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チョコレート嚢胞手術ー私の場合ー

noteを始めた理由の一つに、妊活とチョコレート嚢胞のことを書き残したいということがあります。やっと書きます。

 私は妊活をしています。2人目妊活というやつです。かれこれ3年くらいです。タイミング指導のみ。ステップアップは考えていません。

私が手術を受けるまで

 クリニックに通い始め、病院の指導日が使用しているアプリと同じということに安心し、クリニックに行かなくなりました。
 ある日、生理が遅れてものすごく期待していたら、もんのすごい腹痛と吐き気に襲われました。次の日生理が来ました。
 (科学)流産したんじゃないか、私の体に問題が発生したんじゃないか、と不安になり、生理が終わってからクリニックに行きました。チョコレート嚢胞(以下「チョコ」といいます)が見つかりました。片側に3.5㎝です。経過観察になりました。9か月ぶりのクリニックでした。

 それからは毎月D12~D14の間にクリニックに行きました(私の生理周期は32日くらいです)。排卵日予測とチョコの大きさを知るために!チョコが見つかった翌月には卵管造影剤検査も行いました。卵管は通っていましたが、チョコが邪魔して細くなっているようでした。
 基礎体温も測るようになりました。それまで基礎体温を測ることはものすごいストレスに感じていたので拒否していたのですが。妊活に本気になりました。

 チョコは毎月のように成長しました。大きくなり、もう片方にもでき、さらに大きくなり、最初に見つかった側は2つがくっついて、だるまのようになっていました。左右それぞれ7㎝くらいと5cmくらいまで成長したころ、手術を考えてみてと言われました。翌月行くと、チョコはまた少し成長していました。さらには排卵しそうな卵を圧迫し、卵がへしゃげた形になっていました。排卵すれば丸になるけど、へしゃげているのはいいことではないと言われました。
 その日に総合病院への紹介状をかいてもらいました。腹腔鏡手術の実績数が多く有名な病院ということでした。

 総合病院に行ってからはどんどん話が進み、手術をすることになりました。

 手術は腹腔鏡手術。
 腹腔鏡下手術にも方法が2つあって、
 ・チョコを全部取り除く。そうなると卵巣の正常な組織も傷がつくから、妊娠率は下がるかもしれない。
 ・検査のためにチョコの組織を一部取って、あとのチョコは焼き切る。正常な組織は傷つかないから妊娠率は下がらない。しかしチョコの再発率は上がる。
 私は後者を選びました。妊娠率を下げたくない!

スケジュールとしては手術前日から入院し術後3日で退院。4泊5日の入院です。ここからは入院中の様子を書いていきます。SNSでいろんな方の入院レポを見ましたが、その方たちとは違ったこと、知れなかったことについて書きます。

入院前のコロナ検査 

PCR検査をして陰性を確認して入院する場合があるようですが、私は違いました。CTを取って、肺炎の所見が見つかればPCR検査をするということでした。

手術前準備(へそ掃除、浣腸、剃毛)


 入院すると看護師さんが来て書類などを見ながらスケジュールの確認やサインを行いました。そのあと翌日の手術準備がさっそく始まりました。SNSで入院レポを見ると「へそ掃除、浣腸、剃毛」がたくさんあり、緊張していました。
 私の場合、
・へそ掃除…オリーブoilをへそに垂らしてきれいにしてもらいました。2分くらいです。
・浣腸…ありませんでした!下剤の錠剤でした。6時間後から効き始めるということでした。午後3ぐらいに飲んで、トイレに行ったのは翌日の明け方でした。浣腸後のような急に来る感じではなく、そろそろ行きたいな、という感じです。負担ではありませんでした。
・剃毛…ありませんでした!
・着圧ソックス用にふくらはぎと足首のサイズを測りました。エコノミークラス症候群予防のために、着圧ソックスをはいて手術に行き、手術後は足にポンプを付けるということでした。

入院2日目(手術当日)


 私の手術は午後からだったので、朝ごはんを食べ、9時以降飲食禁止でした。水分もダメ。テレビで食べ物のCMを見るのがつらくて読書をして待ちました。
 看護師さんが来てそろそろ着替えてくださいと言われるので、パンツに手術着、着圧ソックスの姿になります。それから病室で点滴をして順番を待ちます。呼ばれたらもう一度トイレに行き、点滴をコロコロしながら歩いて手術室まで行きました。
 手術室に入るとクラシックが流れていました。スタッフの方は皆さん女性でした。主治医の先生も女性です。やさしい声で言われるままに手術台に寝て、酸素マスクのようなものを付けられ、もうすぐ麻酔をいれますよーと言われました。そのあと誰かが子供を寝かせるみたいに私をトントンしてくれました。それで記憶は途切れました。こみ上げてくる不安はありませんでしたが、「ドラマみたい!」なんて思う余裕もありませんでした。 

 気が付いたのは病室です。看護師さんが私を呼んでいました。気が付いても朧気ですぐにまた寝ました。痛みは感じませんでした。呼ばれて気が付いてまた寝る、というのを3回くらい繰り返した後、やっと家族にラインで連絡しました。
 コロナ禍ということで、手術の日も家族は病院に入れず、いつでも連絡が取れる状態にしておいてくださいとのことでした。開腹手術に切り替える、とか、何か大きな変更・問題が起きた時だけ病院から家族に連絡がいく。手術が終わったという連絡は患者からしてくださいということです。
 術後は時間間隔がありませんでしたが、あとで見ると連絡したのは午後6時半ごろでした。

 その日は看護師さんが部屋に来るたび、熱を測り、傷の様子を見、下からの出血がないかどうか確認していきました。入院レポでは「寒い」とよく見ましたが、私の場合むしろ暑くて(4月上旬)、ふとんをはずしバスタオルをかけてもらいました。寝返りはよくしたと思います。痛みは傷の痛みが一番強かったです。

入院3,4日目(術後1,2日目)


 寝返りはイテテなんて言いながらよくしました。起き上がると肋骨の下あたりと肩が痛みます。入院前に説明のあった、あれだと思いました。手術でお腹を膨らますためにガスを使うのですが、そのガスが体から抜けるまで肋骨の下あたりと肩が痛むことがあります、と説明を受けていました。横になると痛くないのですが、起き上がったり立っていると痛みます。痛み止めが手放せませんでした。
 時間が経ってくると、寝返りにも変化が起きました。寝返りするたびにおなかがゴボゴボ言います。たぶんガスが動いていたんじゃないかと思います。起き上がってまた横になるときにもゴボゴボ。1週間はそれが続き、気持ち悪かったです。このゴボゴボはSNSでは知ることができませんでした。

 手術が終わって目が覚めたら、水をたくさん飲むように、できるだけたくさん歩くように言われます。水を飲むのは腸の動きをよくするため、そしておならが出るように。歩くのは傷が癒着しないため。
 看護師さんが病室に来るたび、おなら確認されました。私がおならが出たのは翌日(術後2日目)でした。
 ちなみに食欲はあり、毎回完食しました。便が出たのはおならが出た後、同じく術後2日目だったと思います。

 術後に薬を処方されました。痛み止めのロキソニンと、便を柔らかくする薬、胃腸薬、そしてジェノゲストです。
 ロキソニンと便を柔らかくする薬。もらってよかったです。術後は腹筋を使うのが恐い。踏ん張るのが恐い。便が柔らかく、でも下しているわけではないので安心してトイレに行けました。

 私の場合、術後に生理のような出血が続きました。ジェノゲストを手術1か月ほど前から飲んでいましたが、不正出血がずっとありました。でもそれはおりものシートのようなもので事足りるほどの少量でした。でも、術後は生理用のナプキンが必要で、それでも何度か下着とパジャマを汚してしまうほどでした。私は看護師さんに訴えましたが想定内の量のようで異常ではなかったようです。私はナプキンを売店で買い足したので、入院準備として持っていくときは多めに持っていく方がいいかと思います。私はナプキンの入っている袋の半分くらい持って行っていましたが、1パックまるまる持っていくと安心です。

退院日(術後3日目)


 午前中の退院でした。朝食を完食し、主治医の先生が傷の様子を見に来て退院許可が出ました。
 薬はロキソニンと便を柔らかくする薬を10日分ほど、それからジェノゲストを30日分です。

退院後

 退院の翌日、歩いて5分ほどのところに買い物に行きましたが、例のごとく肋骨の下と肩が痛み、歩くのもつらかったです。買い物は早まったなと思いました。
 その次の日は自転車でスーパーに行きました。何とか行けました。
 おなかと肩の痛みはだんだん薄れるも10日くらいは痛みました。おなかのゴボゴボも空気の塊は小さくなっていく感じでしたがそれも10日くらいはあり、気持ち悪かったです。
 退院の約2週間後に通院しました。エコーでは卵巣内はきれいな空洞になっていました。傷も問題ないということで、総合病院への通院は終了しました。「妊娠できるように願っています」と言ってもらえ、勇気づけられました。
 ジェノゲストを飲み終えると生理のような出血が来るので、それが終わったらタイミングをとってよしとのことでした。クリニックへ行くのは本当の生理が来てからがいいと思いますということでした。

 生命保険の手続きをして、帰宅しました。


手術の傷

 下腹部の傷は3か所、ホチキスでとめたような横線が3つあります。そして臍。かさぶたが取れるまでは何がどうなってるのかよくわかりませんでしたが、かさぶたが取れるとわかりました。術前と変わらないのではないかと思います。臍の内側の上下に切り込みを入れたような線が見て取れますが、ぱっと見では全く分かりません。臍の形も変わってないような気がします。
 下腹部の傷はもう全く痛みませんが、臍の方は1か月たっても時々ピリッと痛みます。Twitterで見た情報によると、腹腔鏡手術した臍の完治には2か月かかるとか。

持って行ってよかった、あればよかった物

 持って行ってよかった物第一位はふりかけです!!卵巣に問題はあるけどそれ以外元気なので、病院食はどうしても少し物足りない感じがします。ふりかけご飯、ものすごくおいしかったです。
 あとはKindle。入院日、術後も動けるようになると手持無沙汰です。読み物を持って行ってよかったです。難しい内容よりさらっと読めるものがいいと思います。
 先にも書きましたが、生理用ナプキン、多めに持っていけばよかったです。売店があるので買い足せますが。
 タオル、パジャマは希望すれば病院でレンタルもできました。私はタオルのみレンタルにしました。洗濯と荷物の量を考えて。パジャマはどんな感じかわからなかったので自分のを持っていきました。タオルだけのレンタルで一日300円ほどです。

個室か大部屋か

 私が入院した病院は、婦人科系の病室は基本的に個室でした。希望すれば大部屋に入ることもできます。基本的に皆個室なので、婦人科以外の入院での個室料金より、お安い設定でした。
 私も個室にしましたが、正解でした。トイレとシャワーがついているし、好きなタイミングで誰にも気を遣わず行動できます。おならも!


以上で私の入院・手術記は終わりです。
読んでくださりありがとうございます。
妊活はリスタートといった感じでしょうか。
あなたもわたしもお互いうまいこといきますように。

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