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ケーキを考えたきっかけ

写真は抹茶のモンブランタルトです。試作品なので和栗など載せてデコレーションしたいと思ってます。

読んでくださる方を意識せず、思いつくままに書いてるのでわかりにくく恐縮ですが、会社の中でケーキを使って組織変革をしています。

というと、かなり高尚な感じなのですが、要は対話の機会を生み、安心安全な場を提供することで、組織の関係性を良くすることを目的としています。

もっとベタに言うと、お菓子食べながらみんなで好きな事話そうよ、という会を定期的に開催するとみんなイキイキします。

なぜケーキなのかというと、色々調べて試した結果、手作りケーキがとてもフィットしたのです。

一つのきっかけは社内のアンケート調査でした。会社、組織、個人の関わりをエンゲージメントの調査の中で突出したスコアを出したチームがありました。

そこはちょいワル風オヤジ上司と若手の女性で構成されていて、客観的に見てウザそう…と思うような関係性でした。

なんでこんなスコアなんだと掘り下げると、まあ…彼は細かくフォローしてました。マメです。例えば外出した後、毎回反省会を近くのカフェでケーキを食べながら実施していたのです。

それを単純に嬉しいと思う部分と、そこまでやってくれてるのにウザいとか言えないという部分も混じっているようですが、部下の評価は高くなっていた、別のいい方でいえは、悪くはならなかったと思いました。

もちろん彼の人格や振る舞い含めての評価だと思います。おそるべしケーキ、とその時感じました。またそのチームにステキだなぁと思う女性もいたので、単純に嫉妬です……。(笑)。

もう一つは差入れの効果を実感した時です。社員同士の懇談会の企画があり、私自身は参加が出来なかったので何か差入れでもしようと考えてました。

その時、喜ばれるお菓子にしようと思いました。ただ普通ではつまらないと思って、東京駅の大丸で行列のできる有名なお菓子を買ってきました。

私は参加してないので様子は分からなかったのですが、ある日、あまり話した事のなかった、どちらかというとクールなイメージのある女性からエレベーター前で呼び止められ、

「あのお菓子大好きなんです。とても美味しかったです。ありがとうございました。」

と言われビックリしました。シンプルに参加者からお礼を言われただけですが、会話や挨拶のキッカケになる事をその時に実感しました。

そんな事がきっかけで、スイートな関係性〜優しく繋がっていく〜を考えるようになりました。

じゃあ、お金かけてたくさんケーキ買えばいいのか、というとそうでもないのです。人は急にタダでなんでも食べれらるというと、逆に不安になります。また個人が一方的に出資していると、イヤラシさも感じてしまうのです。

そこから、毎回買うのではなく、手作りはどうだろうと考えるようになりました。次回、なぜ手作りなのか?を書きたいと思います。

読んで頂きありがとうございました。



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