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実務で感じた事-現場編-

この記事はアトリエ系設計事務所で働く新人が設計事務所での実務経験を通して出会った出来事を忘れないようにまとめたノートです。
ベテラン設計者や組織設計の方からすれば常識なような事ばかりかと思います。自分の気づきメモとして残しておくようなスタンスで記載してます。

現場編

□ベテランの監督には細かい納まりの相談ではなく、やりたい事を伝えて一緒に考えるスタンスの方がお互い楽しめる。(もちろん相手による)

□大きな設計変更する場合は工程のかなり前に伝え、実施図を書き直し伝える。(普通はやらない)

□設計事務所にもよるが、実施図面はお金を取る事と設計意図を伝えるための図面。
規模や設計スケジュールにもよるが作るための図面を意識するように図面を書くこと。平詳、矩計に対応して詳細図を作れるレベルで書くと現場での対応もスムーズにいける。

□色については早めにカラースキームを決めて検討を詰める。色分けの多い事務所は実施の段階で取り合い箇所の整理をしておく必要がある。

□現場からの納まり提案を全て飲む必要はないが意図を理解し、意匠性を考慮し折衷案とするとまとまりやすい。(プロジェクトにおいて要になる納まりはなんとかやって貰えるようにお願いする。)

□監督の性格に合わせた打ち合わせを行うのも設計の仕事。例えば提案のない人には提案を求めても仕方ない。こちらで決めた事を正確にやってもらう。

□現場では指示書がコミニケーションのツールとなるが、図面で表現しきれないところは必ず文字で書く。
また、割付などの場合、寸法のみの指示だと現場状況の不整合が起きた場合に意図と違う現場となるため、どこを揃えるなど、寸法より明確な意思を伝えるとうまく行った。(こことここを揃えるなど。)

□サイン工事や別途工事として家具などで下地が必要そうな場合、図面チェックのタイミングで下地の必要性を伝える事。

□合板など仕上の見え方にムラがある製品を使う場合、工場検査に立ち会い精査する事。

□建て方の段階で構造と取り合いのある制作物は合わせて図面チェックを行う事。

□大きな模型を持って行く事で気合いと思いを現場と共有出来る。CGやVRなどもわかりやすいし、個人的にはそちらの方が好きだが、熱量を簡単に共有するには模型が手っ取り早いと思う。

□新人の場合、施工図チェックをしても施工要領書などを確認する事はあまりないと思うが、上司にめんどくさがられても確認し、性能のチェックを必ず自分で行なうこと。担当者レベルじゃないと気づかない事もある。

□現場から担当になる場合、図面を読み込む事で精一杯になるが特記仕様書に大切な事が書かれているので読み込み整理する事。

□材料納入の際は遠方でもなるべく検査立会いを行い、仕様の確認を行う事。

□現場監督によっては特に法規に関係する箇所に弱く、不燃、防火など仕様など理解してない方もいる。
図面に書いてある内容で必ず施工されている訳ではないという視点で確認を行う事

□設計監理の場合、細かい納まりの確認に加え、施主要望の充実、法規の確認、性能の確認が主な仕事になるので実施で追いきれてない所を施工者と一緒に確認し、問題があれば早急に相談、共有し対策を考える事。

つづく#建築 #設計 #勉強ノート #デザイン #現場監理


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