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夏競馬の振り返りと秋競馬に向けて【番外編】

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夏競馬の振り返りと秋競馬に向けて【番外編】

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目次

1.夏競馬の収支を公開!(PAT画像付き)
2.秋競馬で活躍濃厚!?なオススメ馬10頭(オマケで地方馬2頭も)

※春競馬の振り返りは以下からご覧ください。

https://note.mu/yutaponkeiba/n/nfb5650ba7d3c

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1.夏競馬の収支を公開!(PAT画像付き)

まずは夏競馬の収支から。

◆夏競馬の収支

※「WIN5の投票結果」「海外競馬の投票結果」は含まれていません。

春と比べて数字が下がったのは見ての通り。

春⇒ https://note.mu/yutaponkeiba/n/nfb5650ba7d3c

春は負けた週の方が少なかったですが、夏は負けた週の方が多かったですね。大きく負けたのは2回新潟小倉開催の最終週くらいだったと思いますが、全体的にジリジリと負けていった感じです。

夏の3開催は全体的に低調だったので(2回福島中京開催は回収率107%でしたが、感覚的にはあまり良くなかったですね)、原因はサイトにも書いた通り、流れというよりも自分自身にあったかと思います。

馬券の購入について少し触れておくと、私は多くの読者の方よりも金額を賭けていますが、それでも毎週買い続けられる、メンタルが揺れない範囲で購入しています(全く揺れないわけではないですが、今週負けたから来週やめようとかにはならないです)。

大切なのはそのメンタルが揺れない範囲を維持することです(と書いていますが、3回東京阪神開催はイケイケで買い過ぎたので反省しています)。私はだいたい1レースの予算を決めていますし、予算次第では1日の購入金額を決めたほうがいいでしょう。

競馬は1年間の長い戦いです。長く買い続けることによって収支は安定していくわけで、1週間、1ヶ月の勝負をしているわけではありません。

私はよく負けた時、「JRAにお金を預けた」と思うことにしています。それは一時的には確かに自分の手元からなくなりましたが、長期的に見れば、返ってくることを知っているからです。そう思うことによって翌週も負けを恐れずに買える。極端な話、負けたとしても賭けた金額が0円になることはなく、80%や90%程度は返ってくるわけです。

競馬で勝っている人は私の周りを見ても、感情に流されずに黙々と買えるギャンブル臭のしない人ばかりです(私自身も競馬は好きですが、ほかのギャンブルはやらないのでそういうタイプかと思います)。予想はもちろん大事ですが、いかに長期的に計画的に買い続けられるかが年間の収支を決める重要な要素です。

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2.秋競馬で活躍濃厚!?なオススメ馬10頭

ここからは夏競馬を振り返り、秋に飛躍しそうな馬を10頭ほどまとめてみました。2歳はいまひとつピンとくる馬がいなかったので、3歳と古馬に分けて書いています。あとオマケで地方馬2頭を取り上げています。

~3歳馬編~

●ユーキャンスマイル(芝/1600万下在籍)
今年の阿賀野川特別勝ち馬。かつてはオウケンブルースリが勝利し、直近3年では17年にポポカテペトル(次走菊花賞3着)、16年にトーセンバジル(香港ヴァーズ3着など)、15年にショウナンバッハ(アメリカジョッキークラブカップ3着など)が勝利しており、地味に出世レース。阿賀野川特別で春から成長を大きく感じたわけではありませんが、持久力戦、消耗戦では相当強いことを改めて証明しました。もう一段上のギアもありそうですね。菊花賞は乗り方ひとつで面白そうです。

●グランディオーズ(芝/1600万下在籍)
春にも取り上げましたが、休み明けの信濃川特別を期待通りに勝ってくれた本馬。大型のルーラーシップ産駒で器用さに欠ける面はありますが、ポテンシャルは春にも書いた通り、重賞級でしょう。この後は菊花賞に直行というプラン。正直、目先の菊花賞よりも長い目でみたい馬。菊花賞はむしろ穴人気するなら少し疑いたいです。

●ミッキーチャーム(芝/1600万下在籍)
春を休養に充てたことで馬が大幅に良化。休み明けの未勝利を勝利すると、未勝利→500万下→藻岩山特別とトントン拍子で3連勝をマーク。前走藻岩山特別の勝ち時計は1週前のクイーンステークスでも2着に値するほどで、同世代の牝馬同士なら間違いなく重賞を勝てる器でしょう。秋華賞に駒を進めれば、アーモンドアイの最大のライバルになりそうです。

●センテリュオ(芝/1000万下在籍)
前走で500万下を勝ち上がったばかりですが、レースぶりから身体が能力についていけていない感じで、良くいえばこれからの伸びシロが大きそう。母系からはカンパニー、トーセンジョーダン、ヒストリカルらが輩出。本馬も奥手のタイプと見ていいでしょう。次走はローズステークスに出走予定。そこで好勝負しても不思議ではありませんが、グランディオーズ同様に長い目で見たい1頭。

●ショーム(ダート/1000万下在籍)
前走瀬波温泉特別ではタイキフェルヴールと激しいデットヒートを演じての2着。勝ち馬は間違いなく重賞級ですから本馬もオープンまではすぐに出世するでしょう。単純に能力が高いだけではなく、コーナーでの加速が非常に優れています。本質的に小回りコースの方がより持ち味は生きるでしょう。中山ダート1800mも合うはず。

~古馬編~
●ミッキーグローリー(芝/オープン在籍)
前走阿武隈ステークスよりも3走前の中山芝1600mで行われた1000万下の勝ちっぷりが非常に印象的だった本馬。当時、負かしたのはのちのオープン馬ゴールドサーベラスで、本馬もオープンまで出世したのは当然といえば当然でしょう。大型馬で戦績から受ける印象ほどレースが上手いタイプではありませんが、まだ隠されたギアがありそうで、重賞は勝てる器と見ています。開幕週の京成杯オータムハンデは条件的にもチャンス。キャラ的に中~外枠を引きたいですね。

●マイスタイル(芝/オープン在籍)
今夏に函館で洞爺湖特別→五稜郭ステークスと連勝した本馬。前走札幌記念では9着に敗れましたが、力負けというより展開に泣かされただけでむしろ重賞でも通用するメドが立ちました。さすがに一級線相手だと厳しいですが、ローカル重賞ならすぐに勝てそう。現時点で福島記念の本命候補。

●フォンターナリーリ(ダート/オープン在籍)
夏の注目馬としても取り上げましたが、間違いなく強いはずなのでもう一度プッシュしておきます。前走ブリーダーズゴールドカップはまさかの4着に敗れましたが、門別はやや特殊なコースで、休み明けで馬体重も明らかに重かったのでノーカウントと見ていいでしょう。今後はレディスプレリュード→JBCレディスクラシックのローテでしょうか。東大路ステークスのパフォーマンスは間違いなく一級品。中内田厩舎なら巻き返してくる可能性が高いのではないでしょうか。

●スズカフリオーソ(ダート/1600万下在籍)
長期休養を経て今夏に復帰し、500万下で2着に好走した後、小倉ダート1700mで指宿特別→西日本スポーツ杯と2連勝。前走西日本スポーツ杯はメンバーレベルがそれなりに高く、上り馬のイシュトヴァーンを競い落として勝利。着差こそつかなかったものの、勝負強さが光った一戦でした。フリオーソ産駒で非常にタフなイメージですし、使われつつまだ良くなっていきそう。小倉で連勝しましたが、コースは問わないタイプでしょう。

●ジュンスターホース(ダート/1000万下在籍)
前走500万下は逃げ、先行勢が圧倒的に有利な展開でしたが、追い出されるとあっという間に抜け出して完勝。元々、1000万下でも好勝負していましたが、ここに来て力をさらにつけてきた印象。オープンまでは出世すると見ています。ただ右回りの実績がないので、今後も左回り中心に使いたいところ。

~地方馬編(オマケ)~

●ホウショウレイル (2歳牝、浦和)

最後にオマケとして南関ファンの方は知っているかと思いますが、地方馬のホウショウレイルをピックアップ。新馬、2戦目の新選特別が度肝を抜く勝ちっぷり。管理する小久保調教師が「オバケです」と話しており、もしかすると久しぶりに出てきた地方の大物かもしれません。正直、現時点で強過ぎるので個人的に将来性は?と見ていますが、年末の全日本2歳優駿までは楽しめるのではないでしょうか。

●ワンモアグローリー(2歳牝、金沢)

ホウショウレイルを取り上げる以上、本馬も覚えておきたいところ。デビュー以来、3戦してすべてが大差勝ち。相手が相手ではありますが、前走くろゆり賞の走破時計は過去の同レースと比較してもズバ抜けており、同日の古馬B2も上回るほど。半兄には金沢で活躍したケージーキンカメいる血統。ホウショウレイルよりは奥深さを感じるので、決して早熟タイプではないでしょう。金沢はいろいろと闇があるので(苦笑)、できれば南関東に早く移籍して欲しいですね。東京2歳優駿牝馬には出走しているはずです。

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