1月10日。今日は曇り時々晴れ。久々のお休みなので、梅園にでも出かけようと思っていた。起きてみると、毛布を手放したくないくらい寒い。外からの日差しも入ってきていない。そんなわけで、外に出かけるのをやめた。

休日は少しゆっくり目覚めて、ベッドを整える。リビングに移動し、コーヒーを淹れてゆったりとした音楽を聴きながら朝ごはんを食べる。そんな暮らしに憧れているし、まさに今日それをやるつもりだった（ホテル暮らしなのでリビングはないけれど）。

実際には、なかなか布団を抜け出せず、11時ごろにようやく朝ごはんを食べる。「今日も理想の朝が迎えられなかったな。残念」と頭に浮かんだが、あまりに感情がこもっていなくて思わず笑ってしまう。

「そんなわけで、外に出かけるのをやめた」と書いてしまうくらいには、できなかったことを後悔したり、残念に思ったりはしていないらしい。日頃から「人には優しく、自分にはもっと優しく」を信条として掲げているが、自分に優しくしすぎているかもしれない。

心の中に小さなギャルがいると良い、なんてことを聞いたことがある。もしも何かがうまくいかなくても、「布団にくるまる時間が長くなってよかった」「次の楽しみができた」とか言ってくれそうな気がする。

自分に優しいんだなぁと気づいた日であり、ずっと優しくしてあげようと改めて思った日。