エクストリーム起業式時間管理と計画その5

世の中の時間の単位に従う必要はない(カレンダーを書き換えろ)

時計は時間と同じではない、という話を書きました。時計の時間の速さとあなたが感じる時間の早さは同じではない、という話です。

エクストリーム起業では完全にマイペースで進めていかないとほころびがでてきます。何かを犠牲にしたり(一番最初に犠牲になるのは自分で、その次が家族や恋人、ついで仕事あたりへとでてきます。順番が違う人もいます)、計画が縮んでしまったりします。

「誰が一週間は7日と決めたのか」「なぜみんな一週間は7日だとして動いているのか」ということに疑問を持ったことはありませんか?

本来、暦というのは天文学的な意味のほかに、政治的な統率力を持たせる意味も大いにありました。社会のルールのひとつが、この暦、つまりカレンダーなのです。
そういう視点で見ると、仕事や社会と関わる時以外のカレンダーまで世の中のカレンダーにあわせる必要はないはずです。

平均的に見ると、土日が休みで週5日働いているケースが多いですが、土日は休めず平日がお休みの人もたくさんいます。だけどカレンダーは月曜始まりか日曜始まりのレイアウトです。木曜日から始まって、火曜と水曜日が休み(週末扱い)のサイクルで動いている人も月曜始まりのカレンダーを使っています。

一日の時間も24時間といわれますが、「いや、私は二日続きの休みのときは夜の部と昼の部という構成で、2日を4部に分けて考える!」と時間の区分けの設定も自分勝手に変えてしまっても、誰にも迷惑をかけることもないはずです!(自分以外の人に強要したら迷惑ですけどね)

ということで、私の場合は「新月から満月の前日までの約2週間」「満月から新月の前日までの約二週間」というサイクルのスケジュールカレンダーを手書きで作って、そこに予定を書いていました。
これだと土日仕事で平日休みな受付の仕事と、自分のビジネスの予定を程よいスパンで見ることができて、焦りが減りました。

別に上司がいて従わなくてはいけないこともないのだし、曜日に影響を受ける仕事でもないし、取引先と「月末処理は週末にかかるので繰り上げて行うため締め切りが早くなります」みたいな会話をするわけでもないので、月の満ち欠けに則ってみようかなと適当に考えて決めました。
新月と満月でそれぞれ一度その二週間の見直しと次の二週間の活動について考える時間を意識的に取ることが出来たし、ゲンを担ぐというか、なんとなくメンタル面でも気楽になれたというか、とてもよかったのです。

ここで大事なのは、月の満ち欠けや旧暦のリズムがいいぞーということではなくて、今の世の中のカレンダーの通りに動く必要はまったくない!ということです。

大昔にどこかの国の王様が決めた「一週間は7日!」というルールを近代日本政府が採用したからといって、別にあなたがそれに従う必要はないんです。ただ社会の動きが「7日で一週間ってことでよろしくお願いします」となっているので、社会に接する部分だけそのことをわかってそれに沿って動けばいいだけ。

時計の時間と「あなたの時間」の流れる速さが違うように、一日の割り振りや一週間という感覚も「あなた時間」の延長で考えていったほうが、うまいことやれます。

たとえば、

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