お金を使うほど入ってくるように整備するのがビジネスかなって

疲れた。身体がいう事をきかない。
金の話をしよう。それが一番癒されるから。

お金を使えば使うほどお金が入ってくる、という話を聞いたことはないですか。世に出ているお金系スピリチュアル本などにもよく書いてあるし、お金持ちになるための本にもやっぱりよく書いてある。

あれは半分あたりで半分ハズレ。
なにせ、本は買って頂かねばならぬ。だからそのくらい金を払えよ、払わないと金は入ってこないぞ、くらいの事はいいます。

だが、金は使えばなくなるのだ。
これも大きな事実だ。ゆるぎない事実だ。

これは、お金の循環の端っこにいるせいだ。
人から給料をもらう、お金の最後のフェーズにいると、お金は使うとなくなる。
お金を使う事でお金を生み出すことができない場所だ。

お金を使う事でお金が生み出されることは、普通のことだ。
それがビジネスだ。
全然特別な事じゃない。
でも、お金の循環の内側に入らないといけない。

人からお給料をもらって、時間を切り売りするような働き方をしていると、お金の循環を実感する事はちょっと難しくなる。

お金の循環を実感するというのは、時間がかかる。
すぐに返ってくるお金ばかりじゃないからだ。

お金の循環は、いろんな要因から作り出される。
そこを考えずに、ただビットコインだとか、FXとかの、レバレッジ(てこの原理)で金を稼ごうというのは、ちょっと難しい。レバレッジ系は循環系よりステップが少ないから楽に思えるけど、難易度は高いと思う。基本綱渡り、永遠に右肩上がりをし続けるゲームをやり遂げる覚悟がないと一気にマイナスに転ぶことも珍しくはない。

お金を得るには、給料としてお金の循環の最後にポジションを取るか、お金の循環を作ってお金を使えば返ってくる仕組みを動かすか、レバレッジ系でばくちを打つか。

ばくちを打つのは簡単だが勝てる人はそこまで多くないし、簡単に金が入るという射幸心も起こしやすいので手数料がっつり巻き上げる金融商品がたくさんある。欲の皮のせいで損をする可能性が一番高いのはこのレバレッジ系だと思う。

王道はやはりお金の循環を作る事だ。
安く仕入れて高く売る、というやつだ。

それをしないと、最初の「お金を使えばお金が入ってくる」という事にはならない。

丁寧に働けばお給料がもらえる、という善意の仕組みでこの世は動いていると思っていたけれど、そんな事は全然なくなっている。
働いても働いても金にならない。それでも真面目に働かないと社会に居場所を失う。こういう状況じゃ、今すぐお金が手に入るというレバレッジ系の詐欺が横行しても不思議じゃないし、願えば叶うスピリチュアルコンテンツに縋りつく人が大量に出てくるのも仕方ないと思う。

使えば入ってくるのは、お金の循環の真ん中に入っていないとダメだ。お金の循環の端っこにいるのでは、使ったらそれで終わりだ。
つまり、消費者でいるうちは、使ったお金は使っただけ消えていく。

お給料をもらう消費者という立場にいるうちは、使う事で増えるお金などないのだ。

だから、消費者という立場の人は、とりあえず無駄な出費を抑えるのが一番効率がいい。
でもそれはある程度お金をもらえている人だけで、そうじゃない人は余計ジリ貧になる。金を出そうとしなくなり、貯金なんてたいしたことできず、いざお金ができても無意味な安いちっちゃいアクセサリーを20万で買ってしまう。最も金を生み出せないパターン。
(金がない人が金を使うのに一番良いものは、モノづくりをしている人はその道具=カメラとかPCとか。それか、実際に行動を底上げしてくれる道具、=靴やどこに行っても恥ずかしくない服、カバンなど。ガツッと外見を変える美容室。そして王道だけど、勉強。人に出会えるイベントなどのような場所に行く)

消費者が消費だけをしていれば世の中がうまく回るのは、旧時代のシステムだ。今は、消費者が頑張っても給料は上がらない。
でも簡単にお金の循環の中心に入る仕組みは教えてくれない。
勉強して就職活動をいかにうまくこなしてほどほどによいお金の循環の端っこにポジション取りできるかどうかという事しか、手段がない。

だから、手作り作家になってミンネやクリーマで売ったり、メルカリでモノを売る練習をするというのは悪い事じゃないと思う。
思うけど、あそこは本当に手数料で荒稼ぎしているので、売れれば売れるほどあなたの才能で得られるお金をかすめ取られているのだから、本当はそういうところから抜け出して一本立ちするのが理想ではある。

ほどほどの給料、ほどほどの生活でいい、という気持ちはとてもよくわかるが、ここにあるような問題も引き起こす。
年金をもらいながらほとんど利益の出ない高品質のサービスを提供することで、ある意味消費者から愛されはするが結果として次世代は継続することができない。

手作り作家も、資材メーカーを儲からせて終わりだ。

それでも、お金の循環の端っこから、中心に入っていかないといけない。

誰かから金をもらおうとする消費者精神を、サクッと捨てねばならない。
そして金のやり取りは徹底的にドライにする。お給料をもらう生活なら、お給料分の仕事しかしないで正解だ。
といっても、周りが残業していると帰れない小心者には難しいだろう。
金をもらう以外にどうやって生きていけと言うんだ!と反論したいくらいにほかの道が見いだせない人も多いと思う。
30代以上、40代~50代の人がそうなりやすいし、そういう人たちが一生懸命子育てしているから、そういう人の子供にはやっぱりどこかで「ちゃんと就職してほしい」って思っているかもしれない。
それで自分はFXやブログで副業とか言っているかもしれないなーと思う。
そして、自分だけは安く買えないかと、メルカリやAmazonでちょっとでも安いものを血眼で探し回っている人。

そういう、お金の循環の端っこにいる消費者でしかない人が、一番お金に困り、苦しみ、世の中をさらに窮地に追い込む。
この世をきゅうきゅうとさせているのは、一部の大金持ちではなくて、金のない貧乏人の方だ。

そういう事がわかるようになってきたのも、ビジネスを始めたからだと思う。

年商1000万円では、本当にちんまりしたものですが。
それでもただ給料をもらうのとは全然違うものが見える。

お金の循環の端っこのポジション取りを必死になるよりは、お金の循環の中心に入っていく事。そっちをもっと大切にしないと。


お金の循環の中心に入る方法は様々だけど、とにかく自分がいまどこにいるのかを分かっていないといけない。

かなりたくさんの人が、お金の循環の端っこの場所取り争いで消耗している。そこで頑張らずに、お金の循環の中心に行く事を頑張らないと。

お金の循環の中心に入れたら、お金を使えば使うほど帰ってきます。
でも、それもちゃんと使わないとダメだから、中心に入ったからといって簡単にモノが進むわけでもないかなって思います。


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