年末年始はほとんど仕事だったため、休日に写真を撮るのは久しぶりだ。

最近、どこに写真を撮りにいくか悩むことが多い。
街の光を撮っているから、正直どこでもいいのだが、逆に選択肢が多くていつも決めるのに時間がかかってしまう。

今日は午前中に用事を済ませ、いい光の時間帯に間に合うよう家を出た。
どこに行くか決まっていないまま電車に乗り、考えているうちに眠くなってしまった。
電車で座ると不思議なほど眠くなる、、。🫠
「起きた駅で降りよう。」と決めて眠りにつく。
前にもとりあえず始発に乗って遠出したことがある。こういう行き先を決めない旅が意外と好きだったりもする。
偶然にも、数日前に初日の出を見に行った江戸川の近くで目が覚めた。
あのときは綺麗な日の出と朝焼けが見れたので、今日は夕焼けを見に行くことにした。

日没から30分ほど待つと、さらに綺麗に焼けるということを覚えていたので(以前すぐ帰って後悔した)、川沿いの土手に腰を下ろして、だんだんと暗くなっていく空を眺めながら待つことにした。
日が落ちると一気に風が冷たくなり、寒さに耐えきれず何度か諦めかけた。(でも頑張った)
待った甲斐があり、見事な夕焼けを見ることができた。やはり30分ほど経つと空が暗くなり、よりグラデーションが美しくなる。

来たことのある街でも時間帯によって全く違った景色を見ることができる。
歩く道を変えたり、違う方角に進むことで、ひとつの街をもっと撮り歩けるのだなと改めて思った。
当分、場所選びに困ることはなさそうだ。
これからはひとつの街を少しずつスナップしていこうと思う。