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ConoHaVPSにcloud9環境を作成してBOTを動かせるようにしてみた。


AWScloud9をConoHaVPSに連携させる方法は以下。
別記事にその手順を解説していますのでそちらを参考にして下さい!


ConoHaVPSの登録手順やubuntuでのコマンドなどはこちらの記事と変わらない為、こちらの手順を見て頂ければ良いかと思います^^

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-※注意
この記事の手順によって、正確に稼働するという保証もございません。
不具合の出た場合でも、私の方でのフォローはしかねますのでご了承ください。
なお、当記事に掲載された情報の利用により発生した又は当該情報に基づき行われた行為により発生したいかなるトラブル・損失・損害に対しても、当方は責任を負いません。
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現在、BOTをAWScloud9で動かしている方が多い。


しかし、あのBOTブーム以降、月日は流れ、そのうちAWScloud9の1年という無料期間に終わりが来るであろう。
その時、どうしようか。
環境の作り直しは面倒だ。
であれば早めに対策をうっておこう。

ということで、コノハVPSにクラウド9環境を構築してみたので、メモがてら記事にしておきます^^
(ちなみに何故ConoHaVPSを使ったかと言うと、さくらVPSでも作ったのですが、オイラの環境ではさくらVPSよりConoHaの方が速度が出ていた為です。)


まずはConoHaのアカウントが必要になります。
すでにアカウントをお持ちの方は【ConoHaVPSにcloud9環境を構築する。】からお読みください。


☆オイラの作業環境☆
OS : Windows10pro
標準ブラウザ : Google chrome
とても浅いLinuxの知識


☆ConoHaアカウントとVPSの作成

こちらのページからご登録頂けます♪

2019年6月現在、こちらのリンクからご登録頂きますと、クーポンがプレゼントされるらしいので是非こちらからのご登録を宜しくお願いします♪m(_ _)m 
以下ConoHaより抜粋
【ConoHaをお友達に紹介してプレゼントクーポンを獲得してください。紹介したお友達が2,000円分ConoHaのサービスを利用すると、お客様に2,000円のプレゼントクーポンをさしあげます。】




リンクから飛ぶとTOPページが表示されます。
①TOPページ右上の【ログイン】をクリック。

画像1

②【新規アカウント登録はこちら】をクリック。

画像2

③必要事項を記入して【次へ】をクリック。

画像3

④今回はVPSにcloud9環境を構築するので、【VPS】を選択して【次へ】をクリック。

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⑤携帯などのSMSを受けれる電話番号で認証コードを受け取る。

画像5

⑥このように携帯にSMSが届きます。

画像6

⑦SMSに届いた認証コードを記入して【送信】をクリック。

画像7

⑧支払い方法をここで決めます。
オイラはConoHaチャージにて利用しています^^(最低500円のチャージから可能)

画像8

⑨VPSのスペックとOSを選択してrootパスワードを記入します。
基本的には512MBで良いと思いますが、オイラは1GBで少し余裕のある環境にしています。
複数BOTを動かす予定であれば1GB以上がいいかもですね♪
OSは今回【ubuntu】を選択します。
rootパスワードは【9~70文字、半角英数記号の組み合わせ】ですのでご注意ください。(忘れないようにメモをお勧めします。)
例.(Abcd@1234)等。
最後に【追加】ボタンを押すと完了です☆
(リージョンは基本的には東京でいいかと思いますが、もし海外の取引所を中心に考えているのであれば、その取引所に近い所がいいかもしれません。)

画像9

この時にConoHaの解説を参考に公開鍵認証を設定しておくと良いかと思います!
https://support.conoha.jp/v/vps_sshkey/?btn_id=v-vps_ssh-related_v-vps_sshkey
もししてない方は、SSH Keyを生成してからサーバーを再構築し、その際に作成したSSH Keyを設定すれば大丈夫です。

以上でひとまずコノハVPSの作成までが完了しました。
次はこのVPS上にクラウド9の環境を構築していきます。

ConoHaアカウントはこちらからご登録をどうぞ。


☆ConoHaVPSにcloud9環境を構築する為の準備。

ここからはコマンドを打ち込んでいきます。
オイラは使用しているPCがWindows環境の為【TeraTerm】を使用しています。
標準のコンソールからも出来るかとは思いますが、最初の設定さえしてしまえば後の操作が格段にしやすくなるので、こちらを利用する事をお勧めします。
【TeraTerm】の使用方法はConoHaの公式ページでの解説がありますので、こちらをご覧ください。

TeraTermから接続出来ると、このような画面になっているかと思います。

画像10

ここからはひたすらコマンドを打ち込んでいきます。
コピペをする場合、普段はControl+cでコピー・Control+vで貼り付けをしている方が多いかと思いますが、TeraTermのようなターミナルでのコピペは【Alt+c】でコピー・【Alt+v】で貼り付けといったショートカットキーになりますのでご注意ください。

以降はこのページからコピーする時は【Control+c】で、ターミナルに張り付ける時は【Alt+v】を使っていきます。
(頭に#や$がついてますがコピペをするのはその後ろのコマンドのみですのでご注意を。)

上から順に基本的には全てコピペで進んで下さい。

// オペレーティングシステムを最新バージョンへアップグレード

# sudo apt-get update

---------------ユーザー関連操作----------------

// 新規ユーザを追加する(USER_NAMEは各々でお好きな名前に書き換えて下さい)

# sudo adduser USER_NAME

Enter new UNIX password: と Retype new UNIX password: にユーザーパスワードを入れる。
オイラは確認の意味を込めてEnter new UNIX passwordはメモ帳などにパスワードを書き込んだ物をコピペで張り付けてRetype new UNIX passwordは手打ちで入れてます。
以下の様な画面になります。
(この時パスワードに文字を打ち込んでも何も表示されませんが、実際は記入出来ていますのでご心配無く!)

root@000-00-000-00:~# sudo adduser USER_NAME
Adding user `USER_NAME' ...
Adding new group `USER_NAME' (1004) ...
Adding new user `USER_NAME' (1000) with group `USER_NAME' ...
Creating home directory `/home/USER_NAME' ...
Copying files from `/etc/skel' ...
Enter new UNIX password:
Retype new UNIX password:
passwd: password updated successfully
Changing the user information for USER_NAME
Enter the new value, or press ENTER for the default
       Full Name []:

Full Name []:
Room Number []:
Work Phone []:
Home Phone []:
Other []:
は全てそのままEnterキーを押してください。

画像11

// USER_NAMEさんを、sudoというグループに追加する
//ユーザに、sudo権限を付与

# sudo gpasswd -a USER_NAME sudo

// Ubuntuで作成済みのユーザ一覧を確認する

# getent passwd

// Ubuntuで作成済みのグループ一覧を確認する

# getent group

// USER_NAMEのグループ一覧を確認するコマンド

# groups USER_NAME

//ユーザー変更

# su - USER_NAME

これ以降は頭には#では無く$がつくようになります。

ここまでの参考にしたサイト
http://www-creators.com/archives/241


☆gcc, make などの開発ツールをインストール

参考(https://www.yokoweb.net/2018/05/04/ubuntu-18_04-gcc-makme-install/)

$ sudo apt-get install build-essential

ここでユーザーのパスワード入力を求められますので、先ほどのユーザーパスワードを入力してEnter。
Do you want to continue? [Y/n]は先ほどと同じく【Y】を入力しEnter.
少し時間がかかりますが最後に【USER_NAME@000-00-000-00:~$】が出るまで待って下さい。

$ sudo apt install glibc-static
$ sudo apt install -y gcc-c++ make

//Node.jsインストール

$ sudo apt install nodejs

//version確認

$ node -v

v8.10.0 等と出ていれば問題ないかと思います。(これは2018/12/22時点でのバージョンです)

//npmインストール

$ sudo apt install npm

参考(https://qiita.com/kerupani129/items/60ee8c8becc2fe9f0d28)

$ sudo apt install tmux

//デフォルトのpython,pipの状態

$ python --version

Python 2.7.15rc1 等と表示されます。

$ which python

/usr/bin/python

$ readlink -f /usr/bin/python

/usr/bin/python2.7

$ sudo apt install python-pip
$ pip --version

pip 9.0.1 from /usr/lib/python2.7/dist-packages (python 2.7)

現在はPython2.7です。Python3を使いたいので張替え作業をします。
(Python2を使いたい方は飛ばして下さい)

//python3へのリンク張替え

$ sudo mv /usr/bin/python /usr/bin/python2
$ sudo ln -s /usr/bin/python3 /usr/bin/python
$ sudo apt -y install python-pip
$ wget https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
$ sudo apt install python3-pip
$ sudo apt install python3-setuptools
$ sudo python get-pip.py
$ sudo python3 get-pip.py
$ hash -r
$ sudo pip install ccxt
$ sudo pip install pandas

変更後のpython,pipの状態

$ python --version

Python 3.6.7

$ readlink -f /usr/bin/python

/usr/bin/python3.6

$ pip --version

pip 18.1 from /usr/local/lib/python3.6/dist-packages/pip (python 3.6)

以上でPython3に張替えられていることが確認できました。

ここからVPS上にcloud9を導入していきます。

☆Cloud9をインストール、起動

$ git clone git://github.com/c9/core.git c9sdk
$ cd c9sdk
$ scripts/install-sdk.sh

ここもかなり時間がかかりますが終わるまでしばし休憩♪

-----------------------------------------------------
Success!
run 'node server.js -p 8080 -a :' to launch Cloud9

と表示されるまで待ちましょう^^

$ mkdir workspace

(workspaceの部分はお好きなように)

//ディレクトリが作成出来てるかの確認

$ ls -ld workspace


$ node server.js -l 000.00.000.000 -p 8080  -w ~/workspace/ -a USER_NAME:password

$ node server.js -l 【IPアドレス】 -p 8080 -w ~/workspace/ -a yutas:abcd1234
等の様に【IPアドレス】と【workspace】と【USER_NAME】と【password】を入力して下さい。

Starting standalone
Connect server listening at http://000.00.000.000:8080
Using basic authentication
CDN: version standalone initialized /home/USER_NAME/c9sdk/build
Started '/home/USER_NAME/c9sdk/configs/standalone' with config 'standalone'!
Cloud9 is up and running

このように表示されますので、リンクをダブルクリックするとVPS上のcloud9にログインする事が出来ます。

画像12

Google chromeを標準のブラウザにしていますのでchromeが立ち上がりこのように表示されます。
作成した【USER_NAME】と【password】をそれぞれ入力し【ログイン】をクリック。

画像13

以下のような画面が出ればcloud9環境は構築完了です。
このURLを【ブックマーク】に追加するか自分が分かるように管理しておいて下さい。(IPアドレスがあるので自分が安心出来る管理方法をお勧めします)

画像14

ただ、このままではTeraTermを終了させてしまうとcloud9も止まってしまいますので、止まらないようにしていきます。

起動確認が出来たので一旦TeraTermのターミナル上で【Ctrl + C】を押して止める。


☆VPS上でcloud9を立ち上げっぱなしにする。

//forever をインストールする。(passwordを聞かれたら入力してEnter)

$ sudo npm install -g forever

//forever を使ってcloud9を起動させる。

$ forever start server.js -l 000.00.000.000 -p 8080 -w ~/workspace/ -a USER_NAME:password

例.$ forever start server.js -l 123.45.678.901 -p 8080 -w ~/workspace/ -a yutas:abcd1234

以下の様に表示されればOKです。

warn:    --minUptime not set. Defaulting to: 1000ms
warn:    --spinSleepTime not set. Your script will exit if it does not stay up for at least 1000ms
info:    Forever processing file: server.js


これでTeraTermは終了してもcloud9は動き続けてくれるかと思います♪


//実行中ものをの表示したい場合

$ forever list

//Cloud9 IDE を停止する場合

$ forever stop ~/c9sdk/server.js


ConoHaアカウントはこちらからご登録をどうぞ。

最初にも言いましたがもう一度言います!
2019年6月現在、こちらのリンクからご登録頂きますと、クーポンがプレゼントされるらしいので是非こちらからのご登録を宜しくお願いします♪m(_ _)m 
以下ConoHaより抜粋
【ConoHaをお友達に紹介してプレゼントクーポンを獲得してください。紹介したお友達が2,000円分ConoHaのサービスを利用すると、お客様に2,000円のプレゼントクーポンをさしあげます。】

今回はかなり長い作業になってしまいました。
オイラは普段Linuxの扱いに慣れていない為、調べながら色々やった末の手順ですので、詳しい方が見るともしかしたらもっと簡単な方法があったりおかしい所があるかもしれませんが、現状は特に問題なくBOTを稼働する事が出来ています!
しかし最後に念を押しておきます(;^ω^)

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※注意
この記事の手順によって、正確に稼働するという保証もございません。
不具合の出た場合でも、私の方でのフォローはしかねますのでご了承ください。
なお、当記事に掲載された情報の利用により発生した又は当該情報に基づき行われた行為により発生したいかなるトラブル・損失・損害に対しても、当方は責任を負いません。
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サポートして下さる皆さんへ! 本当に感謝です☆ これからも良い内容の記事を書いていければと思います^^