お金の話はするけど金融商品の話には興味がない
noteがまたコンテストを開催していて、お金がテーマになるということで
お金について、いろいろ考えるのが好きだし私にとって大きな課題なので、書こうと思えば書けるような気がするのだけれど、全然食指が動かないのです。
なぜかというと、結局、ここで求められているのは、「金融機関が売っている金融商品をセールスするアフィリエイトみたいな内容」が求められちゃってて。
わたし、そういうの、書けないんですよね。
金融機関の売っている商品=金融商品は、結局買う人からお金を巻き上げる手法の一つであって、儲かりますよ、なんていうのはあんまり信じられない言いぐさなわけです。
それに、節約とか得する方法とか、まあせこい事ばかりがPVを集める。
くそつまんねーなって、思うわけです。
節約は、ビジネスをする中ではすごく足を引っ張ることなんです。
コストを減らすんじゃなくて、コストをどこまでかけていくのかの方を真面目に考えていかなくちゃいけなくて、コストをかけるために不要なところを徹底的に削るのが目的なのだから、節約が目玉になったら死ぬ。
お金の事を、もっと、自分の血として、自分の肉として、皮膚として爪として感じられるようになる事。
それは愛を知る事、人を尊敬すること、他人からなじられた時に自分の尊厳を失わない事、そういうことととても似ている。
それなのに、誰かの金の為に生きるなんて。そんなことしないで。
自分の血と肉と、肌と髪と爪と、骨と筋と、変な水や油のようなものと…お金は同じようになる。愛とか情熱とか、安らぎや興奮や、魂にたどり着くことと、同じ道を通る。
目先の利益がどれほど魅惑的か、私にだってわかる。
でもそれにぶら下がっていく愚かさも、実感している。
私にとってお金は血で肉で、体温であり、資源でありガソリンであり、わたしを殺すかもしれないけどそれがあるから生きているし、誰かから得た圧倒的な肯定の証明であり、誰かに対する圧倒的な肯定の証明でもある。
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¥ 200
つよく生きていきたい。