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お金の地図をもっているか

お金という曖昧なものを持つとき、人は基本的には「金額」で考える。
いくらある、という話だ。

でも、本当に考えるべきは、金額じゃない。
そのお金で「どこにいくのか」という話だ。

場所の事ではない。
栄養のあるご飯を食べることで、「健康」に行く。健康になって、もっと新しい事を始められるかもしれない。今より今の職場に行くのがつらくなくなるかもしれない。
そういう、どこにいくのか=目的があるかどうかという事だ。

お金自体に、目的はない。

そして、行く先もない。

まず自分が地図を持っているのかという事だ。

簡単なお金の地図の書き方をやってみよう。
手元にあるお金、たとえば今月使う分のお金を出してみる。それをどう分配するのかを、ノートか何かに書き出してみるのだ。
それは、あなたが「こうなりたい」人生の為にちゃんと使われているか?

もっとたくさんお金があればって思うだろうけど、その前に今持っている小さな額でさえちゃんと使えていないなら、大きな金があっても同じだ。
小さな金の時は、もっとここを足したいというところが強くわかるので非常にいい。より良い地図ができる。満たされていると、どこに何が必要かわからなくなったりする。

この作業だけで金をもらっているファイナンシャルプランナーという人たちもいるらしい。

お金の地図を持つのだ。
3000円をその地図でどう使うか、本を買うのか、知り合いに差し入れするのか、美味しいものを食べて明日への活力にするのか、どれが一番いい事なのかは、その地図を見るとわかる。

地図を持たずに金だけを持っても、うまく使う事はできない。
地図があれば金が少なくても、なんとか進むことはできる。


今ある金を全部意味のあるものに変換せよ。
どうせ小さな額の金なのだ、全部に意味を付けられるだろう。2億もあるとめんどくさいけど、20万円ならそれがどんな金かすぐにわかる。

それが最初の地図になる。


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つよく生きていきたい。