八色の虹③

2章 私という存在

私は宮地由依。高校2年生だ。
私はいわばお嬢様。裕福な家庭の長女。
でも今は違う。

私は、裕福な家庭に生まれた。
でも裕福だからってあまりいいことはない。
お父さんは欲しいものは全部くれた。
優しかった。
私は、お母さんが嫌いだった。
私は幼稚園の頃から、友達ができなかった。
いや、お母さんに邪魔されたから。
お母さんはいつもこう言っていた。
「わたしのいうことにしたがっていればいいのだから。」
私は最初はそうすればいいと思った。
しかし、小学生になったときに違うと思った。
私が小学校の出来事を話す。
「ある子と仲良くなりたい」
っと言ったら、
「だめ」
と言ってきた。
「なんで」と言ったら、
「あなたのためよ」
と言い返した。
これ以上言い返せなかった。
怒るとぶってくるから。
月日は流れ、私は優等生だったが、
みんなからは疎遠された。
こんな生活はやだと思ったが、
お母さんがいると反抗できない。

こう思った私は、
叔父の家に行くという決心をした。
叔父は以前このように話していた。
「もし家族のことで困ったりしたら、電話してきなさい。助けてあげるから」
このことを思い出して、叔父に電話した。
「そうか、じゃこっち来な」
と言ってくれた。
そして、中学2年の時のある日の夜、
メイドに後を任せて、家を飛び出した。


どうでしょうか?
次回は、1章②  僕という存在② です。
次回は、2/10の予定です。
ではまた!           こばゆう














よろしければサポートお願いします。 サポートしていだたいたお金は、投稿の質の向上に使用させていただきます。