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手作りケーキがもたらす効果

ブルーベリーチーズケーキを作りました。ブルーベリーが余ってしまった時、チーズケーキは作るのが簡単なのでその中に入れてみました。

このnoteを書きたくて、ケーキを作っている感じです。上手く断面を見せようとカットしたら、パックマンみたいになってしまった…笑。写真はまだ課題がありますね。

社内カフェで手作りケーキを出す事の効果として3つのキーワードで説明します。

⒈ ハッピー
2.インパクト
3.シェア

まず1,ハッピーは、ケーキという食べ物そのものが持つ魅力で、視覚的にも、味覚的にもハッピーな感覚になります。これはケーキは特別な日、お祝い、ご褒美の日などに食べられる機会が多いからだと思います。また健康志向のトレンドから見ると、日常的に毎日たくさん食べる人は少なく、抑圧されがちな物なので、ハッピーが増幅します。特に女性には魔力というくらい響く事があります。

またケーキがあると、誕生日のお祝いに繋げやすいのです。例えば、社内カフェを開催した月に誕生日の日を探すとたいてい1人はいます。また先月だったり、来月と幅を少し広げれば対象者は増えます。初めて会った人同士でも誕生日をお祝いされて、嬉しい人は多いと思います。

職場の中は仕事に集中するあまり、ギスギスしたり笑顔も減ってしまう時にはあると思いますが、瞬間でもハッピーが起こると今日の楽しかった事の一つとして記憶に残り、頑張ろう!となるのです。

2.インパクトは、ケーキはホールで必ず持っていきます。すると、みんなビックリします。ホールケーキは値段が張るもの(2千円から5千円くらいする)という感覚もあるので、たいそうなものを作ってきたと思われます。作る人以外は切る前のホールケーキを見る機会が少ないのも要因です。

また男性の私が作っている事もインパクトに繋がります。多くの男性は作った事がない人が多く、こんなの作れるのはスゴイ!となりますし、女性はケーキの作成経験がある人も多いですが、だからこそ、その大変さを知っていて、スゴイ!となります。

また会社で生菓子を食べる機会が滅多にない事もインパクトが強まる要因です。休日や食事のデザートで食べる事はあっても平日の昼間の仕事をしている間は、味覚にズドンと訴えてくるようです。視覚や聴覚や触覚は研ぎ澄まされてても、味覚はお昼かおやつの時間に限られてますからね。

インパクトがあると、「会社でケーキが出た」と社内のメンバーに伝えやすいメッセージとなり、「何それ?」と口コミ的に人が増えていくことも関係性に影響があります。

3.シェアは、ホールケーキをシェアするとある種の一体感が生まれます。結婚式のケーキ入刀後、みんなでシェアする感覚です。そこでポイントはケーキはカットせず、ホールのままで持っていく事がポイントです。

「さっき見たホールケーキをみんなでカットした」というイベント性が生まれます。マグロの解体ショー的な事に近いのかもしれません。また、誕生日の人を中心にすると、祝われる人と祝う人というわかりやすく良い関係に向かいます。

当初、効率を考えて事前にカットしたり、ラッピング済みで準備をしていました。すると、用意してきた感じとまるで買ってきた感が出てしまって、経費で買った市販品なのかなと勘違いされ、反応が薄かったのです。

また当日参加可能、出入り自由としているので、用意した個数が足りない、または、余るという事もありました。ホールだとその場で切るのは確かに大変ですが、その時点でいる人達分の大きさにカットすれば良いので公平に割る事が出来ます。

そしてシェアの大きなポイントは、この社内カフェに対する私とメンバーの想いをみんなでシェアできる事です。みんなの為に家で時間をかけて作って、通勤にここまで運んできた事、それを参加者の為にカットして、机まで運ぶ、そのストーリー性にみんな感動してくれます。

私たちも、この瞬間に集まったこの参加者と楽しい時間を過ごしたいと思っています。その想いは伝える事も、伝わる事も喜びであり、それを自分の勤めている会社で味わう事ができると関係性は更に良くなっていきます。

でも、準備や作成の労力、コストもかかるし大変なんじゃないの?と思う方もいると思います。ただ手作りケーキはそこも優れています。次回以降書きたいと思います。

読んで頂き、ありがとうございました。

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