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世界を切り取るコトのススメ


こんにちは、いきなりですが写真は好きですか?


私は中学生の頃から青く輝いた海の上に見える真っ赤な夕焼け空が大好きで、誕生日に買ってもらったiPodを片手にひたすら写真を撮りに出かけていました。


昔から写真が好きだったのです。


そんな私は高校生になり、年末の寒い日、いつものようにネットサーフィンをしていたところ、私の目に飛び込んできたのは、これでもかというほど太く書かれた「年末セール」という文字でした。

その途端、私の胸には期待が宿り、もしかすると…と思い一眼レフを検索にかけると、14万が二重線で消され、上からでかでかと7万円と表示されたNikonの一眼レフがありました。


高校生にとって7万の買い物…手が出せない…と思ったのもつかの間、貯金の5万円を崩すことを親に伝え、不足分の2万円を貸して欲しいと頼み込んでいる自分がいました。

私は昔からそれほど物欲のない性格だったので、私の親は初めて私が欲しいものを言ったことに驚き、2万円とともに、快諾をもらいました。



そこから私の写真の人生は始まりました。


毎日眠い目をこすりながら歩いていた通学路には、たくさんの綺麗な花が咲いていること、青空がこんなにも綺麗だということ、何気ない街の様子も、ファインダー越しに見ることで何か懐かしい感覚になること…

少し周りに目を配るだけで、今まで気づかなかったものがたくさん目の前に現れました。

いつも何気なく通っていた道には、撮りきれないほどたくさんの綺麗なものがある。ということを気づかせてくれたのは、一眼レフでした。




しかし、どんなに綺麗な花や景色でも、時とともに形を変え、枯れていきます。


全く同じ景色を見ることは二度とできない。時間は戻らない。


だからこそ私は、大切な一瞬をしっかりと噛み締めながら、一枚一枚積み重ねていきたいと思うのです。




現在はスマートフォンの普及によって手軽に高画質な写真や動画が撮れる時代です。

友人との自撮り、彼氏や彼女、パートナー、猫や犬といったペット、観光地や食べ物の写真、はたまた、何気なく過ごしてるいつもの生活環境にも、綺麗なものがあるのかもしれません。


写真を撮るための端末なんてなんでもいいんです。


掛け替えのない時間を、一番輝いている瞬間を、一枚に残してみませんか…?

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