地域活性化は「伝える」と「上げる」で成り立ってると思う
「地域活性化」や「地方創生」と一口で言っても本当に様々あるけれど、私は地域活性化を担う人たちは大きく二種類いると思っている。
一つめが、地域の魅力を「伝える」人たちで
二つめは、地域の魅力を「上げる」人たち。
①地域の魅力を「伝える」人たち
地域に今ある魅力を、ありのまま「伝える」人たちのこと。
メディアや商社、ECサイトや広告などがそれにあたる。
「素材」を売る側の人で、
例えるなら新鮮な野菜を売る八百屋さん。
②地域の魅力を「上げる」
地域や地域にある魅力に手を加えて、更に魅力を「上げる」人たちのこと。
商品開発やインフラ整備、コンサルや人材サービスなどがそれにあたる。
「素材」に手を加える側の人で、
例えるなら美味しい料理を作るレストラン。
ただややこしいのは、例えばECサイトや広告でも「伝える」方ではなく、「上げる」方へとシフトしていること。
EC大手の楽天は、創業当初から出店者への提案やサポートをしているし
広告大手の電通や博報堂だって、地域の課題解決を手がけたりしている。(むしろ広告はもう、こちらに分類してもいいかもしれない)
忘れちゃいけないのは、どちらかの人たちだけでは地域活性化はできないということ。
それぞれに役割があり、必要不可欠である。
この視点を忘れ全てを自分で背負っている気持ちになるのは危険だと思う。
横暴になって地域を支配したり、無力感に疲弊する。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?