、多くの成功者の生の声に触れられる点は、既存のショート動画関連本にはない強みであると自負しております。

なかなか普段の生活では、トップクリエイターやノウハウを持ったマーケターと直接話す機会や質問できる機会は少ないと思います。本書を通じて、それを疑似体験し ていただき、皆様のビジネスやコンテンツ作りに役立てていただければ幸いです。

2022年12月
株式会社スターミュージック・エンタテインメント取締役COO 中村雄太


書籍構成

第1章 タテ型・短尺のショート動画「TikTok」を知る!
~フォロワー0でバズる拡散力で急成長~
第2章 「TikTok」「YouTubeショート」「Instagramリール」「LINE VOOM」
~4大プラットフォームの特徴と利用者実態~
第3章 「TikTok売れ」と音楽
~UGCがヒットを生む!~
第4章 企業の成功事例に学ぶ「ショート動画で売る!」
~アカウント運用、PR投稿、広告配信~
第5章 トップクリエイターの「バズる秘訣」
~視聴数と収益を上げる方法とは~
第6章 ショート動画の未来
~収益化・新機能・次なるトレンド~


いよいよ「ショート動画戦国時代」の幕開けです。 まだまだブルーオーシャンな〝ショート動画〞というビッグウェーブに乗り遅れないよう、本書という武器を手に、いざ出陣しましょう!

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