第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走の展望

どうもこんにちは、遊撃です。

今回は、いよいよ8日(月)に迫った大学三大駅伝の開幕戦、出雲駅伝の展望を投稿したいと思います。

昨年の大学駅伝はというと…
出雲は東海大学が圧倒的なスピードを見せつけ10年ぶりに優勝。全日本は逃げる東海を神奈川大学のエース鈴木健吾(現:富士通)が最終区間で抜き去り、20年ぶりに伊勢路を制した。

そして箱根。戦前の青山学院大学優位の予想をはねのけ、1年生の西山らの活躍で東洋大学が往路優勝を果たす。しかし、復路では青山学院大学が地力の差を見せつけ東洋を逆転。2001-2004年の駒澤大学以来の総合4連覇を達成した。

改めてここ3年の成績を振り返ってみると、青山学院の強さは際立っている。

    出雲   全日本   箱根
2017  東海   神奈川  青山学院
2016 青山学院  青山学院 青山学院 (大学駅伝3冠)
2015 青山学院  東洋   青山学院

9大会のうち実に6大会を制覇。2016年度は三冠を達成するなど、その安定感は素晴らしい。今大会も原晋監督は選手の仕上がり状態に自信を持っているようだ。事実、登録メンバーを見ても万全と言って良さそう。

その青山学院に対抗する力があるのはどこなのか。出雲で名前を挙げるとするなら、東洋東海早稲田の3校か。

出雲駅伝は全6区間で45.1キロと、かなり短い。短いといっても、本来の駅伝はこんなものなのだが、いかんせん世間一般では駅伝といえば「箱根」のイメージが強く、非常に短く感じるだろう。1人が走る距離も、最長で最終6区の10.2キロ。最短区間においては2区の5.8キロだ。最低でも20キロを走る箱根と比べると、非常に短いことがよく分かる。

距離が短いということは、それだけスピードレースになるということでもある。そして、青山学院のスピードに付いていけるのが、恐らく上記の3校のみだと思われる。

東洋は駅伝での安定感が素晴らしい。山本④や相澤③らのエース格に加え、昨年の箱根で大活躍した西山和弥②が日本選手権の10000mで4位に入るなど、大きく成長。小笹④、今西③、大森②、吉川②もスピードを持っており、1,2区で差をつけることができれば、逃げ切る可能性は十分にある。1年生ながら唯一メンバー入りしている鈴木も面白い存在だ。

昨年の覇者東海は「スピード」面では青山学院をも凌ぐ力を持っている。今大会の登録メンバー10人中8人が5000m13分台。これは青山学院の7人を上回り、出場校中トップである。そのスピード軍団の中でも、とりわけ力があるのは館澤享次③だ。これまではどこか頼りない印象もあったが、彼には「強さ」が出てきた印象がある。湊谷④や鬼塚③、③も控えており、終盤まで離されずについていけば、スピード勝負で分があるのは東海か。

早稲田は1年生の活躍に期待がかかる。佐久長聖から鳴り物入りで入学してきた中谷雄飛①は昨年から駅伝では負けなし。都大路では1区区間賞で佐久長聖の優勝に大きく貢献。都道府県対抗駅伝でも、長野県の5区を走り区間賞。速いだけでなく、とにかく強い。同じ1年生の半澤千明もスピードがあり、彼らの活躍が早稲田の浮沈のカギを握っている。だからこそ清水④や太田③ら上級生の頑張りにも期待したい。

そして青山学院。とにかく厚い選手層の中から選ばれた10人だ。誰が走っても良い走りをするだろう。その中でも、軸になるのはやはり主将の森田歩希④だ。これまで出雲への出場経験はないが、全日本は一昨年6区区間賞、昨年は4区区間3位。箱根は昨年4区2位、今年は2区で区間賞と、とにかく安定感がある。どこの区間を走るのかはまだ分からないが、重要区間を任されるはずだ。今年の箱根を走っている梶谷④や鈴木③、竹石③らもメンバー登録されており、誰がどこを走るのかというところにも注目が集まる。

距離の短い出雲において、1区での出遅れは禁物。もし遅れることがあれば、その時点で優勝戦線から脱落したと考えてもいいだろう。逆に言えば、1区で差をつけてしまえば、以降のレースを非常に有利に進めることができる。そういった意味でも、各校がどんな布陣で来るのか非常に楽しみだ。

現時点では青山学院・東洋・東海の首位争いになりそうな気がしている。個人的には東洋に何かしら勢いのようなものを感じるので、東洋が勝つのではないのかな…という気もしている。

詳しい順位予想や優勝予想は、また区間エントリーが発表されてから更新したいと思います!お楽しみに…!

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