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キングコング西野さんの「夢と金」を読んで

キングコング西野さんの話題作「夢と金」をやっと読みました。
面白くて、読みやすくて1日で一気読みしました。
率直な感想は西野さんの視点、気づきの多さがすごいと感じました。
何気ない毎日をぼーっと生きているだけでなく、いろんなところにアンテナを立てて気づきを得ているんだなと、感じました。
あと、メモをしっかりとる方なんだな、とも。
以前前田さんの「メモの魔力」でメモを取ることの大切さを学んだのですが、西野さんも取っているのか本から分かり、より一層メモの大切さを噛み締めました。

私は基本的に図書館で借りることが多いですが、その中でも、子供が大きくなったら読んで欲しいなと思う本は購入します。
西野さんの本は今回購入しました。
子供や親とお金の話をするとこは汚いこと、悪いことと考える人が多いとのことでしたが、本当にその通りだなと思いました。
私は実母(60歳)とお金の話をよくします。今いくら貯金はあるのか、稼ぎはどのくらいで投資に回しているか、老後のお金はどうするつもりか等々。
まだ母は働いていますが退職後のお金のことや年金はどのくらいもらえそうかまで話します。
なるべく私たち子供が支援せず1人で生活できるよう、前から投資を始めることを勧めて投資にも挑戦しています。
ここまで来るには私の投資成績を話したり、貯金ではお金が増えないことを訴求したりで時間をかけてお金について相談してもらえるようにしました。

一方で夫はお金に無頓着。実家と老後のお金について話した方がいいのでは?と私が提案しても、共働きだし大丈夫でしょ。
という感じ。うーん。なんとかしたいが義実家なこともあってなかなかお金のはなしができず。
老後のお金の準備は大丈夫なのかな?と勝手に心配しています。。。
やはり夫には親とお金について話すことが抵抗あるようです。

育ってきた家庭環境や、性格の違いといった背景もありますが、私はなるべく子供ともお金の話をして、働いて稼ぐだけでなくお金に働かせる。また、労働以外にモノに働いてもらってお金を稼ぐということを教えていきたいなと思っています。

本題と少しズレましたが、西野さんの本を読んで、子供に「どうしてモナリザは高い値段がついてるのに、本屋さんにある絵本は安いの?」と聞かれた時の答えが見つかりました。
認知度と普及数の計算式とってもしっくりきました。
また、事例で「子供に何をしてもいいから皿洗いをしたら1日100円をあげる」という例がありましたが、選択肢が3つあり

・毎日皿を洗って100円もらう
・10ヶ月皿を洗って3万円ためて食洗機を購入し、その後は食洗機に任せて毎日100円もらう
・最初に借金3万円をして食洗機購入し、毎日食洗機に任せて返済していく

この3つ目の借金をするというやり方は私には思いつかず、鋭いな!と思いました。
この3つ目の選択肢でいい借金の仕方を教えられるいい方法だなと思いました。
日本は借金=悪だと思っている人多いですもんね。。

あとはファン化だったりNFTだったり。
私もNFTは購入していますが、確かに支援で購入したNFTもあるのでファン化はとても大切なことですね。。
不便さも戦略に入れるというのもかなり納得できました。
自分にどうやったらこの本を活かせるのかというところまで考えようと思います。
とても読みやすくて面白い本でした。

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