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生態系から見た僕たちの面白い世界


僕たちヒト科には人の他、現生生物にはオランウータン、チンパンジー、ゴリラなどが含まれる。

ゴリラは凶暴なイメージがあるが基本的に果実や昆虫などを食べている菜食メインの温和な生き物だ。(腹部が膨れているのは肥満ではなく消化器官のせいか)
現生人類の子供を保護して飼育員に手渡すという行動も動物園などで確認されているようだ。
これは自分の糞食までする事、剛健なゴリラもヒョウに襲われたりとオスがいない場合など警戒心が強いところなどクマ科のジャイアントパンダのように草食動物に向かっているように思われる。

またチンパンジーは現生人類とDNAが1ー4%の違いしかなく頭髪がはげ上がるなどヒト族にくくられている。
チンパンジーには人権を認めるなどの活動も盛んだ。
ただイノシシやサルまで補食して食べてしまったり大型肉食獣に対抗するために集団構成したり子殺しを行なったりと現生人類も呆れた行動をする。

オランウータンは果実食や植物食、小型ほ乳類の補食などをおこなうが基本的に単独行動が多いので人類の捕食対象になってしまったことから大部分を絶滅させてしまった。
ただしオランウータンにも人権を認めるという判決も出ている。
オランウータンは思春期などがあるようで5-10歳前後と現生人類とよく似ている。
ただオス同士は非常に気が荒く喧嘩を行ない殺し合いまで発展することもある様だ。

現生人類も今もネコ科の大型動物やクマ科の被捕食動物であることは変わらない。
ただ捕食動物を怖れてそれらを絶滅させるというのは今の時代に現生人類の最大の天敵であったオオカミの戦略的絶滅が正しかったか議論の対象になる。

またこれに今の陸上動物では少数派ながら捕食者(プレデター)としては未だに頂点に君臨しつづけるネコ科の大型動物、ヒト科にやや似ているクマ科の生存戦略、ペットを中心にほそぼそと生存するイヌ科、被捕食動物ながら大型で繁殖力がある為反映しているウシ科、ほぼ食肉などの家畜にされてしまったイノシシ科、現生人類の道具となったウマ科、マンモスなど大量絶滅しつくしたゾウ科、立派な角を持ちそれを落とすことから利用価値が高く親しみやすいトナカイなど各地で伝説になるシカ科など生態系のバランスを考えさせられる事は多い。

そして単純に捕食しているからといって鳥類、は虫類、魚類、昆虫類などの頭脳も早々には侮れない。

映画のもののけ姫でも見て考えて下さいませ。

生物という物に少し興味を持たれたでしょうか?

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