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【革靴】自力で“銀浮き”直してみた

まずはこれを見てほしい。

ぼこぼこ
つま先からかかとに向けて斜めにぼこぼこ

革好きともあろうものが、雨天のディズニーで12時間歩き回った結果こうなりました。
革底靴で中までびしょびしょ、それが乾いてこうなった。
楽しさの代償…、天気予報はちゃんと見ましょう。

銀浮き

この現象を銀浮きというらしいです。
乾いた跡がボコボコして、見た目が悪くなりました。
革が濡れた後、乾く時にワックスや汚れで乾くペースにむらができて、ヨレって乾いた。のが原因らしい。
なので、一度塗らし正しく乾き直せば解決するとのこと。

写真にはないですが、実はこれと共に塩吹きという現象も起きていました。
ぼこぼこの上だったり、その周辺が真っ白。
カビたみたいに汚らしくなりました。
これも浸水した革靴が乾く時に起こる現象で、靴の塩分が表面に出てくるみたいです。
ブラシやティッシュで払うだけで対処できるので出先でやっちゃいました。

補修手順

汚れ落とし

まずはしっかりとワックスや汚れを落とす。
使用したものはこちら
BootBlack ツーフェイスプラスローション
Brift H THE CLEANER

乾きむらが原因なので表面についてるむらの原因を徹底的に落とすのがポイントみたいです。
ここまでしてしまえば終わったも同然。
全力でノーメイクの状態にしていきましょう。

水分を与える

今回はキッチンペーパーで水パックしました。
全体を水洗いする方法も見つけましたが、乾かすのに3日かかったり、乾かし方に工夫がいるみたいなので、銀浮き箇所周辺を濡らす、水パック方式にしました。

ティッシュでもいいみたいです

ビショビショに濡らしたキッチンペーパーを約4時間かけておきました。
途中3時間経過時に様子を見たら銀浮きが目立たなくなり始めていたので、キッチンペーパーに水を足し、追加で1時間放置しました。

水パック前後比較


ここまでできたら後は放置してしっかり乾かして、普段のケアをすれば良さそうです。

感想

キッチンペーパー1枚では1時間も放置しておくと、キッチンペーパー自体が乾いてくるので、1時間毎くらいに様子見して加水した方が良さそうです。

サイトによっては、濡らしたあとはドライヤーで乾かすやり方もありましたが、そこまでしなくても無事に乾きました。

初めての革靴大浸水事件はこれで一件落着。
また一歩、有能な靴磨き知識アドバイザーに近付いたかもしれない。

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