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教室を持たない?!旅する音楽教室Namy & Schoolが新潟県にて2日間に渡り開催しました!

『音楽教室』と聞いて、思い浮かぶのは
「教室があって毎週決まった時間に通う」、「決まった楽器を選択して先生に教えてもらう」などなど、きっと皆さんの頭の中の『音楽教室』はこんな感じでしょうか?

この【教室を持たない?!旅する音楽教室Namy&School】とはいったいなんなのか?!

実はこの音楽教室は、旅する選音家として選曲、プロデュースでも活躍する
高波由多加こと、NAMY氏が校長を務める、教室も先生も、校長も!旅をしながらその地域の子供たちに音楽の素晴らしさ、音楽で人と繋がる心地よさを届ける学校なんです。

旅する音楽教室【Namy&Sshool】は2022年福岡市で開催後、今年2023年7月に、NAMY校長の生まれ故郷である新潟県にて開催されました。(2022年開催の様子はこちら)

7/30開催のNamy&Schoolフライヤー
NAMY校長

今回、この記事を担当いたしました、キャンジョバンドのカレンとガッキーです!
実は、キャンジョバンドとはNAMY氏にプロデュースいただいたアウトドア系アーティストです。NAMY氏とは、第一回目のNamy&Schoolなども一緒に取り組ませていただきました。キャンジョバンドはこの第二回目のNamy&Schoolのサポート&フリーライブに出演させていただきました!
今日は、当日のイベントをしっかりと皆様にお届けしていきます!それではご覧ください♪

Co-Writing and photo with キャンジョバンド カレンand ガッキーキャンプ女子株式会社

Namy&School直江津無印良品にて開催!赤いサンバイザーがカレン、緑のサンバイザーがガッキー。撮影はDaisuke Takanashi氏

Namy&Schoolは教室もないのにどうやって音楽教室を開催するの?!そんな疑問も聞こえてきそうです。
この音楽教室は、その地域の素敵な場所や、自然を生かして音楽教室を開催されます。

第一回目は子供たちに自然の中で思いっきり音楽のパワーを感じて楽しんでもらうために、福岡市植物園にて開催しました。

福岡市植物園での開催の様子はこちら

そして2回目となる今回は、校長NAMYの地元、新潟県上越市安塚区の耕太郎農園さんにて開催されました。
なぜ舞台は農園になったのか?農園のオーナーさんである耕太郎さんは、「この自然豊かな安塚の農園で、農業以外の何かできんかね?」と、家族ぐるみで付き合いのある校長NAMYに相談したところ、子供たちに音楽教室を開催したらどうか!?という話から、今回の実施に至りました。

耕太郎農園オーナー耕太郎さんとその奥様

NAMY校長はこの自然豊かな新潟の安塚で生まれ、大学時代に東京のナイトクラブなどで音楽に出会い、大きな影響を受けたそうです。

この音楽教室【Namy&School】を始めようと思ったきっかけも、地方にいてもどんな環境でも音楽の素晴らしさや、音楽で繋がる喜びを体感してほしいという思いから形になりました。

だからこそ、かっちりとした教室が必要なわけではなく、自然があったり、その土地らしい雰囲気を感じながら、あとは音楽を楽しむ子供たちが入れなばいい、そんな思いで校長NAMYは旅をしながら、ご縁を感じる土地でこの音楽教室を開催しています。

このNamy&School、授業内容もみなさんの想像をはるかに超える内容です。

7月30日耕太郎農園での開催の様子
7月30日耕太郎農園での開催の様子

子供たちはいつも学校で使っている楽器を持ってきたり、NAMY校長がみんなに準備した楽器を使ったり、普段触ったことのない楽器を触り、こんな音が出るんだ、こんなふうに鳴らすんだ、、と子供たちは新しいことの連続に戸惑ったり・緊張したり、、、でも最後は息切れするくらい体を揺らして楽器を演奏、歌を歌う、ダンスをする!と全力で楽しんでいました。

この音楽教室にはもちろん!NAMY校長が世界中を旅する中で素晴らしい音楽アーティストとの出会いもあり、素敵な先生がいます。
今回は1回目に続き、ピアニスト・キーボーディスト、作・編曲家としても活躍する
山﨑陽子さんを講師お迎えし、開催されました。

山﨑陽子さん、大自然の中でキーボード姿!
子供たちに用意された楽器たち。

陽子先生のキーボードの伴奏に合わせ、子供たちはそれぞれ気に入った楽器を手に取り、楽器ごとにパートを分けて1曲をみんなで演奏するというスタイル。

今回みんなで演奏したのは、ファレル・ウィリアムスのハッピー。『怪盗グルーのミニオン危機一発』のサウンドトラックでもあるこの曲。
実はこの選曲にもNAMY氏と陽子先生の思いが込められています。

-日本で流行っている曲をやると、もちろん子供たちはアニメの影響なりもあるし
盛り上がる。
でもそうじゃなくて、海外の楽曲を聞いたり、日本だけでなく海外にも目を向けていろんな景色を聞いて見て知ってほしい。だから今回も海外の楽曲をチョイスして、少しでも興味を持ってもらいたいと思った-

陽子先生も南米ブラジルの音楽、K-POP、などなど多くのジャンルの音楽が大好きで、子供たちにもぜひ世界中の音楽を身近に感じてほしいという思いがあります。

スマホ1つで世界中の音楽にアクセスができる今の時代。サブスクやSNSで流行っている
日本の楽曲がわかりやすいんだと思いますが、音楽から歴史を学んだり、他国の文化背景を知ったり、音楽を通して旅をしたり・・・子供たちにも届けて行くために、NAMY校長は
活動を続けます。

陽子先生の説明を聴きながら楽器を選ぶ子供たち。

このNamy&Schoolは子供たちに向けたスクールではありますが、実は大人たちも一緒に楽しめます。

子供と一緒に楽器を選んだり、最初は恥ずかしがっていた大人のみなさんも席を立って踊り出したり・・・音楽があることで、教室の始まりと終わりの雰囲気が全く違うことにも、音楽のパワフルさを感じます。

ご家族で参加いただいた皆様。


いい笑顔のお母さん
Namy&School始まって以来最年長のチーム。貫禄があります。
イベントも終盤に差し掛かり、参加者の皆さんはフィーバー!
校長も万歳!
陽子先生も楽しそう!

このNamy&Schoolには次なる夢があると校長NAMYが話してくれました。

-フィリピンのカオハガン島に住む子供たちへ日本の楽器を持っていき、それを使って音楽を楽しんでほしい。-

カオハガン島は、数年前の台風の影響もあり、まだライフラインも整っていない地域もあるそうです。しかし、そのカオハガン島にNAMY校長が短期留学でフィリピンのセブ島に行った際の週末に滞在した際に、子供たちがYoutubeを見ながらジャスティンビーバーの真似をして歩きながらで歌っていたり、踊っている姿を見て、感動し、この島でも音楽ができる
環境をもっとつくれたら、きっと子供達も音楽を通して色んなことを学べたり楽しめるのでは?と思い、まずは自分ができることをやりたいという思いになったそうです。

このNamy&Schoolは今は国内の展開ですが、次なる教室の開催時には、参加者のみなさんがご自宅で使っていない楽器などを預かり、カオハガン島の子供たちへ音楽を届けたいと話していました。

そして、規模は小さくでも音楽の交換留学もやりたいとNAMY校長は話していました。
地元である新潟・安塚は都会ではないけれど、こうして先生がきてくれて楽器があって、
仲間がいれば音楽は楽しめる!ということが証明できました。

今後もNAMY校長が訪れる街では、この旅する音楽教室
【Namy&School】が開催されるかも!?

記念写真!ピース!

今回のNamy&School開催後、特別に山﨑陽子先生によりピアノ演奏による
ライブが行われました。
大自然の中で聞く美しい伴奏に街の皆さんは体を揺らしたり、心をリラックスさせたり、思い思いの時間を過ごしていました。

陽子先生の演奏を聞く、地域のみなさん。


校長のお父さんが参加者の皆様へ差し入れを調理してくれました!
演奏する陽子先生

優しい時間が流れる安塚の自然の中、集まった皆さんは音を楽しむ、まさしく音楽を楽しまれていました。

そして安塚開催の翌日、7月31日には直江津の無印良品にてNamy&Schoolを開催しました。夏休みの子供たち。お家で溜めたエネルギーを音楽にのせて発散している姿もパワフルで力強さを感じました。

Namy&Schoolは楽器だけでなく、ダンスもあります!校長もダンス!

子供たちは初めましてのお友達と一緒に楽器を作ったり(この日は無印良品の化粧品の空容器や、ご自宅で使わなくなった音が出るアイテム)を持ち込んで楽器作りからみんなでスタート!一緒に何かをすれば自然と会話が生まれていました。

自宅から音が出そうなアイテムを持ち寄った子供たち。
自由研究みたいです。
今回の会場は無印良品。どんな会場でも音を楽しむ気持ちがあれば、そこは音楽教室なんだ!と改めて実感しました。
子供たちと集合写真。
NAMY校長の大学時代に東京で音楽に出会った原体験から、どこにいても音楽を楽しむチャンスを届けたいという思いからスタートしたこのNamy&School。 これからも、音を楽しむ子供たちに、校長は旅を続けます。

【おまけ】

このNamy&Schoolには教室はありませんが、絨毯はあります。
空飛ぶ魔法の絨毯のように、この絨毯は世界中を旅しながら音楽を届けていきます。

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