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福永洋一記念、駿蹄賞、兵庫大賞典2019ほか予想☆彡

※参考買い目は記載時間に追記します。

・5月2日(木)13:00頃、武蔵国オープン、駿蹄賞、福永洋一記念の参考買い目を追記しました。オッズ等を考慮し、印の追加、変更も一部あるのでご注意ください。

5月2日(木)17:00頃、兵庫大賞典の予想を掲載いたしました。

・5月3日(金)12:30頃、兵庫大賞典の参考買い目を追記しました。

5月2日(木)の予想

≪浦和11レース 武蔵国オープン 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑩センチュリオン<堅軸>
○⑥トーセンデューク
▲①ジャーニーマン
△③アッキー
△⑤ナガラキコウシ

浦和記念と同じ浦和2000mで行われるオープン特別。

まずは隊列予想図から。

◆武蔵国オープンの隊列予想図

逃げるのは最内枠を引いたジャーニーマン。サウスヴィグラス産駒らしい立ち回りの良さを生かして粘り込むのが本馬の得意パターンで、絶好の1枠1番を引いた以上、ゲートが開いたと同時にスッと先手を主張するはず。真島騎手もこの馬のストロングポイントは分かっているだろう。

続くのはトーセンデューク。3走前の埼玉新聞栄冠賞では逃げ切り勝ちを果たしたが、ここはジャーニーマンが行けば、2番手に収まるはず。序盤はロスなく立ち回ることを心掛け、2周目の向上面から逃げるジャーニーマンに徐々にプレッシャーをかけていく形になりそう。小久保厩舎3頭出しのうちの1頭。「(他厩舎の)ジャーニーマンを早めに追いかけて」というオーダーが出ていても不思議ではない。

転入初戦のセンチュリオンはその2頭を見ながらの3番手。近走は中団から控える形になっているが、このメンバーなら自然と先行する形になる。先々に向けても落としたくない一戦なので、前の2頭を可愛がるつもりはさらさらないだろう。水曜日の馬場を見る限り、内、前有利。3~4コーナーで先頭に立つくらいの強気な騎乗をしてきそうだ。

直後にアッキーが続き、前の4頭が後ろを引き離してレースを引っ張る展開。ナガラキコウシ以下の後続勢はあくまでも先行集団の止まり待ちという立場だろう。

能力差がハッキリとしたメンバー構成。基本的には能力重視でそこから展開のスパイスを加えたい。

本命は転入初戦のセンチュリオンが確勝級と見た。昨年の白山大賞典2着以降、結果は出ていないものの、決してスランプに陥っているわけではなく、前走マーチステークスもトップハンデを背負い、直線で伸びない内目を通っての結果。それでいながら勝ち馬サトノティターンから0.6秒差。ダートグレードでもまだまだ走れる力を持っている。今回は少頭数の中距離戦。能力がストレートに反映されるはずで、仕掛けどころさえ間違わなければ、まず負けないだろう。

相手はトーセンデュークの巻き返しに期待。同型・ジャーニーマンの存在は厄介だが、前走フジノウェーブ記念では馬群の中で揉まれながら最後までこの馬なりに伸びており、決して一本調子の逃げ馬ではないはず。転入初戦の埼玉新聞栄冠賞ではヤマノファイトに勝利。能力はジャーニーマン以上と判断していいだろう。前走フジノウェーブ記念は前述の通り着順ほどレース内容が悪くなく、中間の調教でもよく動いているので、実績のあるコースに戻って巻き返してくるはずだ。

3番手はジャーニーマン。2走前の如月特別は確かに圧巻の勝ちっぷりだったが、トーセンデュークの埼玉新聞栄冠賞の走破時計と比較すると、

02/14 如月特別(2000m、良)
12.6- 11.6- 13.1- 13.5- 12.8- 13.9- 13.6- 12.3- 12.8- 13.3(2分9秒5)

10/24 埼玉新聞栄冠賞(1900m、良)
7.0- 11.1- 12.7- 12.7- 12.8- 12.9- 13.0- 11.8- 12.7- 13.1(1分59秒8)

で如月特別の1900m通過タイムは推定2分2秒8。この時計ではとても埼玉新聞栄冠賞で上位争いできなかったはずで、能力はトーセンデューク>ジャーニーマンと判断していいだろう。能力最上位のセンチュリオンも早めにマクっていきそうで、2番人気濃厚なら3着以下に敗れる方に賭けたい。

以下、展開に恵まれそうなアッキー、距離延長プラスのナガラキコウシまで馬券圏内のチャンスがありそうだ。

【参考買い目】

※センチュリオンが思ったほどグリグリではないので(正直、単勝2倍以上つくなら美味しいレベルだと思います)、勝負度D→C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)に変更します。

<本線>

3連複:◎ー○ー▲△△(3点)

3連複でセンチュリオン、トーセンデュークから印を打った馬への組み合わせ(ワイド1点でもOK、ワイド2倍台後半なら買ってもいいかと)。本線はジャーニーマン、アッキー絡みです。

<押さえ>

3連単:◎→▲△△→▲△△(6点)

3連単でセンチュリオンが勝ち、2、3着にジャーニーマン、アッキー、ナガラキコウシが入る組み合わせ。本線はジャーニーマン絡み。トーセンデュークが飛んでも印通りに決まる3連単は押さえておいてもいいかなと思います。

<ボーナス>

3連単:◎→○⇔▲△△(6点)

3連単でセンチュリオンが勝ち、2、3着にトーセンデューク、相手に印を打った馬も入る組み合わせ。3連複で本線としたトーセンデューク、ジャーニーマン、アッキーで決まる組み合わせと2着トーセンデュークの組み合わせが大本線です。ボーナスといっても本線が当たれば、70、80%の確率でこちらも当たるのではないでしょうか。

≪名古屋11レース 駿蹄賞 勝負度B(自信度★★★★☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎②サウスグラストップ<堅軸>
○④アンタエウス<堅軸>
▲③エムエスクイーン
△⑧フォアフロント
△⑤リードメロディー
△⑫アップショウ

東海地区の3歳クラシック三冠の初戦に位置付けられている駿蹄賞。

今年の注目を集めるのは、2歳女王で無傷の9連勝をマークしているエムエスクイーン。地元の新聞を見る限り、ほぼ全員の記者が本命を打っており、単勝1倍台の支持を集めそう。しかし、今回は間隔を空けての一戦。ここに来て急成長を遂げている馬もおり、決して絶対的な存在ではないだろう。

本命は3番人気想定のサウスグラストップに勝ち切りまで期待したい。前走新緑賞の走破時計1分41秒6は直近の開催の1600mのレースを見る限り、古馬の最上位クラスの馬とも互角に走れるほど。過去10年の新緑賞の勝ち時計を見ても、カツゲキキトキトに次ぐ数字であり、明らかに例年の勝ち馬以上のパフォーマンスだった。

◆過去10年の新緑賞の勝ち時計(2010年以降)

過去、新緑賞で1分41秒台以下をマークしたのは、

10年エレーヌ(東海ダービー1着
16年カツゲキキトキト(駿蹄賞、東海ダービー1着
18年ビップレイジング(駿蹄賞、東海ダービー1着

と3頭いて3頭すべてが東海地区のクラシックを制覇(エレーヌは駿蹄賞に不出走。出走していれば、おそらく勝っていただろう)。サウスグラストップも東海地区のクラシックなら勝てるレベルに達しているだろう。しかも新緑賞は余力を残しつつの大楽勝。距離が伸びて良さそうなタイプでもあり、エムエスクイーン、アンタエウスに次ぐ3番人気に留まりそうだが、ここは本馬が圧勝しても驚けない。

相手はアンタエウス。2歳時にはエムエスクイーンに敗れているが、ここに来て力をつけているのは本馬の方であり、今なら立場が逆転している可能性も。名古屋1800mの持ち時計も本馬の方が速い。

エムエスクイーンは2歳時に完成され過ぎており、休み明けの一戦でもあり、不安を残す。自分の形には持ち込めそうだが、アンタエウス、サウスグラストップの目標になる分、苦しい競馬にはなるだろう。単勝1倍台の断然人気でも盤石ではない。

基本的には上位3頭で決まると見ているが、サウスグラストップがマクって圧勝するような展開になれば、エムエスクイーンは苦しくなるはずで、その時はフォアフロントリードメロディー、アップショウにも馬券圏内のチャンスが出てくるだろう。

【参考買い目】

※印の最後に△⑫アップショウを追加しました。

<本線>

単勝:◎(1点)…3番人気、4.5倍想定

まずはサウスグラストップの単勝。お昼現在、単勝1.5倍の支持を集めていますが、新聞の印、3連複や3連単の売れ方を見ても、3番人気は確定的。4倍以上つくならまずここを押さえたいです(3倍台後半ならギリ買える、3倍台前半ならやめます)。

馬単:◎→○▲(2点)

馬単でサウスグラストップからアンタエウス、エムエスクイーンへ。3番人気→1番人気、2番人気の組み合わせなので、常識的に馬単オッズは馬連オッズの2倍以上つくはずですが、万が一、馬連のオッズと比較して2倍未満なら馬連も押さえます。

アンタエウスは前走JRA毎日杯の遠征で馬体重を大きく減らしてしまったので、回復しているかもチェックしたいですね。出来れば、450キロ台まで戻っているのがベストです(440キロ後半なら問題ないかと)。

<押さえ>

3連単:〇→◎→▲△△△(4点)

基本的にサウスグラストップが勝つ前提で馬券を買いますが、1番人気のエムエスクイーンよりアンタエウスの方が強いと見ているので、アンタエウス→サウスグラストップ→印で決まる組み合わせは押さえておきたいところ。3列目はリードメロディーまでが本線です。

<ボーナス>

3連単:◎→○→▲△△△(4点)

3連単:◎→▲→○(1点)

3連単でサウスグラストップが勝ち、2着にアンタエウス、3着に印を打った馬が入る組み合わせ(本線はリードメロディ―まで)。あとはサウスグラストップ→エムエスクイーン→アンタエウスの組み合わせを買います。

≪高知10レース 福永洋一記念 勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)≫

◎④コスタアレグレ
○⑨キャプテンオリオン
▲③ヒロノカイザー
△⑦チャオ
△⑧グレナディアーズ
△①イッツガナハプン
×⑤アルジ

今年で創設されて節目の10回目を迎える福永洋一記念。

出走馬10頭のうち6頭が前走二十四万石賞で対戦。距離こそ二十四万石賞が1900m、福永洋一記念が1600mと違うものの、まずは二十四万石賞の結果をどう捉えるかがカギになりそうだ。

本命は二十四万石賞で間違いなく一番強い競馬をしていたキャプテンオリオン。前走二十四万石賞は後方待機の最低人気エイシンファイヤーが差し切るという特殊なレース。同レースの3コーナーの通過順と結果を比較すると、3コーナーで8~11番手にいた4頭のうち3頭が1~4着に入っており、後方待機組に展開利があったのは間違いないだろう(以下参照)。

◆二十四万石賞の3コーナーの通過順と結果

1番手サクラエール(1番人気9着)
2番手キャプテンオリオン(2番人気2着
3番手ヒロノカイザー(8番人気10着)
4番手チャオ(3番人気7着)
5番手グレナディアーズ(4番人気5着)
6番手セトノプロミス(10番人気8着)
7番手タックボーイ(9番人気11着)
8番手エイシンファイヤー(11番人気1着
9番手ピースフルリバティ(5番人気6着)
9番手イッツガナハプン(6番人気3着
11番手ナリタポセイドン(7番人気4着

キャプテンオリオンは序盤から最後まで2番手をキープしての2着。どう考えても負けて強しの競馬だった。

今回、二十四万石賞組の再戦ムードが色濃いなら当然最上位に評価すべき存在。高知1600mも【4.1.0.0】と結果を残しており、コース替わりはマイナスどころかプラスだろう。快速コスタアレグレが作るペースもあっているのではないか。

相手はコスタアレグレ。JRA時代には準オープンまで出世し、高知に移籍してからはダートグレードや南関東の競馬にも積極的に挑戦している馬。昨年の船橋1600mで行われた総の国オープンでは勝ち馬ベンテンコゾウから0.5秒差の4着に健闘。南関東の重賞級のメンバーであれだけ走れるなら高知ではやはり格上の存在だろう。1400mはやや忙しい印象があるので、前走御厨人窟賞4着に関してはそこまで気にする必要はない。1600mでマイペースの逃げを打てれば粘り込めるはずだ。

以下、人気はないかもしれないが、二十四万石賞の先行失速組に該当するヒロノカイザーチャオはガラリ一変があっても驚けない。特にヒロノカイザーは売れにくいタイプで過小評価されるはず。差しが決まる展開ならグレナディアーズ、イッツガナハプンが面白いだろう。

【参考買い目】

※1番人気コスタアレグレ、2番人気キャプテンオリオンと見ていましたが、どうやら真逆になりそうなので(しかもキャプテンオリオンがかなり売れそう)、◎コスタアレグレ、○キャプテンオリオンに変更します。印の最後に×⑤アルジも追加します。

<本線>

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×(9点)

3連複で1列目にコスタアレグレ、2列目にキャプテンオリオン、ヒロノカイザー、3列目に印を打った馬が入る組み合わせ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がキャプテンオリオン、3列目がイッツガナハプンまでです。

コスタアレグレ、キャプテンオリオンの2頭軸だけにするかも考えましたが、ヒロノカイザーは人気がなく、一番妙味があるのはこの馬だと見ているので、同馬絡みも押さえます。

<ボーナス>

3連単:◎→○⇔▲△△△×(10点)

3連単でコスタアレグレが勝ち、キャプテンオリオンが2、3着に入り、印を打った馬も3着以内に入る組み合わせ。相手本線はイッツガナハプンまでです。

5月3日(金)の予想

≪園田11レース 兵庫大賞典 勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)≫

◎④エイシンニシパ<堅軸>
○⑦マイタイザン<堅軸>
▲⑪タガノゴールド
△①キクノソル

園田の春の古馬中距離頂上決戦・兵庫大賞典。

昨年の兵庫大賞典は

1着マイタイザン
2着キクノソル
3着エイシンニシパ

で決着し、暮れの園田金盃は

1着マイタイザン
2着エイシンニシパ
3着キクノソル

と兵庫大賞典1~3着馬がほぼスライドする形だった。

今年の兵庫大賞典では果敢に他地区のレースに出走してきたタガノゴールド、下のクラスから上がってきたモズフレミントンの名前があるものの、昨年の兵庫大賞典&園田金盃上位勢の再戦ムードが色濃いレースといえるだろう。

本命はエイシンニシパに期待したい。昨年はマイタイザンと4回対戦して0勝4敗。対戦成績が示す通り、マイタイザン>エイシンニシパなのは間違いないが、昨年末の園田金盃では勝ち馬マイタイザンからタイム差なしの2着に好走。交わせそうで交わせない印象を受けたが、決して逆転不可能というわけではない。前に目標を置ける強み、兵庫チャンピオンシップで魅せた吉村騎手なら逆転に期待するのもアリだろう。

相手はマイタイザンが堅実駆け。近走は地元でほとんど負けておらず、出走馬の大半は勝負付けが済んだメンバー。前走名古屋大賞典では強力なJRA勢相手に4着と大健闘(当時の3着アナザートゥルースは次走アンタレスステークスで重賞制覇)。地元に戻れば、さすがに負けられない。それでも絶対的な能力があるわけではないので、断然の1番人気に支持されるなら2、3着に敗れる方に賭けるのもアリだろう。

あとはタガノゴールドキクノソルを押さえるが、2頭ともに自分でレースを作れない弱みがあり、あくまでも展開待ち。タガノゴールドは展開さえ向けば、差し切るだけの力を持っている(昨年の園田金盃は展開不向きの中、上り最速の脚で追い込み、勝ち馬マイタイザンから0.3秒差の4着)。

【参考買い目】

<本線>

3連複:◎ー○ー▲△(2点)

3連複でエイシンニシパ、マイタイザンから印を打った馬へ。ここは堅いですが、上位4頭で決まる確率が70~80%くらいあると見ています。

<ボーナス>

3連単:◎→○⇔▲△(4点)

3連単でエイシンニシパが勝ち、マイタイザンが2、3着に入り、印を打った馬が3着以内に入る組み合わせ。エイシンニシパのアタマなら3連単のオッズは少し跳ねるので、できればエイシンニシパの勝ち切りに期待したいですね。

最後にオマケ。

≪高知9レース 祝理恵さん初来場特別≫

◎⑦サクラエール

福永洋一記念の予想文で書いた通り、二十四万石賞は逃げて失速なのでノーカウント。一気の距離短縮で巻き返し濃厚と見ていいはず。タックボーイも二十四万石賞先行組なので要注意。

≪高知10レース とれせんリポート特別≫

◎①セトノプロミス

近2走はハイレベルな重賞で敗戦も仕方なし。前走二十四万石賞も中団からそれなりに早めに動いての失速だった。相手弱化で巻き返してくる可能性が高い。

コーヒー代に使わせて頂きます。お気持ちだけでも嬉しいです。