いつか買いたい、石川のもの
こんにちは、旅暮らしライターのyutoです。
石川のことが心配で何かしたいけれど、何ができるか分からずモヤモヤしているみなさまへ。石川のものを買うことが、僕たちにできることの1つです。
まだオンラインで買うことはむずかしく、今できるのは地元のスーパーで見かけたお酒やお米を選ぶこと。それと同時に、いつか買えるようになった日のために石川のものを買う準備を進めること。
今日は、石川のすてきなものやおいしいものをいくつか紹介します。
暮らしが豊かになる「輪島塗」
石川県輪島市で作られる輪島塗は、国の重要無形文化財に指定されている漆器の一つです。作る工程は実に124に及び、職人たちが一つ一つ丁寧に作り上げています。
じっくりと時間をかけて作られた輪島塗を迎え入れると、食事や休息の時間がゆったりと流れる予感がします。良いものとともに、心地いい暮らしを実現しましょう。
▼ 「輪島キリモト」オンラインショップ(1月3日現在は休業中)
ほっと一息つくための「加賀棒茶」
加賀棒茶は石川県で生まれた、甘く芳ばしい香りが特徴のほうじ茶です。一般的なほうじ茶は茶葉を焙じるのに対し、加賀棒茶は茎を焙じて作るため、原料の茎を指して"棒"茶と言われているそう。
急須で加賀棒茶を入れたら、ほっと一息つけるはず。輪島塗も一緒であれば、一層すてきな休憩時間になりそうですね。
▼「丸八製茶場」オンラインショップ
きれいな水から作られる「日本酒」
日本酒づくりで欠かせないのが、水と米です。能登は日本三大霊山「白山」から流れるきれいな水と山田錦に次ぐ酒米「五百万石」がある恵まれた土地。そんな能登には20ほどの酒蔵があり、銘柄は100を超えるといいます。
石川県全体で見ると、35もの酒蔵があります。菊姫、手取川、天狗舞、加賀鳶などなど。さまざまな日本酒を飲み比べてみたいものですね。
県外ではほとんど食べられない「能登牛」
出荷頭数が少ないため、県外ではほとんど食べられないという能登牛。きめ細かく肉質と上品でとろけるような脂が高く評価され、和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」で特別賞を受賞したこともあります。
なんとこのお肉は、通販でも購入できるんです。豊かな自然と潮風の中で大切に育てられた能登牛を、ぜひご自宅で味わってみてください。
▼「寺岡畜産」オンラインショップ
日本初の世界農業遺産「里海の幸」
「能登の里山里海」は、日本で初めて世界農業遺産に認定されました。日本海に面した能登では、さまざまな海産物が獲れるのも大きな魅力の一つです。ここでは、そんな里海の幸から3つをご紹介します。
能登かき
七尾湾で盛んに養殖されている能登かきは、小ぶりながらも肉厚な身と濃厚な味わいが特徴です。とくに冬においしくなるので、ぜひ来年まで覚えておいてください。
▼「宮本水産」オンラインショップ
寒ぶり
荒々しい冬の日本海で獲れるぶりは脂のノリが抜群です。あまりにおいしいので、娘を嫁に出した家から嫁入り先へお歳暮として寒ぶりを贈る慣習があるほど。中でも7kgを超えるものは「天然能登寒ぶり」としてブランド化されています。
船凍イカ & いしり
船凍イカは能登小木港の特産品で、その名の通り、船で急速冷凍されたイカを指します。アニサキスの心配もなく鮮度もきわめて高いため、お刺身として楽しむことができます。
また、イカを使った魚醤「いしり」も能登の名産品です。タイのナンプラーのようなもので、ちょっと物足りないときの隠し味として活躍してくれるそう。
▼「カネイシ」オンラインショップ
今できることを少しでも
僕たちに今できることは、日頃の買い物の中で石川県のものを選ぶこと、石川県の特産品を買うことです。もう少し落ち着いたら、通販で特産品を買える日が来るでしょう。
そのときのために、石川県のことをちょっとでも知ってもらえたら嬉しいです。また、すぐに行動したいという方に向けて、Yahoo!基金のリンクも貼っておきます。
大きなことでなくとも、自分にできる範囲で、できることをやっていきたいですね。
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