最近の記事

第二話 美女とババアと犬と俺

マンションのエントランスでは、いい歳をしたオッサンが、 「あれ~?おっかしいなあ~」 と、わざとらしく振る舞っている。 女「・・大丈夫ですか?」 俺が「あれあれ」言っていると、後ろから女性に声を掛けられた。 (ふむ・・なかなかの美女だ。) 余談だが、ウチのマンションはなぜか美人が多く、みんなチンピラみたいな男を連れている。・・余談なのでこのくらいにしておこう。 「だっ・・大丈夫です。」 美女がキーを差し込むと、エントランスのドアがウィーンと開く。 女「一緒に

    • 第一話 嗚呼・・鍵が無い。

      広島から国道2号線をひたすら西へ。なんとか下関まで下道でやって来たが、いよいよ限界を感じて、高速道路へとアクセスする。 気が付けばもう夕方だ。 休憩がてら、めかりPAに車を停め、夕食代わりに豚骨ラーメンをすする。 (博多ラーメンってこんな味だったっけ・・?なんか旨いんですけど?) 元々、俺は細麺があまり得意ではない。だから福岡ではあまり博多ラーメンを食べない。 食べるのは、べらぼうに酔っぱらった時ぐらいだろうか?そして翌日はほぼ確実に腹を壊す。ケツからスープがそのま

      • 夢はなんですか?

        どうも!YUTAROです。 いつも僕の体験談を見ていただきありがとうございます。 noteで販売しておりましたタイトル「夢はなんですか?」について、購入して頂いた皆さまに「返金のお知らせ」です。 ご連絡がかなり遅くなってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。m(__)m お話は書き上がったのですが、以下の理由から公開を見送ることにしました。 1.登場人物が亡くなってしまった。 2.本人特定につながる可能性がある内容を書いてしまった。(名前・写真など) もし、こ

        • 彼女は意識高い系の高飛車女?遊んできたら思った以上に・・。

          きっと彼女は高飛車だから・・手抜きデートは禁物。 「結局、昨日もホテルにほとんどいなかったわ・・。」 清田子と別れ、一日ぶりに狸小路のホテルへと帰って来た。 窓を開けると冷たい風が入ってくる。都会の喧騒がなんだか心地いい。 俺は疲れを癒やすべく、しばしの仮眠をとることにした。 次のアポが待っているからだ。

          有料
          100

        第二話 美女とババアと犬と俺