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サピエンス全史 上下合体本【読書の記録/8冊目】

サピエンス全史 上下合体本/ユヴァル・ノア・ハラリ/河出書房新社



「文明の構造と人類の幸福」

というのがサブタイトル。

著者42歳のイスラエルの歴史学者なのだが、フェイスブックの創始者であるマーク・ザッカーバーグ氏がサピエンス全史を紹介。一躍有名になった。ザッカーバーグは本書を「人類文明の壮大な歴史物語」と評している。

内容紹介

第1部 認知革命

第2部 農業革命

第3部 人類の統一

第4部 科学革命

と、4部から成り20章に細かく分かれている。

印象に残ったところ

「小麦が人を飼いならした」

こう言った表現は今まで読んだ本の中では見た事がなかった。

僕らの先入観では「小麦は人が育てるもの」だ。

しかし、著者の視点では「移住民だった人が小麦によって生活様式を変えざるを得なくなり、結果的に小麦は繁栄した」。との事だった。

だが、まさにそうだ。生物として「生きる、子孫を残す、繁栄させる」という事を目的だと考えると、人間を上手く使って、小麦は数を増やした。

このような表現を使って、人類と文明を本全体で様々な視点から解説している。

「例」は挙げたが、全体的に印象に残る部分ばかりの本だった。

どんな時に読みたいか

年に一度、年の初めに読みたい。

それくらい名著だったと思います。

ちょっと読むのは大変かもしれませんが、オススメの一冊です。






では^ ^







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