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モンスター煎餅『ぶこつ』の持つちから。休日のおっさんは完全に虜でございます。

こんにちは。

僕は普段はマーケティングの専門家として働いておりますが今日は珍しく1日家におり、娘たちは午後から友達の家にお出かけをしております。そう言う訳で、僕は夕方から1人で夜ご飯の支度というタスクは残しつつお買い物や読書など好きなことをしてていい時間です。(やったー)

ところで、

皆さんは『ぶこつ』という揚げ煎餅を知っているだろうか?

こちらです。

まず、この「モンスター煎餅」がいかにすごい商品かと言うかところをご説明。7−8年もの間、ずっとファンであり、想定購入数ー500袋は買っているであろう1ファンがこの「モンスター煎餅」をちょっとだけ掘り下げます。

モンスター煎餅のすごいところ①

1袋19個入りの一口大(大人の男性)の商品というところ=男女別嗜好性のセグメント

モンスター煎餅のすごいところ②

価格帯がスーパー「オオゼキ」で299円(税抜き)という高くもなく安くもないところ=価格面のセグメント

モンスター煎餅のすごいところ③

おつまみにも食事にもお菓子にもなれる範囲の広さ=マーケットのセグメント

知ってました?けっこうでかい煎餅市場

まず煎餅のマーケットはどれくらいあるかご存知だろうか?

煎餅市場は大きく分けると736億円。

こちらを見るとわかりやすいかもしれません。

参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20180407-00083539/ 全国菓子卸商業組合連合会と全日本菓子協会が共同で設立したe-お菓子ねっと製販代表会議運営より

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お菓子市場見ると約9位の位置につけている。結構な位置にいる。

しかし下記を参考に見ると分かると思うが、すごいのが煎餅市場はほぼ横ばいの人気市場であるという事。

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煎餅市場は今後少子高齢化社会おいて、市場を取り続けるのではないかというところ。

話を戻しますと、

モンスター煎餅「ぶこつ」がいかにすごいかを話しておりました。

上記にもあげたこの3つ

モンスター煎餅のすごいところ①

1袋19個入りの一口大(大人の男性)の商品というところ=男女別嗜好性のセグメント

モンスター煎餅のすごいところ②

価格帯がスーパー「オオゼキ」で299円(税抜き)という高くもなく安くもないところ=価格面のセグメント

モンスター煎餅のすごいところ③

おつまみにも食事にもお菓子にもなれる範囲の広さ=マーケットのセグメント

ここを僕の感性で感じた直感レベルのマーケティング思考で話していきます。ぶこつファンが故に勝手にファンとして語るくらいの人間だと思ってください。(データ検証とかは何にもしておりません)

1袋19個入りの一口大(大人の男性)の商品というところ=男女別嗜好性のセグメント

「ぶこつ」のすごいところは、完全に女性向けの商品ではないところだと思います。おそらく購入は女性でも食べているのはほぼ男性の気がします。

1 食べづらいくせにハイカロリー

「ぶこつ」はとにかく食べづらく、硬いです、あげくに1つあたり37キロカロリーとハイカロリー商品です。もし10個食べたら370キロカロリーもいくために立派な食事レベルです。これは女性は特に意識高い系は食べない商品かと思うところです。

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2 ガリッと軽く怪我レベルの硬さ

「ぶこつ」のメリットでも「デメリット」でもある口を怪我する硬さ。これは自身と友人ですが一緒に「ぶこつ」を食べている時に口の中を怪我しました。口の中にリスクを追いたい女性はまず食べないでしょう・・・

3 口の中に1つ入れた時の満足感

「ぶこつ」は揚げ煎餅の中で、単一個体の商品としては大きく満足感が得られます。さらには口の中に大きな物を入れると当然ですが、一気に飲め込めないためになんども噛みます。噛むことにより唾液は分泌されるのでもしかしたらなんども噛むようにこの設計になっているのかもしれません。

これ以外もありますが、男性を狙った商品としての立ち位置を計算して作ったのではないかというほど男性に寄せて作った商品設計をしているなと棒は思います。

②価格帯がスーパー「オオゼキ」で299円(税抜き)という高くもなく安くもないところ=価格面のセグメント

299円の煎餅は価格帯でいうと中の中くらいです。揚げ煎餅の分類だとこれくらいの市場価格はたしかにあります。ですが子供が食べるを考えた時に子供のいる家庭が子供向け商品として買うのかその価格帯でいうと少々高いのではと僕は思います。

1同じような揚げ煎餅の代表「天乃屋の歌舞伎揚げ」が199円

これは煎餅のパック売りの中では買いやすい100〜200円いないの商品が多い中でもロングセラーを続ける商品です。煎餅業界ではなく、100〜200円と言うのはお菓子業界ではもっとも売れる時と売れない時の差が激しく差が出るマーケットです。誰しもが買うことの出来る領域です。

その中に置いて「ぶこつ」299円、「歌舞伎揚」199円と言う100円の価格差は結構大きく感じ、完全に高単価層を狙いに来ているように感じます。

(僕は当然こちらも大好きでございます)

2陳列棚に置いていないスーパーが多々ある

これは珍しくはないのですが「ぶこつ」は置いていないスーパーが多いです。理由はわかりませんが、おそらくこちら。

価格帯的におけない

お店に置けるスペースがない

消費者の単価と合わない

この辺りが理由かと思います。

(是非とも全部のスーパーで置いて欲しいレベルのモンスター煎餅でございます。)

3ネットでの検索でも同価格の勝負勘

これは僕も今日初めて知りましたが、

ネットショップでも価格がほぼ変わりません。

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https://www.kameda-netshop.jp/SHOP/982560.html

(こちらでも買えます!!w)

これはすごくて、小売店任せの価格勝負をしていないのかもしれません。

ネットでもこの価格で、スーパーでもこの価格ですと消費者としてはどちらで買っても同じうになります、おそらく小売店やスーパーに行く、男性以外はネットでの購入をしているのではないでしょうか。(隠れて食べたい女性や、カロリー気にしている方や、スパーで買うのはちょっと恥ずかしい・・・などの理由の方)

ネットと小売での金額の差がない時は基本的にはスーパーのポイントや、受け取りが面倒な方以外はほとんどがネット販売を使うと思います。

③おつまみにも食事にもお菓子にもなれる範囲の広さ=マーケットのセグメント

大本命はここです!

これは僕が今日食べた個数ですが8個です。もう、お腹満腹です。正直10個食べたら結構な満腹感で1食分の食事を食べたような感覚になると思います。またカロリーが高いために1袋食べるのは結構きついです。モタれます。

1お酒に合う感じのおつまみ的立ち位置

煎餅や乾き物がお酒に合うのは当たり前かと思いますが、「ぶこつ」も同じく「揚げ物×乾き×塩辛さ」の最強の組み合わせだと個人的に思います。

僕の感覚では男性はこれだけでビールとサワー、ハイボール、焼酎あたりまではカバーしてくれるような感じです。

2食事にもなってしまう主食的立ち位置

これこそですが先ほど8袋食べてしまった僕ですが現在、1時間くらいたち夕方の17時ほどですが、全くお腹が空きません。食べた量では大したことないかもしれませんが満腹感の持続力は流石の力を持っていると思います。

皆さんも是非試してみて欲しいと思います。

3お菓子になれる優等生的立ち位置

1と2にあげたのは勿論ですが、本命はやはりここ。

やっぱしお菓子であると言うことです。価格面でもそうですが、需要はここにあり、お菓子としてのレベル、美味しさとしてのレベルは相当高い商品だと思います。またお菓子なので多少のお金を使っても300円以内の物であること。

30代の大人には懐かしく聞こえるでしょうが、「おやつは300円まで」に当てはまる設計をしており、30代のおっさんを虜にするようにしているのかもしれません。

今日も「ぶこつ」は休日のおっさんを1人虜にしているのかもしれません。

そんなおっさんを虜にし続ける商品ーモンスタークラスで美味しくて愛している商品ということで勝手に「モンスター煎餅」と言わせて頂きます。

これからも美味しい商品でい続けて欲しいなと願うばかりです。

暇なおっさんのnoteでした。

おしまい

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