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EPO「DOWN TOWN」(1980)

元気印のポップス、EPOのデビューアルバム

GW明けの週は疲れますよね…。ようやく金曜日(笑)。元気の素となるような音楽を聴きたいものです。そんなときことこのアルバム!
山下達郎、村田和人、竹内まりやと来ればEPOさんしかいませんね。1979年、東京女子体育大に入学したその年に竹内まりやの「September」のコーラス・アレンジを手掛ける。そして本作で衝撃的にデビューを果たします。

エイティーズファンにとってはお馴染み、「オレたちひょうきん族」のテーマソングとなった①「Down Town」(もちろんシュガーベイブの代表曲ですね)を筆頭に、本作は元気になれるポップスが詰まっています。この「Down Town」以外は作詞作曲をEPO自身が手掛けております。
まずは軽快な「Down Town」で調子を取り戻して下さいませ。アップした「Down Town」の映像、バックはセンチメンタル・シティ・ロマンスが務めてます。もちろんドラムの野口明彦は元シュガー・ベイブのメンバーで、この曲を叩いておりましたね。

竹内まりやが歌いそうな可愛らしいアメリカンポップスの②「約束は雨の中」。

彼女自身の作品ですと④「日曜はベルが鳴る前に」なんかは彼女らしいポップスですね。アレンジは林哲司。

⑥「ポップ・ミュージック~DOWN TOWN」は自らの音楽の特徴を歌い上げると同時に①と対比させる意味で、ペトゥ・クラークの大ヒット曲「Down Town」をカバーするあたりは、洒落っ気たっぷりでいいですね~。

シャッフル系の小粋な曲もEPOの魅力ですが、そんな1曲が⑨「水平線追いかけて」。

私とEPOの出会いは実は「岡田有希子」なんです。彼女の1984年に発表されたデビューアルバム「シンデレラ」は本当によく聴きました。
このアルバム、作家陣が相当凄いし、名曲揃い。竹内まりややEPOの楽曲が歌われています。そのなかでも「彼はハリケーン」という楽曲が好きで、その顔ぶれが作詞作曲:EPO、編曲:清水信之でした。
この頃のEPOはRCA時代を総括する「Best Station JOEPO」を発表した頃でしょうか?
「彼はハリケーン」は清水氏のアレンジが冴えた1曲。その当時から4年前の本作でも清水氏のアレンジは冴えてますね。

ジャケットも愛らしい本作はEPOの堂々としたデビューアルバム。個人的にはRCA時代のEPOが大好きです。センスある楽曲、伸びやかな声、堂々とした歌いっぷり。心を明るくさせてくれます。


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