yutaka koshiba

漂流する浪漫派リサーチャー

沖縄本島北部やんばる地方は、自然の宝箱だった

去年は小浜島、その前は宮古島と、ここんところ我が家は年イチペースで沖縄に行くのが楽しみになっている。今年の春は西表島にでも行こうかと話していたんだけど、時間の都合で実現できなかった。でもそういえば沖縄本島でも北部には行ったことないよねってことで、四月中旬に二泊三日で訪ねることにした。

初日は15時過ぎに那覇空港に到着し、レンタカーに乗って北を目指す。前に安い車を借りたら空港からめっちゃ遠い営業所

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平成31年4月30日に『箱の中の天皇』を読む

まもなく退位する今上天皇の眼前で、マリ(作者の投影)とマッカーサー元帥が激しいディベートを繰り広げる。象徴とは何か? 天皇とは何か? いろんな意味でキケンな領域に踏み込むプロットだけど、小説ならではの夢幻な表現とロジカルな討論劇の組み合わせで、政治的・思想的なキワどさを免れている。

「小説とはいえ、現役の天皇陛下を登場させて何を言わせるのか?」 という疑問にも、“お気持ち”談話の引用とミニマルな

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