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自分の体や顔で好きな部位はあるだろうか。
コンプレックスはあげたらきりがない人もいるだろうけど、
自分の好きな場所をあげることができたら、
毎日が確実に少しは幸せになるはずだ。

わたしも特段好きなところはないけれど、
まつげにマスカラが上手に塗れて、ビューラーでぎゅんっと
上に向かっている状態のまつげは好きだ。
でも、これは天気や湿度に影響されやすいから
日によってちょっとずつ違ってくる。
まぁ、俗にいうメイクが上手にできた!嬉しい!
というやつだろう。

わたしはネイルはしないけど、一時期頻繁にしていた時期がある。
それは卒業論文を執筆していたときだ。
PCと紙の資料と飲み物くらいしか触れるものがないので
セルフネイルをするにはもってこいの時間だった。

必要な資料とPCとスリランカに行ったときに買いすぎて余っているチャイのティーパックと牛乳をぐるぐる混ぜ合わせて、砂糖をいれたら準備完了。
その日塗りたいマニキュアの色を選ぶ。
ベースコートをテキトーに塗って、10分くらい執筆。
さぁ、やっとお気に入りの色を爪にのせていく。
ほんのりハッピーな気持ちになるし、うきうきする。
良い気分転換になる。

また、執筆作業に入る。
さっきまでとは景色が違う。
淡くくすんだピンク色になった爪がキーボードを叩くのを見ると
なんだかそれだけで楽しい気持ちになった。

女がネイルをするのは
自分の爪がふと目に入った瞬間に気持ちが高まるからだ。

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