むとう神八豊山

書き手。主に児童文学、詩、エッセイ、 コラム。密かに、コモンの推進を 推し進める。全て…

むとう神八豊山

書き手。主に児童文学、詩、エッセイ、 コラム。密かに、コモンの推進を 推し進める。全ての万里万象を つかさどりたい。おもしろいよん。 本を出したいです。 ジャンルは問いません ぜひご連絡ください😊

最近の記事

移民

移民に関して このまま 放置すれば国と して持たない 流通業介護業界から 悲鳴が漏れていた。 ベトナムのみ大量に 移民を許し、 その他の区に関して はエリート層のみと する そう決まったのは 2024年であった。 但しゴミ捨てなど のマナーと言語の 習得を必須とする とあった。 ぎりぎりの判断だ

    • 現在のMMA

      ローが炸裂した 嫌がって 相手がタックルにきた そのタックルを切って 猛烈なジャブと フックのやり合い になった。フック が決まりガタンと 膝が落ちたあと タックルにきた ところが密着した グラップラーが するすると バックを取る グラップラーが 首に腕が入る。 タップ そこまでえ 互角

      • 術は輪廻する

        190cmの巨漢に誰もがしり込み した。 そこへ前回の古武術が 現れた。 金的。 喉。 目つき を繰り出し たじろいだ 巨漢を 投げ飛ばし 関節を極めた。 そこまで 声が轟く。 術は輪廻する。 古武術の男が頭をさげた。

        • 虚無

          風が吹いている。 両者が向かい合った。 右サイドが瞬時に 合間を詰め 左サイドが手首をつかもう とした瞬間、 ジャブフックの 連打を打ち込み 倒れた瞬間 マウントポジションを とりまるでマシンガン のように連打した。 それまで 声が轟き試合は終わった。 まだあった 190cmは あろう鍛え上げた 巨漢が出てきた 右サイドが 間合いを詰め ジャブから ストレートが 炸裂したかと 思った瞬間 ふっと身体を 沈め腰にタックル をしていた。 あっと言う間に その巨漢はマウ

          昭和ラーメン

           チェスを縁側で打つボクら チェックメイト ちぇ強いや ぼうと外を眺める あっあっといって 外へ出るダッシュなふたり ラーメン車である。 車でラーメンを売っている のだ。 おじさん、ラーメン一つ おじさん、ぼくにもラーメン一つ はいおまち ラーメンが出てきた ふうふう ラーメンを冷ます ズルズル音を 立てて麺をすする ふたり。 食べ終わった。 おじさん、美味しいね はい1000円伊藤博文ざんす。 ぼくも伊藤博文です。 ここに置くね。 ごちそうさまでした。

          ヨーヨー

          母から 機敏な 8歳の娘は 赤いヨーヨーを もらった。 昭和の中頃に 流行ったその 古いヨーヨーは 今でも良く動いた。  娘は楽しくて ずっと触っていた。 キュルルルと回転して 外に飛びだし 手元に帰ってくる。 学校帰りに娘は ランドセルを 背負って赤いヨーヨーを 取り出した。 ヨーヨーは 次第に回転を 早め娘の周囲に 竜巻を起こし始め 自動車や人々をブンと なぎたおしてゆく。 不思議なことに 邪気を浮かべている 人間だけを ふっとばしてゆくのだ。 あまりにもその 竜

          落雷

           大きめの 家庭用プールの 中にボクはいた。 浮き輪やボールが あってたのしかった。  だけどいきなり ゴロゴロと黒い 雲がきて落雷を 落とした。 ガチンと近所の 電信柱におちた 危ないから部屋 に戻って 母さんが叫んだ ボクは怖くなかった けど家に帰った。  テレビにはニュースが 報じられており、 落雷で1名死亡しました とアナウンサーが 告げていた。 何処かさびしげだった。 次の日、学校で先生が 作文のテーマは 落雷です。 と言った。 何処かさびしげだっ

          穏やかに生きる。

          やっと下地ができた。これから ここで描いてゆく。 描いているうちに 何人かお亡くなりになる かもしれません。 先に伝えておきます。 プロフィールを 整えたので ご覧になってください。 書き手です。

          穏やかに生きる。

          比較せず、天国へ

           だれかと比較してボクはうんぬん、という 衝動が僕にもあった。だがいまは、彼は彼。 ボクはボク。という個性尊重派になってきた。 だが攻撃してきたら全力で叩き返す。という スタンスだ。比較するという時点で 間違っているのだ。良さは誰にでもあり、 悪い部分も誰にでも有る。こういう 考えになったのは、ボクも経験を 僕なりに重ねたからだ。 端的に言うとくだらない。 彼の好きでもない彼の良いところを 探すとかなりみつかる。自分はわからない。 そこで落込むのがくだらない。 自分にも良い部

          比較せず、天国へ

          幸福の旅路

           ボクは寝坊しがちだったのだが、 最近は4時に起きたりしている。 難しいことを考えることは、できない。 だがこうやって稚拙な文を載せることは できそうだ。 リハビリという理学療法がある あんな感じだ。 左足を出して、いっちに、いっちに。 ぎこちない足を出していく 交通事故にあったわけでは ないのだが、こうした感じとご理解 いただきたい。  よく初期の頃、幸福とはなにか なんぞやと問われ、探していた。 今ならいえる。  <出来事や動作に より、脳からメラトニン、ドーパミン オキ

          タンポポの生活

           どうしたらいいのか解らず、 途方に暮れていた。 何か購入すると、職員 が見はるのだ。 夕暮れの美しい景色 とは別に、私は 割り切れない心 を、もやっとしたもの を抱いていた。  糖尿病の病状は あまり芳しくなく、 それも私の心をもやっと させていた。  皆どの人も、こういう 不安を、悩みを抱えて、 生きている。 こう知るまでに50年 かかった。だか けなげに咲くタンポポ のように、みな今日、 こと時を生活していた。  救い、希望といった あるかないか、抽象的 な文言ではなく

          タンポポの生活

          呪文 永遠なる。

           その日の深夜、私はあることにとりかかった。おもむろに使い古したノートパソコンを 開き、寂れたキーボードを叩いた。 <この世界の左と奇数、並びに色の圧力を 永遠に封じる> バカバカしい文章だが私にとっては 重要な呪文だった。  これをWEBに載せた後、私は古びた セミダブルの布団にもぐりこみ、 まぶたを閉じ やっと眠りについた。

          呪文 永遠なる。

          北風と太陽

           翌日、なんともなかったかのように 彼らは私と接してくれた。照れるわけでもなく、むしろ堂々と感じさせる素振りだった。 私は、最初は、腕を組み警戒していたが、 彼らの態度をみて、距離を縮めた。  外気は、マイナスを記録しており、 狭い窓ガラスからその寒い風を吹かしている。  距離感。喧嘩をしたあとの距離感が難しい。 寒い風が邪魔をする。だが彼らは、 すっと私の隣に座り、目玉焼きハムを 頬張った。私は、あっけに感じたが、 それは、シコりがないことを暗示していた。  北風と太陽の逸

          転換点

           はっきり言うと、しんどかった。 しかし、あの場面で介入しなければ 事態は好転しなかったろう。 だから、勇気を出して、 介入したのは、あれで良かったのだ。  人間関係はこんがらがったコード のようだ。引っ張ると固まってしまう。 だから、個人と向き合い、コードを ほぐさなくては、固まりが解けない のだと感じた。  だが、私に、怒りをぶつける 青年もいた。これはコードが解けていない。 怒りは持続していたが、私は 全員の怒りは解けないと瞬時に判断 し、コードを固まりのままにした。

          Tarot

          We had one president. He said his name was Tarot. He is a billionaire and a real estate tycoon. "He had a mission." "To destroy the evil associations of the world Be president and clean up the bad guys." he was always thinking about i

          小説 タロット

           1人の大統領がいた。名をタロットと言った。 彼は億万長者で不動産王だ。  彼には使命があった。 「世界の悪の結社を滅ぼすこと 大統領になり、その悪どもを掃除すること」 彼はそのことを常に考えていた。  苦しい選挙戦を勝ち抜き 支持者を大勢得た。 だが彼には誰にも言えない プロジェクトをこなさなければ ならなかった。  多くしてトップは孤独だった。 そして迷っていた。  そこで、タロットはカードのタロット で占いを始めた。  その日は雨で、窓ガラスに 激しく雫が打ち付けていた

          小説 タロット