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ホワイトな労働環境からブラックな労働環境へ移った時、人はどうなるのかという話

朝8時半に家を出て1時過ぎに帰宅する。

そんな生活をここ1ヶ月半しています。

ゆーたろーです。

その前までは13時すぎに家を出て12時頃には帰ってこれる環境でした。

と言うわけで今回は、その労働時間の変化によって起こった身体と心の変化について観察してみようと思います。


前述した労働環境について補足をいたしますと

現在は休憩時間が約20分

その前までは1時間くらいありました。

立ち仕事で実労働時間が14時間とか普通に考えたら、ヤバイですね。

ちなみにですが、自分で選んだ道なので全く後悔していませんし、期間限定の生活だという事がわかっているので、会社の方針をどうこう言うつもりはないので悪しからず。

ただ、これだけ労働時間も長くて仕事漬けになると色々な事を考える時間も無くなってしまい

「ただのハードワーカーに自分の価値を置いてしまう」という状況になりがちだと思ったので

もしそんな生活を若いうちにしている人でいて、特に目標もないような状態だとしたら

早く抜け出した方が良いよと、喉が掠れるまで叫びたいのでこんな記事を書いています。


もちろん、就きたいポジション、習得したいスキルのための投資だと捉えてやってる人はそのまま続けるのが良いと思います。

その成功体験はこんなブラック労働も財産の1つに変わると思います。


話が逸れましたね。

それでは、この生活をしている中でおそらく起こったであろう身体と心の変化についてです。

・余裕がなくなった

「いかに6時間の睡眠時間を確保するか」

日中、こんな余計な事を考えています。

「このペースなら今日は1時に家に着けるだろうから、そっから寝る支度して1時半には布団に入れる!よし、7時半に目覚ましセットしよう。」

とか、クッソどうでも良い事が脳内を過ぎります。

人はどれくらい睡眠が必要かと言うことは遺伝子で決まっているのが通説らしく

4時間ぐらいで睡眠が十分なショートスリーパー

8時間ぐらい必要なロングスリーパー

そして7時間くらいがベストなバリュアブルスリーパーという

睡眠タイプがあるそうです。

この最後のバリュアブルスリーパーという人が世の中で一番多く

昼寝や就寝前のテクニックなどを使って睡眠時間を6時間ぐらいまで短くできます。

ただ、これを知らないと「6時間ぐらい寝れれば大丈夫!」という隠れ睡眠不足みたいな状態に陥り、自分でもベストパフォーマンスがなんなのかわからないという状態になってしまいます。

一番危険なやつですね。

睡眠は集中や記憶において不可欠なものです。

17時間以上連続で起きていると脳は酔っ払った状態と同じになるとも言われています。

こう言った理由から、余裕ってなくなっていくのです。

余裕がないと良いアイディアは生まれません。

副業を本業にすると失敗するパターンもここら辺くると言われています。

「窮すれば鈍する」に近い感じです。

この「余裕」というのは成長したいのであれば絶対必要なものなので、常に意識していたいですね。

・食生活が乱れがち

「太っているシェフ」って多くないですか?

無論、年がら年中食べ物を口に入れてるから、体質がそうだから、太っているといのも原因の一つですが

仕事が終わった後に食べる夕食の内容が重い(コンビニ弁当とか)人が多い印象です。

僕自身もこの生活を始める前までは1日1.5食で食べる時間を8時間以内に収めるとういうプチ断食のような胃腸に負担をかけないような生活を意識していましたが、今は正直辛いです。

理由は「身体」を使うから。

どうしても身体が疲れるので、エネルギーに簡単にできる糖分が多めに欲しくなりますし

寝る前であろうと「身体が疲れる」というのを脳が想定しているらしく、食べ物を食べたくなります。

「食える時に食っとけ!」という信号を送ってくるのです。

身体が疲労感に支配されると意志力も弱くなってしまうので、帰りがけにちょっと寄ったコンビニに簡単にエネルギーが摂取できるようなものがあったらついつい買ってしまう、という図が出来上がる、と言うわけです。

元々体力がある人は大丈夫かもしれませんが、そうじゃない人は意識していないとこの悪しき習慣がついてしまいます。

人間の行動の半分は習慣で出来ています。

体力がついて、身体の余裕ができた時にこの習慣が完全についていると、なかなか抜け出す事が難しい(もちろん抜け出す方法はたくさんあります)ので、生活になれたら、一度自分の習慣を見直す事をオススメします。



・ストレスが溜まりがち

「休みの日はストレスから解放されるために昼間から酒を飲んでるよ」

これはとある先輩の言葉です。

正直言って、この状態になったらヤバいと思います。

日々の営業で成長し、休みの日は休むのが大切。

という言い方をすれば聞こえは良いですが

成長スピードでいうと明らかに「遅い」です。

人間の記憶はインプットとアウトプットを繰り返す事で定着します。

言い方は少し強くなってしまいますが、日々の生活の中で成長するのは当たり前です。

よっぽど毎日同じを生活していない限りは、変化に対応する力なんて自然に身につきますし、業界の情報にも強くなります。

なぜならその業界に身を置いているから。

そうではなく、自分らしく成長するにはその他の時間で何をするかが大切ではないかと思うのです。


アルコールにはストレスを忘れさせてくれる効果はたしかにあるので楽しむ程度に飲むのは良いのですが

「酔うために飲む」みたいなのは、明らかにヘルシーじゃないですし、なによりもカッコ悪いです。

ストレス解消には

・ゆっくりと読書をする

・運動をする

・自分の好きな人(家族や友人)と会話する

のが良いと言われています。

お酒を飲むのはたしかに気軽に簡単にできる方法かもしれませんが、それを使ってしまうとお先真っ暗だと思うので、できれば避けたい方法ですね。





以上です。

今の日本であれば、スーパーブラック企業にいるのでしたら法律を使うのもありかな、と思います。

法治国家の国でルール違反をしてるのは会社ですからね。

自分で言ってて、すげー板前らしくないな、と思いますが。笑


それでも、ベストコンディションで、最高のアイディアでお客さんに楽しんでもらうのが料理人のやるべき事だと思うのです。

少しでも、皆さまのお役に立てたなら幸いです。


そんな感じで、今日の話は終わります。

では^ ^

サポートしていただけたら嬉しいです^ ^