挫折のしくみ

挫折。

きっと、あなたも経験したことのある、苦くて酸っぱい果実。

食べなきゃ死んでしまうから、仕方なく口にする。

涙がこぼれ、心を握りしめられる。

そんな挫折を代弁する曲を聴きながら。

ぼくもしました。たくさんの挫折。

しかし、果たして、"あの人たち"に挫折はあったのだろうか?

きっとあります。とっても小さな挫折が。
いや、ないかもしれません。

なぜ、僕らはこんなに苦しい思いをしているのか。

なぜこんなにも挫折しなければいけないのか。

まてよ?

挫折しまくった僕らなら、挫折のしくみを明らかにできるのではないか。

そんな"挫折のしくみ"を
「時間」「視点」「変える」
の3つを軸に、明らかにしていきます。

挫折という、苦くて酸っぱい果実を、少しでも、甘くて食べごたえのあるものに変えます。変えてみせます。



■時間

僕らに平等にあるのは、「時間」です。
簡単にいうと、
お金でもドルと円は違いますが、
私とあなたの1時間は同じということです。
そして、
その同じ1時間を、まったく違う価値に変えてしまいます。
これが、"挫折のしくみ"の入り口です。

時間には、

・可能性と"交換できる時間"
・可能性を"可能に変えてきた時間"
があります。

簡単にいうと、
・これからの時間
・今までの時間
です。

この"これからの時間"と"今までの時間"が、その人の「可能性」を示します。

"これからの時間"がたくさんあると、新しく始められる「可能性」があります。
いわゆる若者や初心者。

"今までの時間"に成し遂げたことがあると、また同じようにできる「可能性」があります。
いわゆるベテランや経験者。

人々は、この"可能性の違い"を「実感・想像」することで挫折します

さらに、この可能性は才能と交換できます。

■視点

ある方は素手で掘る
ある方はショベルカーで掘る
エンジンは、ショベルカーで掘った功績と交換できるので、さらに掘れる。
素手で掘ると、ショベルカーに敵わない。ので、さらに掘れなくなる。

うまくいった人は、自分がショベルカーで掘っていることを知りません。
「え、簡単じゃん。掘るだけやん。」
周りも、その人のショベルカーは見えません。

この"簡単じゃんの視点"が
「才能」です。

手で掘る人とショベルカーで掘る人の差が才能です。

これは、
・"時間を可能性と交換"は「後天的才能」
・"簡単じゃんの視点"が「先天的才能」
ともいえます。

先天的にショベルカーがあるか、後天的にショベルカーを手にしたか。

理不尽がなくなるというのは、この後天的才能の比重が強くなっていることもあります。

また、生物の戦略でも、

「僕ら人類」は言語を扱え、協力や分業することで生きてこれましたが、「もうひとつの人類」は絶滅しました。

僕ら人類」はショベルカーで掘っていて、「もうひとつの人類」は素手で掘っていたのです。

■場所

この才能には、またおもしろい要素があります。

現実では、「あらゆる要素が噛み合った」とき、ものすごい力を発揮します。

地面が土のところでは、簡単にショベルカーで掘りまくれます。
しかし、ショベルカーを岩のあるところで掘っていては、うまく掘れません。

周りではすごいけど、
SNS上では大したことなかったり、

その分野では大したことないのに
SNSではやばかったり、

場所(ネット上、現実空間)やメディアを変えるだけで大きく変わることもあります。

以上が「時間」「視点」「場所」から見た
"挫折のしくみ"です。

ここで僕の事例も出しておきます。
まず「時間」は、
・YouTubeで3DCG
・ドットインストールでプログラミング学習
・本で金融、経済、歴史などの学習
・ゲームとオナニーをやめて、時間をつくる

など、まだまだ数えきれないほどありますが、後天的に才能を得ています。

つぎに「視点」は、
・両親譲りの気遣いや優しさ
・身長180cm
・昔から絵を描くことが好き
・癖があっておもしろい

自分でかくと、くそ恥ずかしいですが、向き合うべき先天的才能です。
せっかく授かったのですから、しっかり使いたいです。
この特徴としては、「自分ではなんとも思わないけど、周りが言うこと」が当てはまりやすいです。
あなたのショベルカーは何でしょうか。

そして、「場所」
・サッカーをやめ、ダンスの世界へ
・Adobeから他のソフト
・リアルからネットへ

サッカーは6年以上やっていましたが、目が出ず。
大学からダンスを始めました。トレーニングの重要性はサッカーで身に染みているので、やっていけてます。

Adobeは、もうとにかくできる人が多すぎる。笑

リアルからネットというのは、発信です。
友達に話すだけ、紙に書き留めるだけ、よりも、ネット上にアップする、というように、場所を変えました。

挫折はあくまで
「視野が狭くなっているだけ」
でもあります。

実は、当たり前すぎて誰もが忘れていますが、
生きているだけで、もう、すごいんです。
生きられなかった、死んでいった彼らからすれば、
「生きている人たちだ。チャンピオンが勢揃いしている、オールスターだ。」とすら見えるはずです。

僕らはチャンピオンです。
70億人の、生存戦略チャンピオンがこの瞬間にも集っているのです。
あとは、"余剰の生を満喫する時間"なんです。

こうすれば、苦くて酸っぱい果実も、甘くて食べごたえのあるものに変わりました。

がんばれ!努力しろ!やる気だせ!生産性あげろ!
もうしましたから。
さらにやったるで!
おう、いいじゃない。
骨は折れたら、ぶっとくなる。
心も"挫折"するから、ぶっとくなる。
死ぬまで生きましょうや。

挫折のしくみ
作:くっしー

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