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2018年度高校野球「100人分の1」集計結果発表④(勝負強さ・平成最強選手部門)

こんにちは、遊撃です。

皆さんに回答していただいた2018年度高校野球「100人分の1」企画の結果発表の最終回となります。今回発表するのは「勝負強さ部門」「平成最強選手部門」の2部門になります!

それでは早速、勝負強さ部門から行ってみましょう!

勝負強さ部門

この部門では25人に票が入りました。やはり甲子園で活躍した名前が多く見られました。名だたる選手たちの中で、トップに輝いたのは一体誰でしょうか…?

まずは4票で3人が並んだ4位から発表します。

第4位、1人目は…

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00000002-wordleafs-base
名スカウトが選ぶ甲子園「特A」は大阪桐蔭の藤原恭大で「阪神糸井以上」
2018/8/20(月) 5:00配信 名スカウトが今大会で特A評価をつけたのは大阪桐蔭の藤原恭大外野手。阪神・糸井を彷彿させるという(写真は資料・アフロ)

藤原恭大選手(大阪桐蔭)です!

パワーヒッター部門の2位、走塁部門・強肩部門の1位に続いて、勝負強さ部門でもランクイン。藤原は大舞台に強く、甲子園で通算5本塁打21打点を記録している。2年春の決勝・履正社戦では2本の本塁打、3年春の準決勝・三重戦ではサヨナラタイムリー、夏の決勝・金足農業戦でも3安打2打点と、勝負を決定付ける一打を数多く放った。

第4位の2人目は…

https://baseballgate.jp/p/268666/
2018.08.13 07:00 スポニチ 100回で初!済美・矢野 逆転サヨナラ満弾 延長13回タイブレークが生んだドラマ <済美・星稜>延長13回無死満塁、サヨナラ逆転満塁本塁打を放つ済美・矢野。投手・寺川(撮影・成瀬 徹)

矢野功一郎選手(済美)です!

矢野は夏の甲子園2回戦・星稜戦で、100回を数える選手権大会で史上初めて逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。この本塁打で、延長13回・タイブレークにまで及んだ死闘に決着をつけた(13-11)。初戦・中央学院戦でも4安打を記録しており、リードオフマンとして済美のベスト4進出に大きく貢献した。

第4位、3人目は…

https://baseballgate.jp/p/321743/
2018.10.25 17:36 スポニチ 金足農・吉田輝星は日本ハム!外れ1位で一本釣り

吉田輝星投手(金足農業)です!

スピードボール部門の1位、コントロール部門の5位に続いてのランクイン。ここぞの場面でのギアの入れ替えと、失投の少なさは見事だった。強く印象に残っているのは3回戦・横浜戦だ。8回裏に味方の本塁打で逆転すると、9回は横浜の4,5,6番打者を三者連続三振。150球を超えていたこの9回に、この日最速の150キロをマークするなど、気迫がみなぎっていた。

続いても5票で2人の選手が並びました。

第2位、1人目は…

https://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20180807-OHT1T50173.html
近江、北村の2発でセンバツ準優勝の智弁和歌山撃破 2018年8月7日14時9分 スポーツ報知 8回、この試合2本目の左越え2ランを放つ近江・北村(中央)

北村恵吾選手(近江)です!

3年夏の甲子園では、初戦・智辯和歌山戦で2本の本塁打を放ち、3回戦の常葉大菊川戦では4打席連続タイムリー・6打点の活躍を見せるなど、9安打・12打点・打率.529と大活躍。主砲としての役割を十二分に果たし、近江のベスト8進出に貢献した。

第2位、2人目は…

https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20180406-13
高校野球リポート 大阪桐蔭高・根尾昂、日本球界を言動でも引っ張る可能性を秘める男/ドラフト1位候補 2018年4月6日(金) 10:51 大阪桐蔭高・根尾は智弁和歌山高とのセンバツ決勝で1失点完投(最後の打者は一ゴロで、投手・根尾がベースカバー)。「三刀流」が史上3校目の春連覇へ導き正真正銘、甲子園のスーパースターとなった 文=岡本朋祐 写真=早浪章弘

根尾昂選手(大阪桐蔭)です!

根尾はパワーヒッター部門の5位、バットコントロール部門の3位、守備部門の2位、強肩部門の3位、変化球部門の3位に続いて6部門目のランクイン。夏の甲子園までは勝負所でのマウンドを託され、その全てで結果を出し、夏の甲子園では主に打者として活躍。決勝・金足農業戦で吉田輝星から放ったバックスクリーンへの本塁打は圧巻だった。

第1位の発表の前に、複数票を集めた選手を紹介します。

3票
・山田健太(大阪桐蔭)
2票
・中川卓也(大阪桐蔭)
・林晃汰(智辯和歌山)
・政吉完哉(済美)
・芦谷泰雅(済美)

それでは第1位の発表に移ります。

ダントツの21票を獲得して第1位に輝いたのは…

https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201804010000470.html
三重4強!準決は大阪桐蔭と対戦/1日センバツ日記 [2018年4月1日21時28分]  10回裏智弁和歌山2死一、二塁、逆転サヨナラ二塁打を放つ黒川

黒川史陽選手(智辯和歌山)です!

バットコントロール部門の5位に続いてランクイン。昨年の選抜では準々決勝・創成館戦で逆転サヨナラタイムリーを放ったり、準決勝・東海大相模戦でも、8回に最大5点差あったビハインドを追いつく同点タイムリー、延長10回には試合を決めるダメ押しのタイムリーを放ったりと、とにかく勝負強さが光った。新チームではキャプテンを務め、秋の近畿大会では公式戦で大阪桐蔭に初勝利し、4季連続の甲子園の切符を手にした。悲願の優勝に向けて、この男のバットがカギを握っている。

というわけで、勝負強さ部門の1位は黒川史陽選手でした!

【勝負強さ部門の最終順位】
1位 21票
黒川史陽(智辯和歌山)
2位 5票
北村恵吾(近江→中央大学)
根尾昂(大阪桐蔭→中日ドラゴンズ)
4位 4票
藤原恭大(大阪桐蔭→千葉ロッテマリーンズ)
矢野功一郎(済美→環太平洋大学)
吉田輝星(金足農業→北海道日本ハムファイターズ)

続いて、平成最強選手部門に移ります!

平成最強選手部門

今年で平成が終わる…ということもあり、遊撃が独自に設けた部門になります。この部門ではたくさんの名前を回答していただきました。票が集まった選手は実に34人。その選手たちの名前を見るたびに、甲子園で活躍する姿がすぐに浮かんできました。

本当は全員を紹介したいのですが、複数票を集めた上位10人に絞ってご紹介させていただきます!

まずは2票を集めた7選手(第9位)です。
上本博紀(広陵→早稲田大学→阪神タイガース)
中田翔(大阪桐蔭→北海道日本ハムファイターズ)
浅村栄斗(大阪桐蔭→埼玉西武ライオンズ→東北楽天ゴールデンイーグルス)
今宮健太(明豊→福岡ソフトバンクホークス)
森友哉(大阪桐蔭→埼玉西武ライオンズ)
上野翔太郎(中京大中京→駒澤大学)
中村奨成(広陵→広島東洋カープ)

いずれもすぐに活躍が思い出せる選手たちがランクイン。4月から大学4年生となる上野以外は全員プロに進んでいる。

続いて3票を集めた3人(第6位)を紹介します。
斎藤佑樹(早稲田実業→早稲田大学→北海道日本ハムファイターズ)
大谷翔平(花巻東→北海道日本ハムファイターズ→ロサンゼルス・エンゼルス)
藤原恭大(大阪桐蔭→千葉ロッテマリーンズ)

甲子園で優勝経験のある斎藤・藤原と、高校生歴代最速の160キロを叩き出した大谷翔平がランクイン。3人ともパ・リーグに進んでいるのも面白い。

ここからは写真付きで紹介したいと思います!

4票を集めたのは2人でした(第4位)。

まず1人目は…

http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=001-20181105-66
激動の平成ドラフト史 【平成18年(第42回)】主役不在のハンカチ世代から高校生ドラフトで田中将大、前田健太が入団/激動の平成ドラフト史 2018年10月30日(火) 10:59 

田中将大投手(駒大苫小牧→東北楽天ゴールデンイーグルス→ニューヨーク・ヤンキース)です!

2年時は背番号11を背負いながらも、実質エースとして君臨し、駒大苫小牧を夏の甲子園2連覇に導くと、同年秋の明治神宮大会も優勝。しかし、不祥事で3年の選抜は辞退。3年夏はウイルス性胃腸炎にかかり、本調子ではない中でチームを三たび甲子園の決勝まで導いた。決勝では斎藤佑樹(現:北海道日本ハムファイターズ)を擁する早稲田実業と対戦。延長15回、互いに譲らず引き分け再試合となった。翌日の再試合では3-4で敗れたものの、史上2校目の夏の甲子園3連覇まであと一歩と迫り、その大黒柱となった田中の活躍は、高校野球の歴史を語る上では外せない。

その後プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスに入団し、エースとして活躍。2013年には前人未到の開幕24連勝(24勝0敗1S)で楽天の球団創設初の日本一に貢献し、海を渡った。

2人目は…

https://number.bunshun.jp/articles/-/830446
センバツ20本塁打の全バットリスト。根尾昂はバットもグラブも特注品!?posted2018/04/10 11:30 text by 中村計 Kei Nakamura photograph by
Kyodo News

根尾昂選手(大阪桐蔭→中日ドラゴンズ)です!

根尾は4度(2年春夏・3年春夏)甲子園に出場し、そのうち3度(2年春・3年春夏)頂点に上り詰めた。これはKKコンビ在籍時のPL学園(1年夏・3年夏の2度)よりも上の記録だ。全19試合に出場して、70打数26安打3本塁打20打点をマーク、通算打率は.371。3年時は春夏合わせて11個の四死球を得ており、通算出塁率も.457と非常に高い。投手としても7試合に登板し、42イニングを投げて自責点はわずかに9。防御率は1.93を記録。イニングとほぼ同じ数の奪三振も記録している(41)。U-18日本代表でも二刀流で活躍。プロではショート一本で勝負する。

続いて5票を集めて第3位に入ったのは…

http://dailynewsonline.jp/article/1002908/
清宮幸太郎はなぜ左打ちなのか? 怪物1年生を生んだ清宮家の英才教育 2015.08.19 10:00 デイリーニュースオンライン 

清宮幸太郎選手(早稲田実業→北海道日本ハムファイターズ)です!

清宮は高校通算本塁打の最多記録(111本塁打)を持っている。恵まれた体格から繰り出すスイングは、速さと柔らかさを兼ね備えており、本塁打だけでなく率も残せる打者だ。1年夏・3年春の2度甲子園の土を踏み、通算成績は28打数12安打2本塁打8打点。打率は.429、出塁率も.515と結果を残している。ドラフト会議では7球団の競合の末、北海道日本ハムファイターズに入団。1年目から1軍で起用され、7本塁打を記録した。2年目の今季は更なる活躍が期待されるが、現在は右手有鉤骨の骨折で離脱している。

6票を獲得して第2位にランクインしたのは…

https://number.bunshun.jp/articles/-/250068
春の王者が夏をも制するのか――。大阪桐蔭とライバルたちの実力は?text by氏原英明 Hideaki Ujihara photograph byKatsuro Okazawa/AFLO posted2012/08/07 10:30

藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭→阪神タイガース)です!

大阪桐蔭時代は3年春夏の甲子園に出場し、春夏連覇を達成。藤浪はエースとして9試合に登板(8完投)し、76イニングを投げて被安打53、奪三振90を記録。自責点はわずか9だった。粗さを思わせながらも、勝負所ではコーナーにズバッと投げ込まれる直球に、打者のバットは何度も空を切った。197cmの長身から投げ込まれるストレートの最速はマックス160キロを記録するが、近年は制球に苦しみ、思うような投球が出来ていない。今年は矢野新監督のもと、試行錯誤を繰り返している。

それでは1位の選手を発表します。

16票を獲得して第1位に輝いたのは…

https://www.jiji.com/jc/d4?p=kos500-jpp01342014&d=d4_kk
平成の夏「思い出甲子園」 写真特集 〔写真〕決勝の京都成章戦でノーヒットノーランを達成し、ガッツポーズする横浜の松坂大輔投手(左)。右は小山良男捕手 (1998年08月22日) 【時事通信社】

松坂大輔投手(横浜→西武ライオンズ→ボストン・レッドソックス→ニューヨーク・メッツ→福岡ソフトバンクホークス→中日ドラゴンズ)です!

「平成の怪物」が平成最強選手部門で堂々の1位を獲得した。最上級生時は公式戦無敗の44連勝を記録し、神宮大会・センバツ・選手権・国体の4冠を達成。

甲子園では11試合に登板(10完投・6完封)、通算防御率は驚異の0.78。3年夏の甲子園は伝説となっている。準々決勝・PL学園戦は延長17回の死闘の末、250球を投げて完投勝利。翌日の準決勝・明徳義塾戦は先発を回避し、テーピングを巻いてレフトを守った。しかし横浜は8回表終了時点で0-6と大きなリードを許す。8回裏に4点を返すと、9回表のマウンドには松坂が上がった。三者凡退で切り抜けると、その裏に3点を挙げて逆転サヨナラ勝ちを収めた。決勝の京都成章戦では松坂がノーヒットノーランを達成。春夏連覇に花を添えた。

その後西武ライオンズに入団し、1年目から16勝を挙げて最多勝・ゴールデングラブ賞・ベストナイン・新人王を獲得。1年目の1999年から2001年まで、3年連続で最多勝・ゴールデングラブ賞・ベストナインを獲得した。

その後は大リーグ・ボストン・レッドソックスへ移籍し、1年目は15勝、2年目は18勝を挙げる活躍を見せたが、その後は怪我に苦しんだ。ニューヨーク・メッツを経て福岡ソフトバンクホークスに入団するも、3年間で登板はわずかに1イニングのみ。このまま引退か…と思われていたが、昨季中日ドラゴンズにテスト入団すると、6勝を挙げてファンを驚かせた。現在日米通算170勝。今季は肩の炎症で出遅れてはいるが、どこまでその数字を伸ばすことが出来るか、期待は膨らむ。

というわけで、平成最強選手部門の1位は松坂大輔投手でした!

【平成最強選手部門の最終順位】
1位 16票
松坂大輔(横浜→西武ライオンズ→ボストン・レッドソックス→ニューヨーク・メッツ→福岡ソフトバンクホークス→中日ドラゴンズ)
2位 6票
藤浪晋太郎(大阪桐蔭→阪神タイガース)
3位 5票
清宮幸太郎(早稲田実業→北海道日本ハムファイターズ)
4位 4票
田中将大(駒大苫小牧→東北楽天ゴールデンイーグルス→ニューヨーク・ヤンキース)
根尾昂(大阪桐蔭→中日ドラゴンズ)
6位 3票
斎藤佑樹(早稲田実業→北海道日本ハムファイターズ)
大谷翔平(花巻東→北海道日本ハムファイターズ→ロサンゼルス・エンゼルス)
藤原恭大(大阪桐蔭→千葉ロッテマリーンズ)
9位 2票
上本博紀(広陵→早稲田大学→阪神タイガース)
中田翔(大阪桐蔭→北海道日本ハムファイターズ)
浅村栄斗(大阪桐蔭→埼玉西武ライオンズ→東北楽天ゴールデンイーグルス)
今宮健太(明豊→福岡ソフトバンクホークス)
森友哉(大阪桐蔭→埼玉西武ライオンズ)
上野翔太郎(中京大中京→駒澤大学)
中村奨成(広陵→広島東洋カープ)

いかがでしたか?皆さんの予想は当たりましたか??

2018年度高校野球「100人分の1」企画はこれにて終了となります。この企画、元々はフォロワーさんからいただいた質問箱での質問がきっかけでした。アイデアをくださって、本当にありがとうございました!

また、アンケートに関しては、全部答えると本当に時間がかかったと思うのですが、74人もの方々に回答していただきました。回答していただいた方々のご協力無くしては、この企画は実現しませんでした。再度お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

さて、2週間後には第91回選抜高等学校野球大会が開幕します。それと同時に、ここでランクインした多くの選手たちも新たな一歩を踏み出します。

ランクインした選手たちは勿論、新たな選手の活躍、そして多くのチームの躍進を願って、この企画を締めさせていただきます!

本当にありがとうございました。それでは失礼します。

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