新卒フリーターが、ヨルダンに仕事を増やす 実況中継 No.4

初ネパールの学生をお迎えにあがったら、空港で財布をなくしてしまった7回目ネパールの南條です。

財布をわけていたので、大事には至らなかったですが、いきなり反面教師をかまされた学生の表情は複雑でした。

*先ほど(8/18)、財布が見つかったことが分かりました!




(ネパールでも、お供のブラウン財布)


今回は、前回の続きになるので、最初に、さっらーと、前回の記事を振り返ります。

まず、ヨルダンにアウトソースするHP制作の仕事の受注先として、母校、横浜国立大学を狙います。

その理由は、「泥臭く、勝てる!」と「ヨコ展開がしやすい!」です。

しかし、不安もあり、主に以下2点を懸念していました。

①既存業者が、すでに強固な関係性を築いているのではないか

②既存案件が、そもそも少ないのではないか

このことも含めて、今回、「じゃあ、実際にどうやって「泥臭く、勝つ!」のか」を提案します。

なお、聞き込みの際は、オフレコの内容もあり、個人が特定されたくない方もいらっしゃるので、そこを配慮した記載にしています。


それでは、まだまだ聞き込みが甘いことは承知しつつも、ざっくりと得られた情報を整理しました。

・知り合いの小さな業者が安く請け負っている場合が多い。

・デザインへのこだわりが少ないため、価格競争になりやすい。

・既存のHP制作の仕事は、部局単位で、2~3年に1度くらいテコ入れ、もしくは新しく作り直しているようでした。

・部局といっても、いくつもの実質的な単位があり、HPの需要は、学部や学科以上にありそう。

・先生個人が業者にHP制作を頼むことは、あまりなさそう。


これらを踏まえ、僕たちは、「先生個人のHP制作の市場を開拓する」ことにしました。

「え、お金もないし、ヨルダンまでの時間もないのに、どうして、いきなり時間のかかる、新規開拓を行うの?」

そうですよね。

本当にそう思います。

ただ、とりあえず、一旦飲み込んで、僕のはなしを聞いてください。


「大学の先生は、個人商店のようなもの。対外的に自分を示すためのHPは、必要なのかもしれない。」

これは、聞き込みを行っていた際に聞いたある先生の言葉です。

大学の先生は、裁量労働制の中、資金を獲得し、研究をしたり、研究室を運営したり、授業も行ったり、企業と共同事業をしたり、、、。

たしかに、とても裁量権が大きく、言ってしまえば、フリーランスや中小企業のようです。

自分達の名刺となるHPは、あって損はありませんね。

それでは試しに、部局単位ではなく、横浜国立大学の先生を対象にした市場規模を計算しましょう。

横浜国立大学の教員数は573人です。(https://www.ynu.ac.jp/about/ynu/persons/officers.html)

とりあえず、平均20万円で、一つのHPを制作するとします。

15人に1人がHPを依頼してくれたとすると、
573÷15(=38.2人)×200,000=7,640,000円

おお、規模は小さいけど、まともな数字が見えてきた、、、

実況中継No.2では、アウトソースを管理するマネージャー1人につき、最高月8人ずつ得られる状態を仮定しました。

ただ、今、インターン生もすごい勢いで技術を身に着けはじめているんです。

なので、日本人3人で、ヨルダンの方10人を管理できるとします。

来月から、毎月2人の仕事を得られていったとすると、、、


2月までに、40人を達成して、売上総額800万円です。

加えて、平均50万円程の部局の案件情報もちらほら聞こえており、これだけ大学の先生方にあっていれば、より部局の仕事の情報も入ってきます。

また、ここまで仕事ができるようになれば、当然、大学の先生以外にも広げていけます。

お、これは、なんとなくいけるかな。

「先生個人のHP制作の市場を開拓する」

ざっくり計算すぎるかもしれませんが、現状の制約も考えると、うごきだしてみる価値はあります。

よし、こっから行動レベルまでかきこむぞー

と書いたんですが、

すっごくながくなっちゃいました、、、。

なので、すみません。次回にまわします。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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