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カマタマーレに関わる全ての方々を笑顔にする

6月24日のFC今治戦でJリーグ通算150試合目の出場だった。
7月15日のテゲバジャーロ宮崎戦でセレモニーもしていただきました。


後で今の感情など書いていきます。


さて、次節のFC大阪戦で前半戦が終了する。
カマタマーレ讃岐は現在、6勝4分8敗の16位。
なかなか勝ち星を奪えなかった時期もあったが、ここ2節で今シーズン初の連勝を飾っている。

チームとして勝てない時期にも、課題と向き合いながらやり続けてきたからこそ、前に進んでこれたことが良かったと感じている。
だからこそここからが大切で、上位に食い込んでいくためにも、今まで以上に一つ一つのことにシビアになって強くなっていく必要があると思う。

個人のパフォーマンスに向けると、ホームの奈良クラブ戦でゴールを奪ってから感覚が上がってきた。
攻撃の部分ですべきことが整理されて、チームに必要なプレーが表現できる回数が増えてきた。
課題は、まだまだ数字が足りないこと。
1G1Aは物足らない。

もっともっと数多くのチャンスを作って、チャンスの質量共に上げていきたい。
そのためには、チームメイトとコンビネーションを上げていくことも当然だけど大切。僕が受けての場面と出しての場面で、それぞれ特徴もわかってきているので、互いに活かし合いながらプレーしていきたい。

また、守備面ではまだまだ整理が必要。
プレッシングとブロックの使い分け。それに伴ったポジションの微修正をもっと丁寧に行っていく必要がある。
相手がどのように攻撃を仕掛けくるのか。守っているエリアはどこになるのか。時間帯、得点差…様々な状況に応じたプレーが必要で、その質を上げていきたい。

それに伴い、90分間最後まで走り、戦い続けられるフィジカルフィットネスも必要である。
もっともっと走れるし戦える。
ここもパフォーマンスを上げていきたい。

要するに、心技体全てのパフォーマンスを上げ続けること。
そこに対して労力を使い、日々アップデートすること。
そんな毎日を作り続けていきたいと思っている。


さて、改めて。150試合の出場に関して。
100試合の時にここまで育ててくださった方々に感謝を伝えたし、とても感じていた。

今回の50試合には特に水戸ホーリーホックとカマタマーレ讃岐に関わる全ての方々に感謝したい。

水戸ホーリーホックでは、サッカー選手としての在り方。過ごし方。全てを学び、自分のものにしてきた。
特に学んだことは、良くない時にこそどうあるべきか。振舞うべきか。ということだ。

どんな仕事でもそうだが、ずっと好調なんてことはないだろう。
日々、様々な問題と向き合っていきながら前に進んでいくと思う。
特に、このJリーグの世界。外的な要因も含めて、(というよりほとんどが外的要因かもしれない)自分自身を保つことの難しさを肌で感じている。

試合になかなか出られない。好きなポジションでプレー出来ない。少し足を痛めている。体調を崩してコンディションが整わない。
スタメンで出ても早い時間帯で変えられる。夏の移籍で自分のポジションに新しい選手が入ってきた。ベンチに入っても、いつまで経っても呼ばれない…選手をしていたらどれかは感じたことがあると思う。

特に僕が感じるサッカー選手にとって1番悔しいことは、プレーが出来るのに試合に出られないことだ。

リーグ戦当日。自分の車で練習場まで行き、少ない人数でトレーニングをする。もちろん出来るトレーニングも限られる。時には、怪我明けやコンディション不良明けの選手と共にやるので、物足らないこともある。(僕自身もその状況になることもあるので仕方ないことだと思っている)

そしてホームゲームなら、そのままスタジアムに行き様々なイベントを行いスタンドで試合を観戦する。

ほとんどのプレーヤーがこのような経験をし、悔しくてもどかしい感情に陥ったことがあるだろう。


でも、だからこそ、大切なことはこのような状況になったとしても立ち向かってやり続けることだ。
いつもと変わらない毎日を過ごし、自分の課題と向き合い、ピッチ外のすべきことにだって全力で向き合う。

試合に出ている時はもちろん、出ていない時も含めて全てが職業プロサッカー選手としてのあるべき姿だと思っている。

草サッカーでやっているなら、納得できないことがあればやめればいい。
でも、僕にはお金を払ってくれているクラブがある。
そこにコミットしないといけない。

そこを強く学び実践した水戸での4年間だった。

そして、今シーズン。

覚悟を持ってカマタマーレ讃岐に移籍してきた。
今まで感じたことのないプレッシャーと、自分自身の力の無さに愕然とする日もあった。

でも、一つ一つ乗り越えて(まだまだ道の途中だが)整理して半年間過ごしてきた。
90分間戦い抜き、勝利のホイッスルをピッチの中で聞けた時には本当に幸せを感じている。

ただそこには大きな責任が生まれているということもわかっている。
ピッチには11人しか出られない。メンバーは18人しか入れない。

その責任を果たすための毎日は過ごせているのか?
本当にその責任を果たす覚悟は足りているのか?

そんなことを日々自問自答しながら過ごしている。だからこそ、もっと毎日の質に拘り、成長に貪欲になって突き進んでいきたい。
若手選手の手本となって、ベテランの選手から学び支えていきたい。

僕が納得のいくパフォーマンスを発揮出来た時には、カマタマーレ讃岐に関わる全て方々を幸せを出来ているだろう。

そんな日が数多く、そしてより高いレベルで皆さんと一緒に感じられるように。
これからも毎試合、一歩ずつ歩んでいきたい。
もっとより早いスピードで成長していきたい。

これからも変わらずに応援よろしくお願いします。



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