自分が大学入試で書いた小論文問題を公開します。2018年のものです。題は「災害と自分が志望する科で」みたいな感じのやつでした。参考になればと思って公開します。

　西日本豪雨災害、台風21号、そして北海道での大地震とそれに伴う大規模など土砂災害、この夏だけでも立て続けに大きな災害が起きている。今後もさらに頻度を増し、その規模も深刻なものとなっていくかもしれない。
このような中、これから自分に何ができるか自答している。
　自然災害について、例えば地震をなくすことや台風を消滅させるといったことは困難であるが、その災害影響をコントロールすることはエンジニアとして可能だと思う。災害の対策としては、まず堤防や避難シェルターを作ったり、破壊されたものを修復したりすることなどが思いつくが、私は避難した人々を救助したり支援したりすることなどに興味を持っている。
私は高校２年の時、体育の先生に叱責されたことがきっかけで学校に行けなくなった経験がある。孤立感を抱えていた時に家族に色々話をきいてもらい、元気が出て助けられた。
　東日本大震災や熊本大地震では、長引く避難生活により、ストレスや精神疾患などでなくなる「震災関連死」が相次いだとニュースなどで報道されている。この時心のケアについて何かとても大事なテーマだと感じていた。
　以下より、(学校名)にて、災害で被害を受けた方や避難場所で疲弊している人々をケアするセラピーロボットの製作したいと思っている。
　また、避難者災害対応避難者アイシスロボットや、地震や台風、土砂崩れなど大きな災害で行方不明になっている人を優れた嗅覚で捜索するために特別に訓練された災害救助犬(レスキュードッグ)をロボット化するなど興味深いテーマが多くある。まず、実情を勉強し、試行錯誤をして、被害者支援以外にもいろいろな分野に適用でき、貢献できる製品の開発できればと願っている。