#1 さとうもか氏による情報漏洩〜2023年2度目のツアーキャンセルの経緯


【音源漏洩の経緯と内容】

さとうもか氏は、2022年10月末に元事務所・レコード会社のユニバーサルEMIを本人の希望で退社し、翌11月には、YUUIのマネージメントで再度活動をすることとなりました。
その際に、EMIの方から2023年3月配信スタート・6月地上波でも放映のフジテレビ・FOD系ドラマ「ショジョ恋。」の主題歌を、作者である山科ティナさんのリクエストで「さとうもかさんに担当して欲しい」という依頼があったことをお伝えいただき、引き継ぐような形で弊社でお請けました。

後に「ルビー」と名の付いたこの曲を、2022年12月にレコーディングしておりましたが、その直後の12月末に、ファンであり友人の女性・青木千菜美氏にデータごと渡してしまい、その方が更に家族など第3者に聴かせて拡散していたことが、1月末にわかりました。

この曲は、フジテレビ側から「ドラマの告知と本放送が始まるまでは絶対に、ドラマの情報はもちろん、曲のワンフレーズの鼻歌や弾き語りなどでも人前で演奏したり見せることはNG」と強く言われていた大切な曲でしたし、そのような注意があったことは、都度本人にも伝えていました。

また、本人がこれまでの事務所やレーベルなどといった旧所属先との様々なトラブルを抱えて未解決でいたため、その不満を丁寧にヒアリングし、契約については本人が納得できるものを作りたいと第一に考え、弁護士などのアドバイスも受けながら作成した契約書を2時間ほどかけて本人に1行1行説明し、12月に本人が納得した上で、一緒に作った契約書に捺印をしてもらいました。

ですので、まさかあれだけ丁寧に作った契約書の内容を1ヶ月足らずで破るとは信じられず、大変ショックでした。この事態にどう対応してよいか分からず、顧問弁護士にも相談の上、漏洩したさとうもか氏と、音源を受け取り拡散した女性の青木千菜美氏に、1月末にLINEで注意を致しました。

※ここから数日間の細かい描写については、「細かい話で長い」ということもあって、ここでは省き、初回の告発記事の末尾にある有料部分に掲載とさせて下さいますと幸いです。
よろしければぜひ、読んで応援していただければとても嬉しいです。
サポートもお待ちしています。どうか、よろしくお願い致します。

【さとうもか氏がワーナーに駆け込む】


1月末に注意をしてから数日、これまで毎日会って連絡を取り合っていたさとう氏とは、本人の引っ越しもあったため、数日、会わない日が続きました。
そして「クールダウンして、2月3日に気を取り直して今後の打ち合わせをしようか」、と話していた、2月3日の約束の時間の少し前のことでした。

内々に、2022年12月の時点でレーベル契約のオファーをして下さったワーナーミュージック・ジャパンにいる知人で、現在あいみょん、WANIMAなどのA&Rをされている吉井庸之さんから「いま、さとうもかが泣きながら一人でワーナーに来たよ。阿木さんと川副を呼び出したらしい」と電話を受け、そこから全てが暗転してしまいました。

曰く、「とにかくすごく泣いていてタクシーで抱えて帰ってもらったが、お前は一体何をしたのか」ということでした。「LINEのやり取りを見せられたけど、アーティストなんてあんなもんなんだから、ああいう注意はダメだから」というふうにお叱りを受け、謝罪するためのMTGを後日、2月5日にワーナーで開くことになりました(これは後日掲載の別のnote記事で詳細を書きます)。

そのMTGの内容は、正直思わしいものではありませんでした。しかし、自分の責任を果たそうと前々から請けていた仕事には私が立ち会いたい、と希望しました(というか、責任者がいないので私しか行けないという…)
しかし、MTGをした翌々日の2月7日、梅田クアトロのライブイベント出演で、さとう氏が出番の直前に行方不明になってしまいました。(数分押しで衣装にも着替えずの出演となりました)

【心臓発作〜柴田やすし氏の業務妨害へ至る経緯】


そして、出番の後、本人と激しい口論となってしまいました。

その日は、翌8日に自宅で撮影の仕事があった私だけ取り急ぎ、深夜バスで東京に帰ることになっておりました。

2022年9月に会社を作ってからここまで割と働き詰めだったことと、本人による音源の漏洩という信じられない出来事のショックが明けないまま、移籍できればすごくいいなと思っていたワーナーにも駆け込まれてしまい、考えていた未来がどんどん閉じていく悲しさや、さとう氏と初めて口論したことの辛さが一気に来てしまい、夜中の3時頃から、深夜バスの席の中で心因性の心臓発作を起こしてしまいました。
それ以来、ストレスを感知する副腎や自律神経に深刻なダメージが表出することで、働くことはおろか、立っていることができないぐらいの不調をきたしておりました。
現在も、全快には至っていません。

仕事の現場に出られなくなったと同時に、さとう氏から「現場に来るな」と言われ、私は拒否したのですが、無関係のワーナーの社員が現場に立つこともありました。
そのため弊社としても代理マネージャーとして、YUUIの顧問的にアドバイスを頂いていた、以前、キリンジのマネージャーをなさっていた際に知り合った、尊敬する先輩である合同会社ナチュラルファウンデーションの柴田やすし氏に、現場の立ち会いと3月4月のワンマンツアーのお手伝いをお願いすることにしました。しかし、徐々に柴田氏も彼女になびくようになり、依頼していた業務内容をお願いしたとおりに納品しなくなってしまいました。

こちらは、ナチュラルファウンデーション柴田やすし氏が、YUUIが依頼した業務
(さとうもかワンマンのリハーサルに、さとう氏の希望で私が出席するなというのは
同意するが、マネージメントの代理として柴田さんには、「一応弊社の企画なので、
動画でリハの流れを収録して共有して欲しいです」とお願いした)について
「リハーサルは僕の判断で映像では録りません、音声だけ渡します」と
言い出し、抗議したLINEのスクリーンショットです。
そしてこちらは、「動画を撮るかどうか明確に指示しているのに、従えないのはなぜですか?
そんな自己判断する人だとは思わなかったし、そういう信頼できない人物に仕事を
お願いしたつもりはないです、どうしてそのような判断をするのですか?」という
質問に対しての柴田さんの答えのスクリーンショットです。
呆れるというか、情けないと感じました。(しかも、現場の業務が
実際円滑になっていたか、共有してもらえていないのでわからないのです)
私は、柴田さんのことを長年知っていて、本当に本当に、心から尊敬していました。
非常に残念です。

おりしも、2023年はジャニーズや宝塚など、芸能音楽の世界で、権力構造に基づくいじめやハラスメントの問題が世に大きく知られる年になりました。
私はそれらのニュースに触れる度にやはりどこか自分に起きていることと重ね合わさずにはおれず、「子供の頃の自分のように、音楽を取り巻く世界に敬意と憧れを持つ人をこれ以上減らしたくない、むしろ増やしていかなければいけないのに。では、自分にできることは何だろう?」と考え、大変悩みましたが、これを機に、私もしっかりとしたステートメント、仕事の指針を出したいと思いました。
小さな決意ですが、今後これに共感していただける方と、良いお仕事をご一緒したいと思っています。


【さとう氏の「活動休止宣言」までの対応】

さとう氏はこれまでの所属先でも、同様に何か不満を持つ人物がいると、外部に助けを求め、その人物や対象を叩いて議論から逃げてやり直す、という行動を取っていたため、今回も「ワーナーが介在する限りは前進しないだろう」と感じていたので、あくまで2者(さとう氏と、私もしくは代理人弁護士)での対話を望んでいました。

ユニバーサルEMI時代にも2023年3月からの5箇所ほどのツアーを本人の意向で(私はやり遂げてから辞めるのかと思っていたので、寝耳に水でした)キャンセルし、私を味方につけてEMIを悪者にして、退社しました。ですので、私が昔のEMIで、柴田さんやワーナーが昔の私と言ったような立場で、ほぼ同じことが起きるに違いないと思いました。

そのため、まずは契約書のお約束(下記のスクリーンショット部分)に基づいた話し合いを何度も求めておりました。

本名や住所、印鑑部分は消してあります

しかし、それは叶いませんでした。
3月5日にはさとう氏が柴田氏立ち会いのもと行われたリハーサルを、直前でキャンセルしました。

そして、翌週13日には地元・岡山で「さとうもかバンド」のかねもとまさやという名前で活動している金本聖也氏を突如代理マネージャーに立て、前述の柴田やすし氏と共に、ライブやリハーサルのキャンセルを手引きしてしまいました。
それと同時に、さとう氏が代理人弁護士を立てて、弊社に解約を申し入れてきました。
こうして、さとう氏は2023年は2回もツアーを飛ばすことを決めました。ここまでが、"活動休止"までの経緯です。

さて、さとう氏は3月以来「体調不良」と称してワンマンライブと客演・ラジオの有料公開収録なども続々とキャンセルしていったわけですが、これに関してはかなり怪しいものがあると感じています。
次回は、「さとうもか氏の"体調不良"への疑義(証拠写真付き)」を掲載します。

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