RubyKaigi 2023 にローカルオーガナイザーとして参加してきました。
こんにちは。primeNumberでエンジニアをしています、伊藤です。
先日5月11日から13日に長野県松本市にて RubyKaigi 2023 が開催されました。今回運営に関わらせていただいたのでレポートと感想をまとめました。
RubyKaigi とは、プログラミング言語Rubyに関する国際会議で、世界中のエンジニアやRubyコミッターが集まるイベントです。
長野県に移住後にたまに参加させてもらっていた 地域Rubyコミュニティの繋がりで、運営手伝ってくれませんか?という話をいただき、ローカルオーガナイザーの一人として参加することになりました。
元々3年前に2020年に松本市での開催が予定されていたのですが、COVID-19によりキャンセルとなってしまった話も聞いていたので、改めて松本での開催がリベンジできる上に運営にまで参加できることとなり、とても嬉しかったです。
去年〜開催前日までにやっていたこと
私は去年の10月くらいからRubyKaigiのSlackに招待してもらい、開催1ヶ月前くらいまでは隔週で夜にミーティングをしていました。知らないことばかりだったので、過去のやりとりやissueを漁って学んでいました。
(ここだけの話ですがミーティングの最中、2020年の松本開催がキャンセルになったことでcloseされたissueを見つけてしまったときはひとりで目頭が熱くなってしまい焦りました。zoomのカメラoffでよかった。)
私は主に当日の食事券(フードバウチャー)とお弁当の手配を担当しました。
地元の代理店の方を経由して協力してくれるお店を募ったり、会場から出ない参加者やスタッフ用にお弁当の選定と手配をしました。
直接お店に行って話をしたり、休日にいくつか下見に行ったりもしました。
普段はフルリモートで自宅からほとんど外に出ないので、
近所ながらも知らなかった良いお店をたくさん知ることができてよかったです。
前日の午後から会場入りして設営のお手伝いをしました。
会場までの導線を確認したり、椅子やテーブルを出したりしてたので、実は体力的な疲れのピークはDay0だったのではと思っています。
当日にやっていたこと
主にお弁当、おやつの配置・片付けをしていました。
他のオーガナイザーの方から「スタッフは忙しいので、聞きたいセッションを聞けるように時間作るようにしてね」と言われていました。まさにその通りで、Day1は手際が悪かったり、お弁当が違うものが届いたり慌ただしく過ごしていて、気づいたら初日は終わってました。
Day2, 3は反省を踏まえて相談や当日のヘルパーの皆さんに手伝ってもらうことを意識することである程度スムーズにできたのではと思います。
フードバウチャーは結局使いそびれてしまったのですが、何人かから使ったよ!という連絡を直接受けることができて、忙しい中報われた気がしました。
その後いくつかセッションも見れたので良かったです。すでに公式サイトにアーカイブ動画も載っているので参加できなかったり見逃した方はぜひ公式サイトから確認してくみてください。私も少しずつ消化しています。
スポンサーブースも見に行くことができました。普段お世話になってるサービスを運営している会社さんや知り合いが所属している企業さんに挨拶できました。当日、スタッフは真っ赤なTシャツを着ていたのでスポンサーの方もすぐ気づいてくれ、お礼やあいさつをしていただき、会話苦手な私でもたくさんお話ができました。
RubyのパパであるMatzさんともお会いでき、弊社のインタビュー記事にも出てもらっていたので直接お礼が言えました。インタビューについても覚えていてくれて「処理速度改善など困ったことあればいつでも相談してね」と仰ってくれました。とても嬉しい反面、良い意味でプレッシャーを感じました。
開催中は新しい接点が作れたのはもちろん、偶然昔からの友人や前の職場の知人に遭遇したり、これから同じ職場でご一緒する人と初めて顔をあわせることなどができました。普段画面ごしばかりなので、直接お話できるのはやっぱり嬉しいですね。
Matzさんやコミッターの方と話せたことで、Rubyの開発が身近に感じ、当たり前なのですがたくさんの人が協力して作っていることを実感することができました。普段はあくまでRubyを利用してシステムを作る側ですが何かしらの形でコミュニティに還元していきたいなと思いました。
長々と書いてしまいましたが、以上になります。
来年は沖縄で開催予定です。ちょっと遠いですがぜひ行きたいです。
次回は弊社のスポンサーブースも出せたら良いですね。
最後に私の所属している会社のサービスでもRubyを使ってシステム開発しています。ご興味ある方はお話しましょう。
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