選挙はめんどくさい

これと言って支持政党があるわけでない人間にとって、選挙とは大変めんどくさい仕事である。
仕事、というけれど、お金ももらえない。
いいと思って選んだ相手が、自分が思ったような仕事をしてくれるのかなんてわからないし、そうじゃない事のほうが多いっぽい。
とにかく、選択はどれも確信が持てず、自信が持てず、ただイライラするばかりで、支持政党のある一派が盛り上がっているのが少々ムカつく。
だとしても、とりあえずでも、選挙はいく。

という事で、期日前投票をしてきました。

日曜日まで待つのも嫌だし、混んでいるところに行くのもあれだし、土日しか休みがない人の邪魔をしに行くのもよくないなと思って。

そんな事を自分のFacebookとかで言っていたら、「いつも期日前投票しようと思って結局当日になって、すごく公開するので、今回は絶対期日前投票に行く!」と言ってきた人もいる。

期日前投票といっても、普通の投票と変わらないし、免許証とかを持っていれば家に届いた封筒を持って行かなくてもできる。
会場の人が詳しく教えてくれる。

まあ、どこに投票するかって、それなりに悩みますよ。
悪い話ばっかり聞こえてくるしね。
どれもこれも。
しょうがないから、消去法。
あるいは、多勢に利用されるよりは届かない候補者に投じて票を消すという方法かなと思ったり。
これが区議選とかなら、まだわかりやすい。
若い、女性、を優先に投票する。ただ、傀儡にされやすい立場だから、よく主張は見る。自分が女性だから女性の視線を生かしてという主張の人は、ダメ。女だからなんて言わなくてもわかるので、そうじゃない主張をして頂かないと。
でも、国会は難しいんだよねー。ほんとに。

とにかく、わからない。

どこに投票しても、納得のいく結果なんか出てこない。

ただ、私は多勢に流されて意志が消えるのなら、一票を投じて消したほうがいいと思うんだ。

それに、誰の主義主張に惑わされずに自分の意見を持って選ぶって難しすぎる。人間は社会的な生き物だから、人の意見はとても重要に感じるのは当たり前の事だから。

だから、迷う事も、悩むことも、当然だと思う。
だけど、そこから一歩を踏み出して、わからなくても票を投じるのは、重要なことだ。意味が実感できなくても、必要なんだと思う。

それは、アウトサイダーとして日本に住んでいるなら、余計。

わたしは普通や王道の生き方からは、ほんの少しだけ、はずれてしまっている。仕方ない、その生き方でしか生きられないのなら。

投票って、ほんと嫌だな。

自分が正しい生き方をしていないような気持ち、社会からはみ出している感覚を突き付けられる感じがするから。

でも、そう思いながらも、投票に行く。
イヤイヤながら、投票に行く。

政治家の皆さんは、だからちゃんとしてよ、と言ってやりたい気持ちもあるけれど、そうじゃなくて、わたしが一番言いたいのは、かろうじてでもなんとか社会に関わる方法は全員にあって、私は商売をするってやり方で貢献したいしそれが得意だけど、投票は苦手な方なんだ。苦手だけど、なんとか最低限やるから、それで、お互い、なんかもちつもたれつになるのなら、それでいこうじゃないか。
問題があるなら、っていうか、問題が起きるのが普通だから、そんな時には、お互いの苦手と得意をうまい事シェアして、なんとかしていこうや。
頼むわ。
という事だ。

ここから先は

0字

¥ 150

つよく生きていきたい。