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服を無限に選べる女

こんにちは、自問自答ガールズのゆとりです🦄
3月の半ばに制服を1セットつくったおかげで今日まで心地よく過ごすことができています☺️
そのときのアイテムの探し方が我ながらよかったのでシェアできたらとnoteを書いております!


自問自答ガールズになってから、服の選び方が変わった。

今までは何着買うかも考えず、どんなものが欲しいかも明確にせず、ショッピングの日(主にルミネ10%オフ期間やセール期間などお得に買えるタイミング)にふらふらと手頃なお店を周り、買えそうなお値段の服を買っていた。
そんな私が自分にかけていたフィルター(手ごろな価格帯のブランドで買わなくてはいけないのでは?プチプラを着まわせるのがおしゃれなのでは?など)をはずしてしまった結果、服を無限に選べる女が爆誕してしまったのである。

私は、独身実家暮らしなのでお給料を服に割こうと思えば割けてしまうし、新宿や銀座まで気軽に行ける距離に住んでいるし、TPOを遵守しなくてはいけない環境でもない。もっというと、体型も標準なので既製品の服のサイズが足りなかったり余ったりして困ることもなかなかないし、靴も合わなくてつらいという経験はない。(この辺は自分の感度が低すぎるからという側面もある)

これがどれだけ恵まれたことなのか分かっている。
だけど、自分に制限があるほうがうまくいくこともあると思う。

まだファッションの知識も乏しく、知らないことがたくさんある私は、この世のすべての服を把握してから服を買わないといけないのでは?という新しいフィルターを生み出してしまった。いつもの場所で買う服、いつものブランドで買う服、それは妥協では?と脳内でツッコミをいれる私がいる。

そんな新たなフィルターを元に購入した去年の秋冬の購入品は、いつもと違う場所でいつもと違う価格帯のものを手に入れたことに満足感を得てしまった。服自体をしっかり吟味できたかというと、そうではない部分があり、今となっては後悔が残る。(もうすでに手放したものある)

だから、もっと学ばなくては、もっと調べなくては、と考えてしまって、なかなか服が購入できなくなった。手持ちのものに満足しているからか、とポジティブに考えたりもしたけど、どうも服がしっくりこない。
とくに香水探しをしていると店員さんが勧めてきた香水がちっともぴんとこないことが2回もあった。これはたぶん私の装いに問題があるのだろう。早く制服を見つけなくては・・・!と焦り始めた。

なぜかというと、その頃の私自問自答ガールズに会う予定が詰まってた。とくに自問自答ムンプラの講演会の受付も頼まれていたので、ぜったいに制服を着て行きたい!私らしい服装で行きたい!という欲が湧いてきた。

ちょうどパーソナルデザイン診断を受けたあとだったので、制服は白シャツ+サイズがぴったりなパンツとイメージできていた。
そのイメージした制服にぴったりのアイテムさえ見つかれば…!という状態だった。

時間はもうない。新宿や銀座に行っている場合ではない。もう10年以上お世話になっている最寄りのルミネで決めるしかない。休みの日を1日中ショッピングに充てる時間もなかったので、金曜日の終業後~閉店までで決着をつけることにした。

そうなると大切なのは事前準備である。
最寄りのルミネに入っているファッションブランド全店舗をZOZOTOWNのお気に入りブランドに登録した。そして、パンツ(白シャツよりパンツが重要だと思っていた)を探す条件をいくつか入れて、お気に入りブランドでソートした。
私の条件に適したパンツは、最寄りルミネだけでも山のようにあるみたいだ。その事実に安心した。もっとたくさんのものを見ないと本当に良いものは見つからないのでは?と勝手な思い込みがあったんだけど、最寄りルミネだけでも数百のパンツがある。その中から探すなら、じゅうぶん良いものが見つかるだろうと思えた。(こうやって書くと”良いもの”の解像度をもっとあげていったほうがよさそう)
ソートして出てきたパンツをすべて見て、気に入ったアイテムをお気に入りに登録した。自分の探しているデザインや売ってそうなブランドの把握ができた。

お買い物当日、お気に入り登録をしたブランドを1つずつ回る。実際はZOZOTOWNに掲載されているものがお店に必ず出ているわけではなくて、お気に入り登録したアイテムを試着できたのはいくつかだけだった。(もしかしたら店員さんに声をかければ出てきたのかもしれないけれど、2時間半くらいで決着をつけなくてはいけなかったので、声はかけなかった)ただ、お気に入り登録したアイテムのブランド=好みのブランドなので、ZOZOTOWNでは見つけられなかったけど、いいなと思うアイテムがたくさんあったのでそれをひとつずつ試着した。

時間という制限もプラスに働いて、私は2時間半で10着以上のパンツを履いて履いて履きまくった。最後まで悩んだ候補は2回も試着した。(同じ日に2回も試着して買わないなんて今までの私にはできなかった)そして、購入したパンツには間違いないだろうという確信を持てた。
世の中にはもっと素敵でもっと似合うパンツがあるかもしれない。だけど、私の最善を尽くして、制服にするべき1着を見つけたのだ。服を購入する過程で初めて自信を持てた。

私はついつい自分の手元にあるものを卑下してしまう癖がある。だから、ふだん行かないところに制服になるアイテムが眠っていると思っていた。もちろんそういうこともある。だけど、案外身近なところにあることもある。そんなことに気づいた経験となった。(まるでアルケミストみたいな着地)

最初はnoteに書こうと思っていたんだけど、この経験すら自分で卑下してnoteにまとめるほどの話ではないかも、と面倒がっていたんだけど、先日イコさんと選択肢が多いのも困る、という話で盛り上がり、noteを書こうと奮起したのでした。


おまけ①
この制服探しの旅のときは、トップスは手持ちのものでもいけるからいいのに出会ったら~くらいで考えていた。結果としてピンとくるものを購入できたけど、正直そんなたくさん試着はしなかった。だけど、今となってみればトップスのほうが重要だったんじゃないか?って思ってる。それくらい今着ている白シャツは出会えてよかったアイテム。(ちなみに恐ろしいほど盛り耐性がないのでポケットすら不要なのである)

おまけ②
この購入したパンツは、サイズ感にこだわった。そのおかげで、去年購入してとても気に入っていたけれどウエストが少し大きくて腰で履いていたパンツをぴったりサイズにお直ししようと決断することができた。ぴったりサイズにお直しされたパンツは素晴らしく履き心地がよい。腰履きになっていたので裾も引きづっていたんだけどそれもなくなった。サイズがぴったりで動きやすい、というのは私にとって重要なポイントだと気づくことにもつながった。

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