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苦手なことをあえてやってみるとわかること

「また会いたい」という思いが強くて、苦手なのに「幹事やります」と言っていた。山梨の第一回オフ会の1日目のこと。
オフ会、山梨は遠いからと関西の方で断念された方がいた。その時から関西オフ会をやりたいと考えていた。そして山梨のオフ会で初めて
田中慶子さんとお会いし、リスナーの仲間の皆さんと話す。

「Voicyで聴いてきたあのお声だ」と感動しつつお話かけすると、慶子さんご本人は驚くほどフラット。
そしてリスナーもみんな“マイペース”
室内では「慶子さんだぁ」ってなり、ご挨拶し、話したりするのに、神社に行くなど移動時間は本当にバラバラ。
そんなゆるい感じがとても心地よくて、その夜には冒頭の場面だ。

「私、やります」

と言ったものの、実は「幹事」のようなきっちりしたことが苦手だ。
夏に即LINEオープンチャットを作ってくれた同じリスナーのコウちゃんのお触れで、何人かリスナーさんがオープンチャットに参加。
決まっているのは、「倉敷」「大原美術館に行きたい」ということだけ。

苦手なことをあえてやってみるとわかること

思い返してみても、自分では苦手だと考えていても、「また会いたい」という考えを諦める方がストレスだっただろうと思う。
だから動けたのだと思う。
結果的にできないことを明確にしておくと、できる人が助けてくれる、ということがわかった。
オフ会が終わった後、これからは「幹事」に手を挙げることができそうだとさえ思ったのだ。
同じように幹事は苦手だなと思っている誰かに届けたくて、この記事を書くことにした。

成り立つのかしら

夏の終わりの頃、私は「成り立つのかしら」と頭の隅で考えていた。
というのも、山梨のオフ会がすごかった。
・駅にマイクロバスでお迎え
・名物ほうとう
・神社参拝
・お宿は25名ぐらいが参加し、貸切。
・夜はジビエでバーベキュー
・朝はみんなで朝食
・樹海ツアーで洞窟に入る
・富士山と写真
とても盛りだくさんな内容だった。
倉敷に行く
大原美術館に行く
慶子さんとご飯を食べる

だけしか考えていないオフ会、成り立つのかしら、と。

それでもやってみる

不安ではあったものの、こんな時こそ今できることを片付けるのが大事だわ、と動く。
普段はゴールを決めて計画していくが、ゴールの形は「オフ会」と曖昧なまま、決めることは何?と動き始めてみた。
最後辻褄が合えばいい、そんな心境だった。

夏の山梨オフ会ご、私がしたことを改めてオープンチャットを見ながら書き出してみる。

・8月末日程決定(慶子さんとコウちゃんに確認プラスオープンチャットで日程発表後、Twitterの他力本願クラブで発表)
・8月末日、お宿の貸切を模索するも、どうしても高額なので、各々別々に泊まることに決定
・8月末日 慶子さんが大原あかねさんとお話しして、大原美術館と大原別邸有隣荘の見学が決定!
(この時、以前慶子さんと対談された方で、同じく大原美術館をプッシュされてる方をお誘いしていた笑)
→この辺りから私の頭の中で「田中慶子さんに会いに行くオフ会」ではなく、「田中慶子さんとやりたいことをやるオフ会」という感じに変わってました。

・9月の半ばに大まかな流れとして
ランチ→散策→晩御飯
翌日朝、美術館と有隣荘→散策→ランチ(有志)に決定
・9月半ばに倉敷在住のリスナー様がオープンチャットに本格参戦。すでに決定していることをスプレッドシートにしてくださって、参加不参加の入力ができるようにしてくださった。
・9月21日大原美術館の大原あかね理事とお話しして、オフ会の時に大原美術館や倉敷美観地区にゆかりのある大原家のお話が聞けることが決定。
倉敷の建物ツアーと民藝館のガイドの提案をいただき、参加したいかどうかをアンケート
→参加人数がバラバラなので、完全オプションに決定

10月3日voicyで告知
・10月半ば ランチ後に慶子さんが行きたいと言った神社に行くこと決定
・10月半ば2日目のお昼にフルーツパフェ決定(倉敷在住のリスナーさん主導)
・10月末パフェは4人1組ということで、オープンチャットで4人組になったところからグループに。
それぞれ代表者が予約

11月初め晩御飯予約
・11月初旬最終人数がほぼ決定したところで、美術館、考古館学芸員の方と料金など最終金額を提示いただく
・初日のお昼、予約取れてないのでないかしら?とオープンチャットにコメントして、やりますと言ってくださった方にお願い。
当日とにかく楽しむ

苦手なことをやったら起きたこと

幹事の何が苦手かと考えた時に、きっちりしなきゃいけないことだった。
けれど、流れの中で“改善点”に気づいた人が自主的に動いてくれた。
さらにやらなきゃいけないことを定期的に開示し、そのうちの何ができたかを細かく報告していたら、残りを「私しますよ」と手を挙げてくれる人が出てきた。
というわけで、膨大な仕事をきっちりやり遂げるのではなく、決めることだけは決めて、タスクを開示して、分担するというスタイルでやり遂げたのである。
リスナー仲間の皆さんに自主性があり、その上でやると言った人だけに「押し付けない」のに「任せている」感じが心地よい。
これからはできる、と断言したものの、きっと私はこのスタイルでしか幹事を楽しくやり遂げることはできなかった。

つまりは、田中慶子さんとリスナーの仲間の皆さんって最高という結論である。

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