スペシャル版オクラホマ大学大公開2!!!

前回のnoteはいかがでしたか?
まだ見てない方がいましたら是非下のリンクをクリックし、先に読んで頂きたいです!

そして今日はその続きになります。
※このnoteは有本さんの情報提供を元に書いています。

2. なぜ大学スポーツがここまで盛り上がるのか。

その理由の一つとしてお金が関わっています。去年発表されたランキングでオクラホマ大学のスポーツ収入は約185億円でアメリカの大学全体の7位となっています。

収入源はチケット代、グッズ代、スポンサー、テレビ放映権、あとはOBやOGなどの多額の寄付金などがあります。例えば、ライバル校のテキサス大学と対戦するアメフトの試合は1番安い生徒のチケットで150ドルもします。その試合をするCotton Bowlという約92000人が入るスタジアムが埋まると想像してみてください。

私たちが使っている施設の多くはOB.OGからの寄付金で作られています。寄付をしてくれる多くのOBは大学を卒業しプロで活躍している選手です。その代わりとして作られた建物の名前はその人の名前がつきます。イベントや試合があるたびにそういった方は優先的に招待されVIP待遇されます。

こちらの各プロスポーツ協会のルールは大学と助け合うように作られていると思います。例えば、アメフトの選手はNFLのドラフトに参加する資格として、高校を出てから少なくとも3年経っていなければいけないというルールやNBAのドラフトも同様に高校を卒業してから1年はドラフトに参加できないというルールがあります。

どんなに上手い選手でもその期間はプロになれないので、多くの選手は大学に進学します。その際、大学はレベルの高い選手に出場してもらうことで、よりハイレベルな試合を見せることができると共にその選手目的の集客などを狙うこともできます。

逆にプロチームとしては獲得した選手は大学のバックが大きいので大学のファンなどがそのチームを応援するなどのメリットがあります。

アメリカの各大学、各部活の宣伝力はかなり凄いものなので、それも大きく影響し、自然と応援に来てくれるファンの方というのが増えています。

参考程度に過去に書いたnoteを載せます。

ちなみに、生徒と大学お互いのメリットになる話もあります!

大学を中退しプロになっても、いつでも帰ってきて途中でやめたところから勉強を再スタートし、卒業することができるということです。

確かに上手い選手が途中でやめてプロになるということは大学にとってはデメリットと捉えられがちですが、それ以前に日本はある程度の年になるとプロになれるシステムのスポーツが多いので多くの人はまず大学進学を考えていないと思います。

大学リーグを盛り上げる為には、システムの関係もありますが、高校球児や高校サッカーで有名な選手が大学リーグでプレーしたいと思える魅力が必要になってくると思います。

多くの選手は早くプロになりたいと思っているでしょう。ですが、いつ帰ってきても学士を取れるというシステムは、プロ引退後の第二のキャリアとしても幅が広がるのではないでしょうか。そのようなシステムがあれば、大学側も進学してもらえる可能性が増え、お互いのメリットになると思います。

3. 大学スポーツを盛り上げる為に学生ができること。

皆さんもご存知の通り、アメリカの大学の試合は多くの観客が入ります。その理由は多々ありますが、その一つとして選手達自身で行動を起こしていることも影響しています。ここでは経験者の有本さんに詳しく説明をしてもらいました。

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(有本さん)

私は大学で SAIL (Student-Athlete Innovative Leaders) という学生アスリート委員の一員として大学のPRやスポーツビジネスに関わっています。そこでは選手各自がどうすれば今以上にオクラホマ大学のスポーツを盛り上げられるか?などの議論をしています。

例えば、観客数を増やす為の戦略で、試合観戦に来てくれたお客さんの中から最初の100人にTシャツをプレゼントする企画や、選手との写真撮影やサイン会、そして一緒にスポーツに触れ合えるイベントなどの企画をします。

企画のターゲットを観客だけに当てるのではなく、私たち選手自身も楽しんでスポーツ界を盛り上げていくことを大切しています。

部活動対抗で行っているLife Skill Competitionというイベントは1年を通して、他のスポーツの試合の応援にいったり、学校や街のボランティアに参加するとポイントがもらえるというような仕組みになっています。

学校が終了する5月までに一番ポイントを獲得した部活が約20万円 (2000ドル) 受け取ることができ、そのお金をチーム内で相談し、部の用具に当てたり、交流会のお金に使うことができます。その賞与が目的で毎週違うスポーツを応援にいったりボランティアに参加する部活もないという事ありませんが、結果観客数が増えることはプラスとなるので良い事と捉えられます。

ただ私が四年間通して思ったのは、このイベントがあるからこそ学べる事が沢山あるということです。他のスポーツを観戦する事で刺激をもらったり、お互いを高め合いながら成長することができます。

また、ボランティアで闘病している子供達に会いに病院へ行き、一緒に触れ合う事で少しでも元気になってもらいたい!というつもりが逆に勇気をもらい、今置かれている環境や健康状態に対し、自分がどれだけ恵まれているかを改めて気づかされたりします。

ポイントが高ければ高いチームほどそういった経験をたくさんしているので、優勝するチームの多くは勝った賞金を病院やお金を必要としている施設に寄付する場合が多いです。

このようなことを学生自ら行なっていくことで、地域との交流を深める事ができ、より親近感が湧くことで大学を応援したいと思われるのではないでしょうか。

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このような活動を積極的に行っている有本さんは私たちの大学の Student-Athlete of the Month も受賞しています。その賞は、勉強とスポーツ両方のパフォーマンス、そして先ほど説明したSAILでの活動を通して毎月飛躍した選手、男女1名ずつが表彰されます。文武両道が重視されているアメリカの大学でこの賞をもらえたのはすごく嬉しかったと言っていました!

4. まとめ ~私たちが願うこと~

本当のUNIVASメリットとは何なのでしょうか。政府?大学?学生?今のままだと社会そのものに流されてしまいそうな気がします。

アメリカの大学スポーツやNCAA内でもお金を含む様々な問題などもありますが、ここまで大学スポーツが盛り上がるのはしっかりとした組織があるからだと思います。

UNIVASを作ることに対しても何かメリットがあるはずです。新しいことを立ち上げていくには時間というのもがかかります。誰もが今すぐに完璧を求めているわけではないと思います。何十年、何百年後に良い組織だ!と、日本中が感じる組織を作り上げることが大切で、

その第一歩として、現在関わる選手自身が自分たちの環境を作っていくこと。これが今できる大切なことになるのではないかなと私たちは思います。

そして私の身近にはこんなにも意識の高い先輩がいて、とても刺激的です。私も積極的に参加し色々な情報をゲットし、読んでくださる方に良い情報提供をしていけるように頑張りたいと思います! Yuuka

有本さんのInstagramも是非チェックしてみてください!

長くなりましたが、ご覧頂きありがとうございました。2回にわたり、オクラホマ大学を大公開してみました。もし、ご質問等ありましたら、SNSを通してご連絡ください。そしてこの記事シェアしてもいいなと思った場合は、是非ポチッといいねやRTを頂けると嬉しいです。

黒崎優香 6月12日生まれ。現在アメリカにサッカー留学。今しかできない経験を沢山させてもらっているのでそれを何か形として伝えていきたいと思いnoteを始めました。Twitter&Instagram:@yuuka_kurosaki Facebook:@yuukakurosaki1997




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コメント1件

日本では大学におけるスポーツはアマチュア扱いになるので、例えば箱根駅伝で外国籍選手を起用して優勝争いをすると、売名行為、と捉えられかねません。日本のスポーツ、特に野球はプロとアマには壁があり、学生には清廉潔白を求め過ぎている気がします。
その点、アメリカではビジネスと割り切っているし、大学と選手がある意味WIN WINの関係にあるように思いました。
今回はアメフトやバスケのようにアメリカ4大スポーツと大学の関わりが中心のnoteでしたが、水泳は?体操は?卓球は?と興味が湧いてきました。
私の娘はサッカーと水泳をしています。将来、どんな道に進むかは分かりませんが、黒崎選手の体験や思いを記したnoteは、親として知っておいてよい話題ばかりですね。
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