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「soar」というソーシャルメディアについて(活動説明会に参加してきました)

「soar(ソア)」というメディアをご存知ですか?

「人の可能性が広がる瞬間を捉えるウェブメディア」として非営利団体が運営しているメディアです。うつ病や双極性障害、LGBTやダウン症などなど、さまざまな困難を抱える人と、それを支える人々の活動をインターネットを通じて、必要な人に必要な情報を届けています。昨日、その活動説明会に行ったのでシェアします。

僕がsoarを知った経緯

少し大げさな言い方かもしれないけど、僕はこのメディアによって助けられ、一歩前を向いて歩くことができました。今年に入り、体調が思わしくない日が続き、「これって、鬱かも…」って思い始めて。でも誰にも相談できなくて、会社からは何度か「休職したら?」って言われたけど、休職したらきっと自分が戻る場所はないという不安もありなかなか休職できなくて(結局、戻る場所がなかったんだけどw)、心療内科に行っても医者は頼りないし、カウンセリングを受けても期待していた効果は得られないし。会社からは「使えない」という烙印を押され休職することになって、自分が思い描いていたキャリアイメージが崩壊して、自信を失くして、悔して悔しくて家で一人で泣いて、そして何かに必死に救いを求めてインターネットを検索していた時に出会った記事が、下のsoarの記事でした。

「一人じゃない」ということ

それまでも生きている以上、誰かのために、みたいな思いはずっとあって。適応障害になったことを近くの友人にカミングアウトしたとき、「自分も!」という人が多いことに驚き、みんな同じ悩みを抱えていて、また同じように世の中にある今のシステムに多少の不満を抱えていて。だったら、自分がそういった方にできることをしたいという思いが一層強くなった時、上の記事のU2plusを立ち上げた東藤さんの想いを読んで、単純にスゴイと感心して、勇気づけられたんです。自分以上に辛い経験をしている人がいて、それでも乗り越えられているということを知ることができたんです。(すぐに東藤さんにお会いしたい!!と思って、Facebookで探してメッセンジャー経由でご挨拶したのですが、未だに既読にならず。。いつか読んでくれるといいなと思っています)

"困難"ではなく"希望"を伝えていること

soarで伝えていることは、日々の生活に困難を伴う人の「お涙頂戴」的な内容ではなく、読んでいるひとへの希望なんです。それは自分一人じゃないということかもしれないし、自分にもできるということかもしれない、または一歩前に進もうということかもしれない。医者やカウンセラーからの適切な処置も大事なことですが、すごく当事者に寄り添って、当事者の目線で書かれている記事は、読んでいて気持ちの良いものでした。

活動説明会に行った理由

活動説明会には、そんなお礼をスタッフの方に一言でもお伝えできればと思って参加をさせて頂きました。代表の方やスタッフの方もとても魅力的で、これからも応援をしていきたいと思います。



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