権利と義務と自己管理



救命救急センター

余計な感情は必要ない場所。
命を優先する場所。


わたしが今まで働いてきた仕事も同様、余計な感情は仕事の邪魔になっていました。

ミスなく的確に判断してお客様に提供する仕事です。

だからか、医師や看護師の気持ちが痛いほどわかります。
命を最優先にして動いてくださるという視点です。

しかし、医師や看護師には、何かはわからないけれど心の葛藤はあるかもしれません。

だけど、それは患者やお客様には関係ないことで 自分の心の葛藤などは治療や提供するものに影響を及ぼすことなどあってはならないことです。

そのための国家資格で 責任を担う証と言えるでしょう。
命を預かる責任や的確に判断して最適なものを提供することの責任です。

わたしは責任が好きです。

だからかこんな時は患者目線でなく管理者目線で見てしまいます。

感情優先で生きてる人は、わたしが書いてることに同意出来ないこともあるでしょう。
わたしが自分を客観的に見ることできるのは、たぶん、責任が好きだからだと思います。

好きこそ物の上手なれと言いますが好きだから得意です。
だからか、自分の言葉に責任を持ちますし逆に責任を持たない人には教えます。

そこが上から目線だと思われることがありますが、目の前の相手やお客様にとって最適なものを提供することを最優先にしているだけなのです。

感情が先走りする人とは優先順位は違います。

それを人それぞれだと言われる人もいるけれど、管理する側においては その考え方はいただけない。


権利と義務の話しになりますが、
守られる補償されるためには、そのための過ごし方があるものだとわたしが考えます。

そのため 守られる補償されるためには それなりに義務があります。
権利ばかり主張していても義務を果たしていなければ、守られないし補償もされないのです。


これを先述に当てはめてみると、
社会の中で守られ補償されるためには、自己管理という義務が必要で その義務を果たしている人は権利が認められますよ、ということですね。

これはどういうことかと言うと
社会の一員として日々自己管理しながら過ごしている人は最優先で守られるし補償されることを指します。

不摂生している人より自己管理している人の方が守られる率は高いのです。

不摂生している人がどれだけ助かりたいと生きる主張(権利)だけを訴えても叶えられるかといったらわかりません。
権利と義務とはそういうことです。

最近の若者は、そんな考え方は古いと言われますが、権利と義務は新しい古いで括られることではないのです。

自己管理という義務の前提に権利が成り立つことを知りましょう。


だけども、この社会では 義務をきちんと果たしていても 守られなかったり補償されない時があります。

そんな時こそ権利を主張するべきです。

管理する側も間違うことがあるかもしれませんので。

誰もが非を改める心を持つことが大切です。

誠実でありたいですね。

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