真夏の誘惑_-_本告知用

詩集「真夏の誘惑」について | GO AHEAD -僕の描く夢- 第66回

こんばんは。今日は七夕ですね。しっかり晴れてくれて、満点の星空……というわけにはいかないのですが、空のところどころに星が見える良い気候になりました。みなさんは、どんな願い事を夜空に飛ばしたのでしょうか。ちょっと気になりますが、早速本題に入っていきたいので、みんなの七夕が良い七夕になることを願い、この話は締めにします!笑

というわけで、早速本題に入りましょう。

本日リリースした詩集「真夏の誘惑」の全作品を今回はセルフ解説します!!

まずは作品を読んでください◎

https://yuupsychedelic.tumblr.com/post/186095176646/%E8%A9%A9%E9%9B%86%E7%9C%9F%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%AA%98%E6%83%91

詩集「真夏の誘惑」
1.「真夏の誘惑」
2.「Tapioca Rhapsody」
3.「カレンの場合」
4.「背中」
5.「メイによろしく」
6.「強がり」
7.「風に伝えよ」
8.「It」
9.「平和の詩」
10.「パリは燃えているか?」

1.「真夏の誘惑」
最初、この作品は「FUNNY VACATION -GO! GO!! JUUDAIZ」という名前で準備を進めてたんです。それが、紆余曲折を経て、今の形になって。まあ、ファンの方ならわかりますよね。「BEAT BOYSのパロディーだ」と。

たぶん、読んでいただいた方ならわかると思うんだけど、今回は歌詞集として作りました。一番・二番があって、大サビがある、みたいな。

大瀧詠一さんの世界観を個人的には目指してみたのですが、どちらかといえばちょっとした海岸のラブホテルのような雰囲気になってしまいましたね。

でも、80年代テイストをアップデートしたという意味では、満足のいく作品になったと思います。

2.「Tapioca Rhapsody」
どうしてもタピオカの詞を一本収録したいな、と思って。急遽書きました。

タピオカに群がる人たちを表現したつもりですが、ヒーローもののような感覚が抜け切らないような。渡辺宙明先生節、みたいな。「バンバラバンバンバン」とか。言い出しそうですよね。笑

この作品は早速一番・二番というくくりのない作品になっています。もっとポップな作品を収録したような気がしていたのですが、最後に読み返していると、この作品がもっともポップな作品になってしまいました。

3.「カレンの場合」
「真夏の誘惑」も大瀧詠一さんを意識した作品でしたが、この作品はタイトルからして大瀧詠一さんです!笑

「恋するカレン」好きなんだあ……この曲。だから、リスペクトを捧げてみました。

というのは冗談で、本当は「湘南とかにいそうな若い男の子」のことを想像して書いた作品です。「儚さ」を描きたかったんです。恋人を失ったあとに抱えることになる気持ちを、ちゃんと描いてみたかった。

きっと、みんな一度は失恋するはず。こんなわたしだって、つい最近失恋したんだもの。

4.「背中」
同じ大学に通う女の子を応援する気持ちで書いた作品。わたしも、大学の仲間も、みんなが夢追い人。

そんなみんなの背中を押してあげられるような作品をつくれたらなって。

イメージにした子に作品を見せたのですが、とても良い反応を得られて嬉しかったです。

5.「メイによろしく」
詩集としては真ん中に位置していますが、作品としては一番最後に執筆した作品です。

セーラー服を着た女の子と、この作品の主人公である詰襟を着た男の子のドラマのような恋仲を描こうと思って。

王道の恋、ですよね。たぶん、どこかで誰かがリアルタイムで経験しているような。

6.「強がり」
「メイによろしく」と繋がった作品として書きました。最初、この作品は作詞コンペ用の作品として書いたのですが、どちらかといえば詩集向けの作品じゃないかなと思って。もう一方は無事に採用されることが決まったので、これからの発表を楽しみにしていてください!

「メイによろしく」もそうなんですけど、青春どストレート!って感じですよね。好きなんだ、こういうの。

そういえば、めちゃくちゃスムーズに書けた作品でもあります。いつも阪急の神戸線に乗っているの

7.「風に伝えよ」
ちょっとシリアスなフォークソングっぽい歌詞を書きたくって。すごく想像の余地のある作品になっていると思います。

でも、どちらかといえばアルバムの終わりとかに入っていそうですよね。

一時期は「風」をテーマにした作品ばかり書いていましたが、よくよく考えてみるとこのテーマはかなり久々のものになりました。

北山修さんや吉田拓郎さんの詞をイメージして書きましたが、別モノになっちゃいましたね。

8.「ID:IT」
今回、一番遊んだ作品です。ヒップホップとオルタナティブかな、イメージソースは。高校の授業で「It」と呼ばれていた子供の話を聞いて、そこから着想した作品。

でも、これは子供の詞にはしなかった。いわば、遠い未来の話だ。

ラップは初めて考えてみたから、実際に口に出してみるとやりづらいと思う。もっと勉強しなきゃね。

9.「平和の詩」
次作のオーバーチュアとして書きました。戦場に行く青年をイメージ。

10.「パリは燃えているか?」
この作品でもっとも力を入れて書きました。映画で「パリは燃えているか」というのが名作としてあるんですが、それをイメージしたというよりは、ルブランの「オルヌカン城の謎」を第二次世界大戦に落とし込んだような、そんな感じですね。

とにかくドラマチックで、流れる物語のような作品にしたかった。

書いてて楽しかったし、もっとも書きごたえのある作品でした。

Bonusについて

急遽入れることを決めて、書き始めた作品たち。わたしのルーツや、今の自分のすべてを注ぎ込んだ作品。

リアルな友達のことや、感情が詩として言葉になっています。

「想いのデモテープ」ってところでしょうか。


……少し長くなってしまいましたが、最後に。この作品はこれまでで最も短い期間で執筆した作品になりました。六月はひたすら作品つくっていて、寝落ちしてしまった日も数え切れないほど。いろんな人に「疲れてない?」って心配されて、これからもオフが数えるほどしかない日々が続くのですが、このような日々はわたしの本望でもあるので、今を楽しんでいます。

これから八月の終わりまで「カクナツ」という企画も進めていきますし、バンドや楽団のプロデュース、そしてそれを統括する企画プロダクションの設立など、嵐のような日々が続いていきますが、とりあえず無理しすぎないように頑張っていきたいと思います。

みんなも夏バテ気をつけてね。今週も頑張っていきましょう!

2019.07.07
Yuu

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 いただいたサポートは取材や創作活動に役立てていきますので、よろしくお願いいたします……!!