きっかけは不純な動機でも

こんにちは、ゆのまると申します。

今日もあいにくの空模様。このところ、嫌な夢ばかり見てしまうのでどうにも寝覚めが悪いです。ぐっすり眠りたい……。


さて。ことオタク趣味に関して典型的な「熱しやすく冷めやすい」タイプな私。

およそ3ヶ月周期でハマっているアニメや遊んでいるゲームが変わるため、久々に会った友人には「今は何に夢中なの?」と聞かれることもよくあります。去年だけを振り返っても、アルセウス、カービィさん、東方、ブルアカ、ゼルダ、水星といろいろな界隈に足を突っ込んできました。

そもそも、アンテナの感度が高く流行り物に敏感なのは双子座の特徴でもあるとか。いろいろなものを"浅く広く"楽しめる浮気性ぶりは、自分の性格にも合っているなと感じます。

目下お熱なのは、なんとびっくり「機動戦士ガンダム」。まだほんの少し触れただけですが、他の作品も気になる、もっとMSの戦闘が見たい!と思う程度にはハマりつつあります。そういえば私、デカいロボの戦闘や重火器、男同士のプライドのぶつかり合い……とかね、好きだったのを思い出しました。


ところで、「次にどのオタクコンテンツを摂取しようか」という時に、私は「周りに詳しい人がいるか」というのを重視しがちです。つまり共通の話題になるか、ということですね。

というのも、私は根っからの話下手でして。

どんな間柄の人と話す時にも、(私が相手でなければもっと楽しいお喋りの時間になったのに……すみませんごめんなさい)とぐるぐる考えてしまうタイプです。そして別れて一人になると(もっとうまい返しができたのになぁ……)と反省会を開くところまでがセット。

「会話が盛り上がらない」という自分の問題を克服するためにアレコレ試した結果、対策の一つとして「相手に話してもらう」というのを見出したのでした。

多くの人は、自分の好きなことを語りたがる一面を持っています。他ならぬ私もそう。カービィさんの愛らしさやゼルダシリーズの面白さを語る時など、つい早口になってしまいますから。

会話のキャッチボールがうまくいかないなら、相手の得意なフィールドに移る。そしてそのための「共通の話題」です。……まぁそこで、より多くの人と会話が弾みそうな人気のドラマや国民的アニメは見ないあたり、どうしようもないひねくれものだなぁとも思うのですが。笑

それに何より、会話が盛り上がるというのもそうですが、人が好きなことを話している瞬間を見るのが、やっぱり私は好きなんですよね。自分自身に熱く語れるほど”狭く深く”傾倒しているものがないからこそ、そうした強い情熱を持つ人に憧れているのかもしれません。


自分が話下手であることを自覚した大学生の頃から、私は「周りに詳しい人がいる」コンテンツを特に選んで親しんできました。それはシュタゲだったこともあるし、サザンだった時もありました。

私にとって嬉しい誤算だったのは、「熱く語るオタクがいるコンテンツは、どれもみな面白い」ということです。当初は単なる話題作りのためだったのに、いつしか自分自身が夢中になっていたということが何度もありました。

アニメでも映画でも、これまでに作られてきた素晴らしい作品がごまんとあり、こうしている瞬間にも続々と生み出されています。それらをすべて見聞きするのは不可能で、取捨選択が生まれることは仕方ありません。

だからこそ、最初は「あの人と仲良くなりたい」といった不純な動機であっても、そのコンテンツに触れるきっかけになるなら何だっていいのだと思います。ただの「共通の話題」で終わるかもしれないし、そんなことは抜きにして自分にカチッとハマるものかもしれない。要はそれを「味わってみた」ことが大事なのですから。

世の中には、楽しいことがたくさんあります。今まで食わず嫌いしていたものでも、食べてみたら意外と美味しかった。そんな予期せぬ出会いもたくさんあるでしょう。

熱しやすく冷めやすくて、会話を盛り上げるのが下手――。自分の短所ともいえる要素を逆手にとって、これからもどんどん楽しいものと出会っていきたいですね。


明日出社したら、同僚さんとガンダムトークするぞ!

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