吉田雄人

社会課題解決のための手法として、戦略的で良質な官民連携の姿「GR:Government…

吉田雄人

社会課題解決のための手法として、戦略的で良質な官民連携の姿「GR:Government Relations」をもっと当たり前の姿にしたいと思っています。

マガジン

  • Government Relationsの取り組み

    日本版GRに関することをここで書いていきます。

  • GR関連ニュースクリップ

    GRに関連するニュースを、備忘録も含めてクリッピングしていきます。

最近の記事

首長にワクチンの優先接種をすべきです

センセーショナルに取りざたされている自治体首長による新型コロナワクチンの優先接種ですが、以下の理由から当然ことだと思います。 1、危機対応の要である →コロナ禍は戦時に例えられるほどの危機であって、それへの対応を行う自治体首長が、感染によって不在となるインパクトは計り知れません。同じ理由で副市長も、意思決定を行う議会の少なくとも正副議長も、優先接種を受けるべきです。 2、通常業務の中でも市民との接触が圧倒的に多い →市長感染による停滞のリスクだけでなく、感染して無自覚の場合

    • 長野県小川村「林りん館」リニューアル前の視察を行ってきました。

      「吉田雄人ゼミ」の卒業生が運営に携わる、この4月にリニューアルオープンの予定の長野県小川村「林りん館」に行ってきました。村長や元副村長との意見交換もでき、とっても有意義な1泊2日でした! ゼミでは最年長となる秋元さん(通称「ビンさん」)は、東京でIT企業を創業し社員20名を超す会社に成長させるも、ふるさと小川村のことを忘れられずに、会社を事業承継させて自身はUターン。経営難に陥っていた宿泊体験施設「林りん館」を仲間と一緒に再生させるべく、今は生活の基盤を移しています。 ビン

      • GR人材の必要性が新聞記事になりました

        • 「女神の見えざる手」

          「女神の見えざる手」(原題:Miss Sloane)を友人から勧められて見ました。 銃規制法案をめぐるロビーイングを舞台に、切った張ったを繰り広げるジェシカ・チャステイン演じるエリザベス・スローン。 銃規制賛成の議席を増やすための活動を、銃規制反対の団体が個人攻撃に近い公聴会の開催という形で妨害するなど、見ててハラハラドキドキの映画でした・・・・、が! こういうことをやりたいわけじゃない!ので、ロビーイングという言葉を使いませんでした。このようなロビーイングは、社会的にも今

        首長にワクチンの優先接種をすべきです

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        記事

          地方創生ベンチャーサミット

          2月3日の節分の日に、私が事務局長を務めることになりまして初仕事となります、熱意ある地方創生ベンチャー連合の地方創生ベンチャーサミットを開催しました! 募集を開始して瞬時にして定員一杯になり、椅子をレンタルして二次募集をかけるほどの期待をいただき、恐らくはその期待に応えることのできたイベントになったのではないかと思います。 オープニングは軽快なテンポで、共催団体スタートアップ都市推進協議会の高島福岡市長と熱意ある地方創生ベンチャー連合の山野共同代表と、本日の見どころが紹介

          地方創生ベンチャーサミット

          ■リ・チャレンジ2.0〜若者の立ち直り支援について話をしよう〜を開催しました!■

          NPO法人なんとかなるとしては、初めてとなる都内でのイベントでしたが、大成功のうちに終わりました! 主催者が「大成功」というイベントは眉に唾を塗ってみなければいけないと思うかもしれませんが、当事者が滔々と話してくれたストーリーや事実は、私自身、これまで知らなかった話がたくさんあって、とっても考えさせられる機会になりました。 イベントは3部構成で、会場参加型で進みました。イントロで、私からNPO法人なんとかなるの活動について説明をしつつ、会場の皆さん同士で「少年院・刑務所の

          ■リ・チャレンジ2.0〜若者の立ち直り支援について話をしよう〜を開催しました!■

          ■四日市市スタディーツアーに行ってきました!■

          『「四日市」と聞いて、何を思い浮かべますか?』 四日市市の森市長から、四日市の魅力について外部からの目線で見てもらいたい!という依頼を受けて、私だけの目ではなくて、地域おこしのプロと女性起業家(子育て世代向けのサービス提供者)を募ってのスタディーツアー(モニタリングツアー?)に行ってきました。 同行したのは、47都道府県を活性化させるという想いが社名にもなっている47Planninngの鈴木賢治さんと、妊活ボイスというアプリを開発している時田さん、そしてリアルキッザニアと

          ■四日市市スタディーツアーに行ってきました!■

          ■会社名を変更しました■

          ■「Glocal Government Relationz株式会社」をよろしくお願いします■ 市長をやめてすぐに立ち上げた会社「zFlag株式会社」を、「Glocal Government Relationz株式会社」(略称GGR社)という名前に変更(商号変更登記)しました。 少し、思いの丈を説明させてください。 行政の立場で向き合ってきた地域課題を民間の立場から眺めてみたときに気づいたのは、行政だけでは解決できないからこそ、課題として残ってきてしまっているのだというこ

          ■会社名を変更しました■

          川根本町GRスタディーツアーその3

          2日目は、早起きして、川根本町千頭駅周辺を朝ラン。朝靄(あさもや)が山間(やまあい)にたなびく様や、段々と続くお茶畑と所々にニョキっと立つ巨大送風機などが、時間の流れをものすごく緩やかに感じさせてくれました。大井川鐵道を走る見たこともない古〜い車両の列車や人道橋の上を走るヘルメットをかぶった自転車の高校生などタイムスリップしたような気持ちになりました。 午前中は、体験ツーリズムの実地を見学しようと、一般社団法人エコティかわね(http://kawanehon-eco.com

          川根本町GRスタディーツアーその3

          川根本町GRスタディーツアーその2

          さて、1日目にお会いした方は、そのプロジェクトKの仕掛け人でもある、NPO法人かわね来風(かわねらいふ:http://www2.wbs.ne.jp/~k-life/)の浜谷事務局長でした。「川根のためならなんでもやる」というまっしぐらな方で、この10年間での取り組みには圧倒されました。一般の企業であれば、「本業」があり、それと相乗効果のあるものであれば派生した業務として事業を推進することなどはあるかもしれませんが、浜谷さんはとにかく川根のためになれば、なんでもやってしまうので

          川根本町GRスタディーツアーその2

          川根本町GRスタディーツアーその1

          吉田雄人ゼミの第2期修了生の新谷さんのお誘いを受け、静岡県川根本町に1泊でスタディーツアーをしてきました。 行きの車の中では、新谷さんから川根本町についてブリーフィングが。7000人から順調に人口は減っていて、毎年200人くらい減っている。高齢化率は、40%を超えて、静岡県内2位。川根町、中川根町、本川根町と3つの自治体があったが、川根町が島田市に合併。中川根と本川根が合併して、川根本町が出来上がった、ということを教えていただきました。また、宮田さんからは、大井川鐵道が蒸気

          川根本町GRスタディーツアーその1

          ■一般社団法人パブリテックの理事に就任しました■

          昨日11月13日、一般社団法人パブリテックの設立記念イベントが開催されました。 代表理事の菅原直俊さん(神奈川県議会議員・ソーシャルワーカー)の挨拶からスタートした設立イベント。パブリテックの定義を「テクノロジーで人々をエンパワメントすること」と定義し、それをわかりやすく説明がありました。 特にエンパワメントとは、どういうことか。 ガンジーやキング牧師がインド国民や黒人に希望を与え人としての尊厳を力強く後押ししたたとえと、目が悪い人にメガネやコンタクトレンズが幸いをもたらし

          ■一般社団法人パブリテックの理事に就任しました■

          今年のコクリ!プロジェクト

          今年もコクリ!プロジェクトに参加してきました。 昨年、三田 愛さんのお誘いを受け、恐る恐る参加したコクリ!プロジェクトでしたが、今年は肩肘張ることなく参加できました。 朝から、いつも仲良くしてくれてる47プランニングの賢ちゃんこと鈴木賢治くんに会えたことや、NPO法人なんとかなるの活動の様子を見に横須賀まで来てくれたムラタカことSVP東京の藤村隆さんが同じチームにいてくれたりして、安心して参加することができました。 コクリ!プロジェクト http://cocre.jalan.

          今年のコクリ!プロジェクト

          日本財団「職親プロジェクト 東京連絡会議」

          少年院や刑務所、児童養護施設などを出て家庭で暮らせない若者の自立支援を行うNPO法人なんとかなるの共同代表として、今日は事務局を務める会議に出席してきました。 このプロジェクトは、少年院・刑務所を出た人に仕事を提供する「親代わり」の役割を、社会で担っていくために5年前に立ち上げられました。特に、再犯をして刑務所に入る人の7割が無職という事実や、無職者が再犯を犯す割合は有職者の3倍に及ぶというデータがあるので、仕事を通じて親代わりになって面倒を見る、ということが主要テーマに

          日本財団「職親プロジェクト 東京連絡会議」

          ■GR人材の育成も急務。「第3期吉田雄人ゼミ」がスタートしました■

          人口減少社会を迎えた現代社会は、行政による既存の公共サービスや制度では解決できない課題が浮き彫りになってきています。一方で、民間セクターには、その課題解決のためのノウハウやリソースが存在していることがあります。官民が連携することによって、課題解決が前に進むはずなのにも関わらず、その方法論がわからずにせっかくの機会を失ってしまっていることが多々あります。まさに官民の垣根を超えて、既存の発想にとらわれずに課題設定やアプローチ方法を自分のものとして確立していくことのできる人材が求め

          ■GR人材の育成も急務。「第3期吉田雄人ゼミ」がスタートしました■

          ■これから、私吉田雄人がやりたいこと。「GR:Government Relations」について■

          思うところの一環として、新しいコンセプト「ガバメントリレーションズ(GR:Government Relations)」を軸に働いていきます。 報道の一件もあって、ここ数ヶ月の間、これまでの人生の中での学びや経験を生かして、どのように世の中の役に立つかということを考えて来ました。特に、課題先進国と呼ばれる日本の中で、それらの課題が一番最初に現れる、そして一番リアルに感じられる「地域」の現場で、何ができるだろうかと自問をしてきました。 これまでの私の人生で、特に市長時代の8年

          ■これから、私吉田雄人がやりたいこと。「GR:Government Relations」について■